老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

前向きに一歩あゆめば梅ふふむ


 道端に猫ねころがる春隣


わけもなくときめき生まる梅ふふむ


籠り居る僧の修行や梅ふふむ


お坊さんは大変な修行をする。
一日中けわしい山の中を歩いたり。
雨をよけれる岩の下でお経を読み続けたり。
前に、そんな厳しい修行の一つに、昔のことを思い出すという修行の仕方をテレビで見た。それは、漠然とした昔ではなくて、例えば、16年前の3月8日に何をしていたかを思い出すというものだ。壁だったか衝立だったか、独り、部屋の中でそれに向かって座って思い出そうとする。1日中でも。
そして他に、仏様を目の前に見る修行もあるそうだ。
何日も部屋に籠って、立ち上がっては拝んで座っては拝む。それを延々と繰り返す。仏様を見ることが出来るまで。食事は、部屋の前に置かれたのを頂き、誰とも会わずに何日も何日も。
そうして、「仏様を見ることが出来た。」と報告するとそれが本当か嘘かを何人かの高層が話を聞く。嘘か、本当に見たか、わかるそうだ。嘘だったらやり直しとなる。テレビで見た坊さんは、目の前に仏様を見ることが出来たそうだ。幻想などではなく、本当の仏様を。


 今日もけっこう寒い一日でした。
でも、もうすぐ寒も明けます♪