老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

わらぶきの屋根


 春雨や藁ぶき屋根に澄ます耳



子供の頃、藁ぶきの家に住んでいました。
夏は床下も風通しが良くて涼しかったです。
春に、雀のヒナが軒下に毎年のように落ちていました。雀には、巣を作りやすかったのでしょうね。まだ幼い僕は育て方を知らないままに、お菓子か何かの四角い空き缶に柔らかい端切れを敷いて入れて何か忘れたけど子どもながらに考えてご飯を与えてみてたのでしょう。手のひらにヒナの温みがまだ残ってるようです。
この歌を聴くと昔が偲ばれます。仏壇に毎朝、仏飯を供えて手を合わせてた、ばあちゃん……。




わらぶきの屋根(cover)~My old cottage home


高石ともや&ナターシャセブンの歌を多くカバーしてる人です。とても上手です。