老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

俳句「冬いちご」と、とりとめのない話。


 今日の、とりとめのない話は、中島みゆきです。
「時代」は早くから知っていたけど、中島みゆきの歌に夢中になったのは、かなり後、30歳過ぎた頃だったでしょうか。
当時、町にレンタルレコード屋がありました。LPが一日200円くらいだったでしょうか。
他の歌手のレコードもよく借りていました。家でカセットテープに録音して返すのです。
当日返却だと100円だったかもしれません。
また、NHKFMで中島みゆき特集があると録音してました。中島みゆきのDJの番組もありましたね。歌と、おしゃべりのギャップに初めは驚きましたが。(^O^)/
その頃、天沢退二郎という詩人で宮沢賢治の研究者で、フランス文学の翻訳などしてる大学の教授が「中島みゆきを求めて」という本を出されました。詩集は読んだことはないけど、これは買って読みました。手元にもう無いけど、主な覚えてる内容は、とにかく中島みゆきにゾッコンな記事で、中島みゆきがいろんな歌手に提供した歌についてです。
中島みゆきの歌を歌うレベルが全くなってない下手くそだと言わんばかりの内容でした。桜田淳子、研ナオコ、そのほか名前は思い出せないけど、みんな、けちょんけちょんにけなしていました。それだけ中島みゆきに惚れていたのですね。
でも、ちあきなおみのことは一行も書かれていなかったのです。歌のタイトルは思い出せないけど僕も好きな曲です。天沢退二郎さんが聴いてなかったとは考えられません。歌ってる歌手をしらみつぶしに探してたのだから。
(*´σー`)僕が思うに、ちあきなおみのあまりに上手なのに打ちのめされたのでしょう。
もしも、ちあきなおみがアルバムでカバー集を出してたなら今も売れ続けてるでしょう。
今、80代後半でしょうか。長生きしてください。天沢退二郎さん。