ぐるるぐなるなおなか なおなるなぐるるぐ おかん かお たかキャベツまつべやきかた たーこやきすきや こーた さいしょはラジオやきやおじらはよしいさ かかるで で いそいででるかか おきや こたち たこやき お うち あちあちあちあち う ぼん マンボ みなふふふ あふあふふふ な み ふうふうお... 続きをみる
2021年9月のブログ記事
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ちかづかないでね ちかづかないでね のら猫さんは いま 日なたぼっこしているの こんにちはは あとでね しばらく そっとしてあげてね お日さまも そっと なでているでしょ のら猫さんの ぽかぽか 日なたぼっこ 声かけないでね 声かけないでね のら猫さんは いま 日なたぼっこしているの あいさつは ... 続きをみる
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恋が生まれる瞬間は 誰も予測できない それは 突然 突き刺さる 恋の矢が 胸に
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京友禅は分業になっていて、10ほどに分かれた、それぞれ専門の仕事があります。 弟子になって初めの頃は、その工程を知るためもあって、「外回り」の仕事をします。 色挿しを終えた反物は、まず、挿した色を定着させるために蒸気で蒸します。その専門の「蒸し屋」さんがあります。個人の、蒸しだけで生計を立ててる家... 続きをみる
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あんぱんは粒あんも好きだが くるみあんぱんをよく買う 普通のスーパーだと98円だけど 安売りのサンデェだと65円 もっと安い日もある このくるみあんぱんに ナッツをプラスして食べる 無塩のカシューナッツとクルミを 上手にフタを開けるように 手で横から半分にする そして開けた中に敷き詰める アーモン... 続きをみる
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知らないうちに なぜか足にガムテープが付いていた 千切った形のガムテープが いつの間に どこで付いたのか それは 散歩に出ていて 野を歩いて帰って来て気づく ズボンや靴の紐に付いてる草の実などに 気づいた時の驚きに似ている 中でも厄介なのが 盗っ人萩と言う名の 草萩の種だ これは 一度付くと容易に... 続きをみる
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キンモクセイが かおるころ 田舎の おばあちゃんが 訪ねて来ます 実った くだもの 両手にいっぱい下げて… 坂道のぼり 訪ねて来ます キンモクセイが かおるころ ことしも おばあちゃんが 訪ねて来ます やっと やっと 秋らしくなってきたねと… 坂道おりて お迎えします 待ち遠しい 待ち遠しい キン... 続きをみる
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くろいふくの ながいぎょうれつ とびこえて もんしろちょうちょが きてくれたよ ふわりと おばあちゃんが いつもだいじに そだててた はちうえに はねをとじて とまったよ おぶつだんに はねをあわせて おがむように もんしろちょうちょは じっとしていた それから おばあちゃんに なんどもなんども ... 続きをみる
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朝顔 朝の 放送局
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あく すくっても すくっても またすぐ わいてくる わたしの わるいかんがえのように すこし のこしておこうかしらん シジミ ぐらぐらと 煮詰められても 黒い殻を 閉じたまま 開こうとしないやつ なんだか悲しくて いとしくなる 自分の 心の奥にも ひとつふたつ いるから
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銀河テレビ小説「黄色い涙」を見ることだけが楽しみだった。 若者四人の出演者は、下條アトムと森本レオしか覚えていない。 岸部シローも出てたようだが、思い出せない。 終ればもう10時で、自分の部屋に戻って寝るしかなかった。 起きていても、息の詰まりそうなこの部屋が憂鬱でならなかった。 仕事は朝9時から... 続きをみる
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大きなフライパンいっぱいに 三人前ほど作ってしまった ゴマ油をひき ニンニクのみじん切りを炒め 材料を炒めて ご飯を入れて炒め カレー粉と中華だし それと 薄口醬油で味を整えた ピーマンとニンジンを ふんだんに おしげもなく 贅沢に使ったカレーチャーハン さらに贅沢な トッピング 輝く ミートボ... 続きをみる
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朝露からもらった青い二枚の翅
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夏野菜カレー 夏野菜カレー 夏野菜カレーは あまくちよ トッピング トッピング レトルトカレーに トッピング ひとくちサイズに切った かぼちゃと なすび コロコロ ゴロゴロ ヒタヒタ ピタピタ フライパンで焼いた 夏野菜カレー 夏野菜カレー あまくちの 夏野菜カレー
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切ない秋の朝は 小倉トースト てんこ盛り バターがなかったから チーズトーストにして その上に スプーン3杯 優雅に載せた 古人の微笑みにも似た たっぷりの 小倉あんこ すました こし餡よりも 粒粒のやさしい耀き 小倉あんこ 思わず口を注いで出て来る あんこ椿は恋の花 三日遅れの便りでもいい 僕... 続きをみる
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永島慎二の漫画に出て来る「ぽえむ」と同じ名前の喫茶店 たぶん マスターも永島慎二のフアンだったのだと思う カウンター席の後ろにあった本棚に 永島慎二の漫画が連載されてたガロかCOMがあったから それに 僕の格好に驚いた顔をしたことがあるから それは僕がある秋の日 永島慎二の格好を真似て店に行ったの... 続きをみる
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早起きしたけれど なんだかスッキリしない 「コーヒー一杯で甘いんじゃニャーのか そのポンコツおつむではニャー」 その声は タンポポ 夢に出て来てくれた猫が 猫の星へ帰って行く 「また来るニャー」 スミレも一緒に出て来る時もある 別々に外へ出かけたのに 一緒に帰って来ることが度々あったそのままに 少... 続きをみる
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18のとき 会社の帰り道に見つけた喫茶店 まだオープンして間もない「ぽえむ」 何といっても名前に惹かれた それは 永島慎二の漫画に出て来る 阿佐ヶ谷にある喫茶店「ぽえむ」と書体も同じ ひらがなの「ぽえむ」であったから 細い階段を上がった二階にあった ドアを開けたすぐのところにカウンター席 奥に ... 続きをみる
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22歳だったろうか。 もう47年前になるのだなあと思う。 千本丸太町を少し上がった所にあった下宿屋。 会社の先生(友禅の師匠。現代では先生と呼ぶ)が借りてくれた。 1階は年寄りの大家夫婦が住んでいた。 その2階を貸していて、4部屋か5部屋あった。 階段を上がったすぐのところにある道路沿いの部屋だけ... 続きをみる
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ピザ用のチーズがカビていた まだ袋に三分の一ほど残していて もったいないので食べた カビてる部分を取り除いて ロールパンにはさんで強めに焼いた チーズのカビは熱に強いようだ よく見て取り除いたけど 見忘れがあったらいけないので 今のところ大丈夫のようだ お腹は何ともない お徳用と書かれた大袋を買っ... 続きをみる
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木造の 二階にあった喫茶店 トリコロールは 階段を上がって ドアを開けたすぐ右にあった二人掛け テーブル一つのスペースが 僕のお気に入りであった 椅子の後ろにステレオが置かれていた 昔の 大きな木目調のステレオだ カウンター席は 入って前に進んだ左に 5席か6席くらいあったと思う ドアを開けて 右... 続きをみる
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17歳で働き始めたけれど 半年後には サボることを覚えた 汽車かバスで通っていて 会社の始業時間は8時30分 そんな早い時間に サボる場所はと言えば 城址公園か 喫茶店だった 会社の人に見つかりにくいのは バスで通うことだとわかった 一度バッタリと街中で 先輩たちと出くわしたことがある 仕事先へ向... 続きをみる
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ドライカレーは 秋の香り 初めて食べた 喫茶店の 想い出の香り 二十歳前 十九の時だった 王子の アパートへ帰る途中 仕事帰りに ときどき寄った喫茶店 坂道を少し上った 道路脇にあった 街路樹に植えられていた木は 初めて知った名 マロニエ 店の名前も「マロニエ」だった でも 実際に マロニエの花を... 続きをみる
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曇り空の下 路に猫が 寝そべっていた 風もあって 気持ちいいのか ずっと寝そべっていた 哀しい目をして 人家の近くに無い 交差する広い道路の すぐ傍の 公園の入り口で 待ち続けているのか 飼い主だった人の 車の停まる音を待って まだ身体の白がきれいな のら猫が 寝そべっていた 哀しい目をして
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銭湯でいつも出会う がんこじいさん 湯船で石か岩みたいに じっとしていて ドキドキ ぼくらが 入ろうとすると 「こら ぼうず かかり湯をして入らんか!」 ぼくらは すごすご しょんぼりと シャワーを浴びた 銭湯でいつも出会う がんこじいさん 真っ赤な顔で長い間 つかっていて スイスイ ぼくらが う... 続きをみる