老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

恥ずかしく外せなくなり春マスク

ぐんぐんと気分上向き木の芽時
「ぐんぐん」はちょっと大げさですが、少しずつ僅かながら体調は戻りつつあります。足の痺れに不安がないと言えばウソだけど。くよくよしたってしょうがない。


青梗菜ほんのりとろみスープかな
青梗菜ラーメンにでも和食にも
洗いつつ井戸端会議青梗菜
人柄の包み隠さず青梗菜
 今朝、ストーブの上に鍋をかけて雑煮を作って食べました。
チンゲン菜って、こんな漢字なんですね!
冬の季語ですが詠んでみました。とろみがちょっと出て好きな野菜です。ラーメンによく入れます。


浅春や昔読みたる文庫本
 88篇からなる随筆集です。
美に対する言葉がとても繊細で、今も女性にフアンが多いと思います。もう40年ほど前に読んだので忘れています。読み返してみようと思って。講談社文庫で当時280円でした。


 タイトルに詠んだ句は、ニュースを見ていて。
中学三年生が、コロナでずっと三年間マスクをしての学校生活だったから、外すのは恥ずかしいと言っていました。
「マスク」は冬の季語です。「春マスク」なんて無いかもしれませんが、あえて。
 春来れどマスク外せなくなりけり