老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

春近し猫のピンクの肉球よ


いそいそと猫の夜歩き春近し


 昨日、もうすっかり暗くなった買い物の帰り道、たぶんよく見かける近所の猫だったと思う。「こんな遅くからどこへ行くの?」という気持ちで「ニャン」と声をかけてみたけど耳も貸さずに暗がりの中、裏道へと消えて行った。
まあ、猫は夜に出歩くものだけど。我が家の猫もそうだった。
もうすぐ猫の恋の季節だ。


 どかどかとまたも値上げの二月来る


今朝のニュースで見たけど、今月だけで飲み物、食料品が5千品目も値上がりするそうだ。さっそく今日から麺類やら上がったスーパーを映していた。


 スーパーの値上げ加速の二月かな


春近し観光客の日ごと増え

 寒波がやっと去ってくれたのかな?今日は12,3度あるようで、この先しばらくはそう低い気温はなさそうだ。
戻る途中の体調には嬉しい。油断は出来ないけど買い物にも行けるようになった。
 今朝、「聴き逃しラジオ」で、服部良一の特集を聴いた。
小4でもう作曲していたというから驚く。
ジャズに詳しくないから、ブギもブルースもジャズなんだということを初めて知った。ブルースにはいろいろあって日本でのブルースはまた独特らしい。演歌とも結びついた。
ああ、あの曲が服部良一の作曲だったのかと思ったのが、淡谷のり子の「別れのブルース」歌手は忘れたけど「銀座カンカン娘」そして「蘇州夜曲」「買い物ブギ」など。
若い時、ジャズの盛んな上海に住んで学んだそうだ。
やがて次々と作曲して人気となり、戦時中にもかかわらず中国の作曲家たちが会いに訪れたそうだ。


 歩けるようになったことが今は一番の喜びだ。
まだ僅かだけど少しずつ距離を伸ばして行けるように思う。