老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶の人気ブログ記事

  • 寒戻る床に入り来る猫の鼻

     猫のひげ立派に見えて冴返る  寒戻り一気にすするうどんかな  寒戻りピリリときめき感じけり  寒戻り喉に焼芋つまりけり  冴返るコーヒーの香の尖りけり  寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷川櫂 音なしに春こそ来た... 続きをみる

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  • 俳句「春眠」

     誘はるる猫の眠りや春眠し  丸まりて猫のごとし春の眠り  春の眠り入口の輪やドーナツ 歳時記に、春の季語「春眠」は「唐詩選」中の孟浩然の詩「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く」に由来するとありました。 傍題には、春酔、春の眠り、春眠しがあります。  春酔の起きてゐるのか寝てるのか いつもこんなんです... 続きをみる

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  • じゃがいもじゃがじゃが

    スマートなぼくじゃが じゃがいもじゃが じゃが でっかいおれがじゃ じゃがいもじゃが じゃがじゃが まあるいわしがじゃ じゃがいもじゃが じゃがじゃがじゃが いろぐろせっしゃが じゃがいもじゃが そんなのいやじゃが いろじろうちが じゃがいもじゃが そうじゃろうがじゃ おくめのわいがじゃ じゃがい... 続きをみる

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  • 俳句「みかんの花」

     みんな蜜柑の花なりし幼き日  真っ白にあしたを嗅ぐや花蜜柑  遠ざかる外国船や花みかん  初恋は老いゆくほどに花蜜柑 今、みかんの花が咲いていますね。清々しい良い香りです。 今日は昨日までと違って曇りです。気温も18度くらい。今週はずっと曇りと雨マークが並んでいて晴れマークがありません。🤣こん... 続きをみる

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  • 俳句「花筏」

     乗り継ぎの列車の旅や花筏 遠き日の記憶たどりて花筏 人間の記憶は、3,4歳まで覚えてるそうです。 僕も微かにぼんやりとその頃までです。 三島由紀夫は2歳の記憶があると本で読んだことがあります。やはり、凡人とは頭が違うのでしょう。 はっきり思い出せるのは幼稚園児の頃です。友だちや先生のことも思い出... 続きをみる

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  • 虫たちのカラオケ大会

    虫たちの マイクにょきにょき つくしんぼ

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  • 春を待つ店に無傷の輪島塗

      待春や店に並べる輪島塗  昨日、ニュースで東京の何屋さんだったか、棚に輪島塗を並べてるのを見て。  立ち食ひの暖簾くぐれば春隣  春近し立ち食ひそばの搔き揚げよ  昨夜は8時間ほど寝て5、6時間は眠れたかな? 1,2時間おきにトイレに起きて、すぐ寝つける時もあるけど。なかなか寝つけない時は夜中... 続きをみる

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  • 一月場所きれいどころの溜席

     朝食は八等分の冬りんご  星めぐりのうた聴きつつ冬林檎  宮沢賢治作詩作曲の「星めぐりの歌」です♪ いろんなバージョンがユーチューブにたくさんアップされていますね。全部はとても見きれません。 震災から1年後賢治のふるさとで「星めぐりの歌」大合唱  りんごが甘くて美味しいですね。 「賢治りんご」は... 続きをみる

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  • コーヒーの俳句

    コーヒーに秋の香りを嗅ぎにけり コーヒーをレトロ喫茶で秋の昼 秋の暮コーヒーの香に寄り道す  若い頃は、会社の帰りに喫茶店に必ずと言っていいほど寄ってました。初めて見かける喫茶店の看板を見つけると、もうワクワクして来たものです。 まだコーヒーに角砂糖を3つは入れて、ミルクも入れていましたね。ブラッ... 続きをみる

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  • 俳句「春夕焼」

     春夕焼ローカル線のシルエット  春夕焼ワクチン接種帰り道  春夕焼したる寄り道よき匂ひ  老いてゆくことの愛しき春夕焼 ワクチン接種3回目を受けました。 「チクッとしますよ」と言ったけど、全くわかりませんでした。それに、早かったです。上手な看護婦さんでした。 今のところ体の変調はありません。 そ... 続きをみる

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  • スミレ

    スミレ一本 失くした 胸の  鍵よ

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  • 喉に物ひっかかりたる春隣

      寒鰤やちょいと肴で握り寿司  刺身で握り寿司を作ってみました(^^♪ サーモンは秋の季語のようです。イカは、イカだけでは季語にはならないようです。「イカ釣り船」とか、合わせて季語になるようです。  気管によく物が引っかかります。水やお茶でも。(;^ω^) 何度も咳き込んでどうにか治まります。こ... 続きをみる

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  • カピバラは長風呂をして春を待つ

     写真はフリー写真からですが。先日、ニュースで伊豆シャボテン動物公園のカピバラたちが気持ちよさそうに湯に浸かっていたのを見て♪ 鼻の下が長くて、のほほんとした顔のカピバラって、癒されますね。春になったら、久しぶりに動物園に行ってみたいです(^^♪ 待春を振る振る鍋や町中華  昭和レトロブームの影響... 続きをみる

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  • ブラッシングせし犬のつや春隣

    春を待つ犬の毛並みの艶々と  先日、こんな夢を見ました。 何故かアメリカに居てバイトをしているのです。 そのバイトの内容が実に変っていました。 老犬の思い出にと、私と老犬とツーショットの写真を、老犬の主人が写すわけです。夫婦であったり独り身であったりしますが何れも年配者や老人です。 ここまでだと、... 続きをみる

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  • 春を待つちぐはぐのままの靴下

      不思議なる絵本の夢や春隣  3,4日前に不思議な絵本の夢を見ました。 それはどこかのローカル電車に乗っていた時のことです。 向いの座席に、お爺さんと4,5歳の孫らしき男の子が座りました。 男の子は、買ってもらったばかりのような、まだ包装紙に包まれた四角い大きな硬い本らしきものを膝に乗せて両腕で... 続きをみる

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  • 春待つやダブルクリームコロネパン

     ナッツをたくさんトッピングしてみました♪ チョコとクリーム、2つくっついたコロネパンです。 香ばしく ストーブの上 餅焼けて 語りかけくる ぷっくりぷくら 里芋の 焼けて小鳥の 声のごと ピーチュルチュルル ピーチュルチーチ  ジャガイモ、サツマイモも鳴くけど小鳥には似てませんね。 初めの時、『... 続きをみる

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  • 風花は恋の初めのキーワード

      風花や吾待ち君は露天風呂  相変わらず睡眠障害の私は昨日、こんな夢を見ました。 肉吸い(肉うどんの、うどん無しみたいなもの)で有名になった食堂の大将になっていました。花月だか新喜劇の近くにある食堂です。昨日、ネットのニュースで吉本興業を見たせいもあります。意外とオンボロ(失礼。m(__)m)な... 続きをみる

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  • 架け替えて祖谷かずら橋春を待つ

     山茶花の三寒四温咲き残り  昨日、北風に吹かれながら村の神社に寄ったら山茶花がまだ少し咲き残っていました。 山茶花は初冬の季語です。三寒四温は晩冬の季語です。季重なりになるのかもわかりませんが詠んでみたでがんす。  タイトルの句は、先日の日曜日に「小さな旅」を見て詠みました。徳島県の山の小さな集... 続きをみる

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  • 春待つや老いのおかしな夢ばかり

      待春や焼きおにぎりの不揃ひよ  風邪に似た症状がずっと続いていたのがようやく治まって来た。咳がまだ少し残ってるけど、眠くてたまらないのは治って来たようだ。眠くて眠くてたまらなかったのはそれだけ体力がなくなっていたのかもしれない。食欲も少し落ちて痩せたかな? 大好きなコーヒーをあまり飲みたくない... 続きをみる

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  • もう少し生きてゐたくて寒卵

     むなしさをコツンと割るや寒卵   待春や懐かしさ沁む玉子丼  子どもの時、初めて食べた丼が玉子丼でした。 小1の冬休みだったと想い出します。 いつも一緒に遊んでた面倒見のいい小6のガキ大将に誘われて町に出かけました。「120円あったら食堂でご飯を食べて、デパートの屋上遊園地でちょっと遊べる。」と... 続きをみる

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  • 深海に積もるプラごみ鐘氷る

     神立風ダイオキシンが飛んでゐる  天狼が人新世を睨んでる  鶏頭は頭でっかち火星人  霜の夜サクサクサクと麩菓子食ぶ ホットミルク幕上がりゆく舞台かな 君の夢きっと叶うよホットミルク 「私は大人たちが幸せに生きてほしい。 親が悲しんでいると、その子どもも悲しむから。 すべての大人は幸せに生きてほ... 続きをみる

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  • 栄光あれ

    反旗なる幾万本ものひまわり栄光あれと仰ぐ太陽 ロシアの攻撃はいつになったら止めるのか、この戦争はいつ終わるのか。プーチンと重なる映画を思い出した。アクション映画のタイトルは忘れたけど、(ロボコップだったかな?)攻撃されたバイクが大破して、炎上して殺されても死なずに、炎の中から浮かび上がった、まっ黒... 続きをみる

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  • 俳句「ライラック」

     憂鬱のリラの香りて晴れにけり  ライラック香の蘇る旅鞄  ライラック訪ふ裕次郎記念館  風そよぐオープンカフェやライラック  青い灯の小樽硝子やライラック  リフォームの古民家の梁ライラック  グッドマンスイングジャズやライラック  ライラック挿したるブランデーグラス  ライラックロシアの郷よウ... 続きをみる

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  • 俳句「桜草」

     風の香に振り向くさんぽ桜草 桜草て、いい匂いがするんだと知りました。 隣町へたまに出かけますが、その途中にある家の前には毎年この時期には、二段にして桜草の鉢植えが軒下いっぱいに並べてあります。今年も先日に見かけました。風が吹いて、初めて「へえ~!こんないい匂いがするんだ。」と気づかされたというわ... 続きをみる

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  • くぐり抜けた花水木

     君のこと思ひてくぐる花水木 懐かしい歌です♪ 二十歳の頃に買った小椋佳さんのアルバムに入っていました。繰り返し繰り返しアルバムを聴いてたっけ。他には、かぐや姫、井上陽水、浅川マキ等のアルバムを聴いていました。50年前です。 質問されると、飾ることなく構えることなく、すぐに答える小椋佳さん。自然体... 続きをみる

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  • あけびの花

     この頃たまに動悸あり花通草  花通草けうも目の覚め生きてゐる  花あけび杓子定規じゃ括れない 散歩してると、あけびの花を見かけます。 目立たないけど注意してると見つけられます。 雄と雌とあると知りました。開いてるこれは雌花のようですね。雄花は開いていません。丸いです。 この頃、普通にしてても急に... 続きをみる

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  • 野いちごの花

     青空や野に寝転びて春愁ふ こんなところで寝転びません。(●'◡'●)棘が刺さりそう。 野いちごの花がもう咲いていました。 幼い頃、野いちごが赤く熟れると、子どもたちは長い茎の草に、ヘビに用心して藪にも分け入り、我先にと競って摘んでは茎にいちごを長くして家に持ち帰って得意げでした。野いちご独特の日... 続きをみる

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  • おむすび忍者

    どこからやって来たのか キリっと ノリの黒しょうぞく シャケ丸 ウメボシ丸 コンブ丸 ドカンと ごうかい ばくだんむすび丸 おなかを すかした 子どもたちの もとへ コロコロ ゴロゴロ コロコロ ゴロゴロ パッと 消える おむすび忍者 時空をこえてやって来る パリッと ノリの黒ずきん タラコ丸 ツ... 続きをみる

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  • ぼんやりと早起きの頭に春来る

      春立つや耳奥に若き日の音   春立つや耳奥にゲーセンの音  19歳の時、クラスメイトだった親友のアパートに田舎から布団と身の回りの物を詰めた段ボール箱を1つ送って転がり込みました。以前にも書いたことあるのですが、今朝方に夢うつつに思い出してから眠れずで、5時間ほど寝たからと起き出しました。  ... 続きをみる

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  • 豆を撒く父の大きく見えにけり

     節分や鬼かぶりつく恵方巻  豆撒や鬼の先生追ふ園児  「福は内」畳に父が飴を撒く  子どもの頃、夜になると近所の家々から、豆を撒く「鬼は外、福は内。」と、父親の声が聴こえ始めて子どもらのキャッキャと言った賑やかな声がしていました。 我が家も、病気がちだった父がこの夜は元気に、力強い声を出して障子... 続きをみる

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  • 早起きの朝の空気や春まぢか

     蝋梅の香に古を想ひけり  朝の目覚めのあんぱんや明日の春  粗茶なれど濃きかをりや明日の春    朝、甘いものを食べると早く脳みそが動くと言うのを聴いてからは甘いものを少し朝食の前に濃いお茶を淹れて食べます。 動いてるかな?(ノ´∀`*)  昨夜はまたおかしな夢を見ました。 どこかのギャラリーで... 続きをみる

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  • 年越や布で囲はれしハチ公

      年移る布で囲はれしハチ公  大晦日の渋谷の様子をニュースで見ていました。 布かはわかりませんでしたけど、ちょうど写真のバックにあるような囲いでハチ公は、すっぽりと覆われていました。そうしなけりゃならないほどハチ公前の広場は混雑するのでしょう。  高僧の頭の照りや除夜の鐘 「ゆく年くる年」を見て... 続きをみる

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  • ポスト見て終るひとひや冬ごもり

     咳はないけど、ずっと風邪の症状に似た状態が続いています。 今日は少しマシなのでやる気を出しました。正月が来るから今日は買い物にも行かねばと思っています。年越しそばと、ちょっとフンパツして上等な酒も。\(^o^)/  生姜湯を飲んだカリバの走りかな 全国女子高駅伝は、まれに見る戦いでしたね。 寒さ... 続きをみる

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  • 江戸時代しのびて冬至南瓜かな

     冬至南瓜ごろごろ入れし饂飩かな  このところ寒いから手軽に温まるうどんをよく食べます。スーパーで売ってる茹でた袋入りのものです。 時間をかけて煮込んで柔らかくなったのが好きです♪若い時はこしのあるのが好きだったけど、齢のせいでしょうか。((´∀`*))  昨日、南瓜を買って来てたのです。ニュース... 続きをみる

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  • うつ田姫そっとリフトに乗ってゐる

    静々とリフトに乗りしうつ田姫  冬の季語、冬をつかさどる「うつ田姫」で詠んでみました。  絡み合ふ葱と牛肉なまたまご  三位一体たまごと肉と葱と 「葱」が冬の季語です。 写真はうどんですが、すき焼きの時なども肉と葱を一緒に生卵につけて食べるのが最高です♪お互いに旨味を引き立てていて一番好きな食べ方... 続きをみる

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  • サザエさんトトロ絵柄の年賀はがき

     年賀はがき絵柄あれこれ考へり ガンダムやアンパンマン、ドラえもん、ピカチュウ、アトムなど毎年あれこれ交代で日本のアニメキャラクターを使えば、記念に買う小中高生も出て売り上げが伸びると思う。いつもスマホで新年の挨拶してる子が、はがきで初めて書くという新鮮さに「いいじゃん♪」と楽しくなるかも。谷内六... 続きをみる

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  • 年忘「エモい」連発ユーチューバー

     昭和の香レトロ喫茶のドライカレー  昨日は朝から頭がハッキリせず、一日中ボーっとなったままでした。気温の急激な変化の影響かな?  更新の気力も起きず、気晴らし、気分転換にユーチューブを見ていました。タイトルの句の「エモい」は、ユーチューバーがよく言うのを見て。(* ̄- ̄)初め、何のことだろ?と思... 続きをみる

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  • 虎落笛あやつる忍者ごっこかな

     飲み屋へと後押ししたる虎落笛  虎落笛バリバリ猫が爪を研ぐ  虎落笛ボロボロ零るる菓子パン  天を向く鮪の兜大いなり  ノーテンの稀少部位なる鮪かな  鼻鳴らし猫の喰ひつく鮪かな  マグロが冬の季語です。 飼ってた猫は、マグロやカツオが大好物でした。 酒の肴にスーパーで買って来た刺身を食べている... 続きをみる

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  • 冬ぬくし買物かごに上着脱ぎ

     着ぶくれて齧るトースト落しけり  アボカドを半分スプーンで掬って載せて、マヨネーズを今にも踊りだしそうに、ショパンのピアノ曲をイメージして華麗にかけてみました。ワルツですね(^^♪ 冬温し肉球さらけて寝る猫  冬温し陽を避け猫が影で寝る  たま風や猫の打ちたるキーボード  昨日は10月並みの気温... 続きをみる

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  • 質素なる老いの朝餉のサンドイッチ

     これは先日の朝です。今朝は残ってたキャベツを千切りにして挟みました。マヨネーズをかけて。(*´σー`)エヘヘ今日は年金支給日だからちょっといいもん食べまひょ♪  捲ること忘れしままの古暦  そんなことありませんか?毎年のようにどこかに捲り忘れたままにあります。トイレに掛けてるのを見もしないでその... 続きをみる

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  • 料理終へガラス越しなる日向ぼこ

     賑やかにでんとどっしりおでん鍋  この中の誰が主役だおでん鍋  けったいなちくわぶもありおでん鍋  スーパーで、ちくわぶを見たことがあるから関西でも今は、おでんに使ってるかもしれませんね。 人気ランキングは、大根、たまご、牛筋でしょうか?いやいや、意外と、ちくわも目立たずに人気があるようです。は... 続きをみる

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  • 錆びついた心の鍵に冬すみれ

     ぺチカの火ゆらゆらブラックコーヒー  冬の朝アチアチつつむマグカップ  ひとり居の心置きない嚏かな  嚏して部屋すっきりと整然と  雨が止んで、いい天気になりました。 12月も日が経つにつれ、気が何となく忙しくなって行きますね。 クリスマスが終ると、あっという間に晦日になります。 嬉しいような淋... 続きをみる

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  • 極月に慌てふためく政

     手袋を脱いでさすりし君の頬  冬の海きみは飛び込む我が胸に  スーパーの閉店困る老いの冬  手袋や昭和のデイト純喫茶  純喫茶という響きが懐かしく、昭和を感じます。 減ってるけど今でも看板に残してるのを見ることがあります。 ちょっと怪しげな、アベック喫茶、同伴喫茶というのもありました。(^^♪ ... 続きをみる

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  • 人生はあっといふ間よ冬銀河

     一人居に蜜柑の明るい色かな  偽りの商品多し冬の風 これ、大きくないよ。( ノД`)袋の大きさを想像してたのに。 「大きな焼きおにぎり」というのも。ゼンゼン大きくないよ。 むしろ小さいくらい。よくもまあ「大きな」と付けられたもんだ。(ノ´∀`*) 買ってこっちが恥ずかしい(〃ノωノ)  開けて誰... 続きをみる

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  • 青空に映ゆる雪吊り長浜城

     ポテサラの朝の冷たき作り置き ポテサラを作ってみました♪ わりと上手く出来たけど、ゆでたまごが、、!( ノД`)上の方にあるやつ。 つるんと剥けずに、凸凹。(ノ´∀`*)デコボコすぎるやろ (;^ω^)  北風とマネキンの恋ウインドー    来週あたりから12月らしい寒さが戻って来そうですね。 ... 続きをみる

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  • 診察を終えてやれやれ十二月

     背を丸め屋台ラーメン空っ風  吾の手をかじかむ君の手に重ぬ  マフラーの吾待つ君の二重巻き  相変わらずの妄想劇場です(^^♪ 昨日は病院が混んでいて普段の倍近い待ち時間でした。 金曜日ということもあったけど、十二月は混むのかもしれません。(*´Д`*)でも、これでもう年末を待つだけです♪ 胃は... 続きをみる

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  • ラブラブの二人で一つのマフラー

     ラブラブの二人で一つのマフラー 若いとき、長いマフラーが流行ってた頃がありました。 永島慎二の漫画に、カップルが肩寄せて一つのマフラーをして歩いてる場面を見て憬れたことがあります。(*´艸`*)仕事の帰りに一度だけ巻いて歩いたことがあります。繁華街に入って恥ずかしくなって外したけど。 チキンラン... 続きをみる

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  • ブロッコリー恋の始まりお弁当

     茹でたての色青々とブロッコリ  冬の季語「ブロッコリー」で詠んでみました。 俳句では「ブロッコリ」でも良いようです。 今朝、茹でてパンとコーヒーで食べました。ブロッコリーはすぐ傷むのでこれ全部みな食べました。(^O^)マヨネーズをかけて♪  冬うらら老いの洋菓子作りかな 洋菓子工房「ムーランルー... 続きをみる

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  • 布団から抜け出せぬまま時間過ぐ

     布団たたまずに出て行く旅館かな  ベッドから重たき布団すべり落つ  ふるさとへタイムトンネル布団なり 「布団」が冬の季語です。(^O^) ニトリの重たすぎる布団に振り回されています。 一枚でも重いのに、寒いから二枚です。( ノД`) (*´σー`)エヘヘ滑り落ちそうになったら足で跳ね上げて調整し... 続きをみる

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  • 懐かしい歌ばかり聴く冬の夜

     鼻水をすすってすするうどんかな  鍋焼うどんのふやけし衣かな  出前来し鍋焼うどん残業す 「鍋焼うどん」が冬の季語です。 鍋焼きうどんを見ると、二十代の若い頃を思い出します。 残業のとき、親方がとってくれたのがいつも鍋焼きうどんでした。会社の近くにあった「力餅食堂」の大将がバイクで6人分を持って... 続きをみる

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  • 金稼ぎパーティー黒く息白し

     白息の溶け込むうどんの湯気かな 【子季語】 白息 【解説】 冬の朝、気温が低くなる時間帯になると、吐く息に含まれる水蒸 気が冷やされて、白く見えること。  今日は「息白し」で詠んでみました。 今朝は昨日の朝よりも寒くて、起きるのが遅くなりました。 (*´σー`)エヘヘ朝ごはんか昼ごはんかわからな... 続きをみる

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  • 短景の踏切過ぎし電車かな

     祖母の手の今川焼の温みかな  おにぎりに語る一人居冬の夜  電車過ぎ後の静けさ日短  短景の踏切過ぎし電車かな 【子季語】 日短、日短し、日つまる、暮早し、暮易し、短景 【解説】 冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。 「日短」は、4文... 続きをみる

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  • 焼芋を二つに割って恋芽生ゆ

     今日は冬の季語「焼芋」で詠んでみました。(^^♪ 昔は焼けるように石などセットしたリヤカーに、煙突つけて売り歩いていたおじさんをよく見かけました。冬空に、優しい音色のポーポーといった音が今では懐かしく耳の奥に残っています♪  焼芋屋止める乙女のポージング 「石焼き芋」買ひそびれたるバーのママ  ... 続きをみる

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  • 納豆を嗅ぎ来し猫の鼻の皺

     真ん中に納豆ごはん玉子載す  納豆を混ぜる回数魯山人  納豆の糸切る身ぶり志村けん  納豆が冬の季語です。 魯山人は424回混ぜたとか。ほんまかいなァ~(ノ´∀`*) 志村けんの納豆を混ぜる芸はぴか一です♪ 食べてると匂い嗅ぎ来るうちの猫 鼻に皺よせコーヒーにでも どれどれと鼻をふんふん寄る猫も... 続きをみる

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  • 点いてないのにストーブの前に猫

     猫戻る聞き間違ひの落葉かな  飼ってた猫のことあれこれと思い出して詠んでみました。 亡くなる一年半前頃に彼女が出来て、それから亡くなるまでの期間が一番しあわせな時間だったと思います。  カリカリを食べていても常に耳をそばだてていて、彼女の気配を感じとると「あっ、彼女だ!」と言うカンジでもう一目散... 続きをみる

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  • プラタナス散ってふるさと振り返る

     鈴懸の実に過ぎし日の恋しのぶ  プラタナス散れば青春の歌かな  青春のダッフルコートとふになく  タイトルで「ははーん。はしだのりひこ&シューベルツの風だな。」とわかった人もいるでしょうね。(*´σー`)エヘヘ 17歳の頃にヒットしてた歌です。この頃はヒット曲が多かったですね。由紀さおりの「夜明... 続きをみる

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  • ラーメンのナルトの渦や冬の雷

     赤い糸きみは信じて毛糸編む  オリオンや老いてまだ未来志向す  胃腸の方は養命酒を飲み始めてから、もたれることはなくなりました。やっぱり効いてるのでしょう。 足の方は、ともかく少しでも毎日歩くことだと思っています。 昨晩、布団の中で、あと残された時間はどれくらいだろうかと考えました。あとどれくら... 続きをみる

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  • 美しき老いの姿や残る菊

     木漏れ日に残菊ひそと這ふ如く  残る菊つつましやかに清々と  桜落葉ひとはに託す恋のあり  真っ赤なる桜紅葉よ我が恋よ  片想ひ桜紅葉の散るさだめ  桜紅葉さっと別れて行きませう  種茄子のぶらりぶらりの一日かな  種茄子二つや「おぬしも悪よのふ」 カトレアとフランス菓子とミルクティー  昔、銀... 続きをみる

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  • 小春日や優勝パレード御堂筋

     小春日や阪神アレのパレードす 「アレ」って、優勝のことですよね?今年の流行語大賞にノミネートされてるとか。(^^♪  銀杏もみぢ虎の阪神ユニフォーム  顔洗ふ湯たんぽの湯のまろやかさ  湯たんぽの足に広がる故郷かな  湯たんぽや足で聴いてる子守唄 湯たんぽの漢字って、なぜ「湯婆」と書くんだろう(... 続きをみる

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  • 人生は迷路ばかりホットミルク

    あちこちと迷路を抜けてホットミルク 「えへへ」「うふ」膜を寄せ合ふホットミルク 読み聞かせ続きは明日ホットミルク 「ねえ」と君「何だよ」と吾ホットミルク ホットミルク溶けた天使の翼です  昨夜は疲れていたのか、7時半頃にはもう布団にもぐり込みました。トイレにこのごろは2時間おきに起きます。 3度起... 続きをみる

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  • 小春日や銅像の子に語りかけ

     診察を終へて寄りみち小春空  公園を一回りして小春風  土手を行き帽子を脱げば小春風  茎のばし冬のたんぽぽ陽の方へ  今日は、朝からかかりつけ医の紹介状を持って、初めての病院へ胃のCTを撮ってもらいに行って来ました。 受付11時半までに、何とか間に合いました。途中で道を間違えて慌てて引き返して... 続きをみる

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  • 避難所に冬来たりしも裸足の子

     冬薔薇のみなうつむいてゐたりけり  冬の朝チーズ溶けきりパン焦げし 今朝はパセリがあったのでみじん切りにして載せて、マヨネーズをかけて食べました♪ 今朝は4,5時間寝てそれからもう寝つけずに、夜明前に起き出したけど、冷え込みが強くなくて助かりました。今週後半は寒くなるようですけど。  くつしたの... 続きをみる

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  • 堂々と練馬大根かかげる子

     おもむろにシチューをつくる冬の夕  冬の朝ぬくめなほしのシチューかな  コーヒーと焦げしトースト冬の朝  二度寝三度寝やっと起く冬の朝  座り込み起きてぐずぐず冬の朝  ゆくあてのなし徘徊や冬薔薇  認知症みなどこへゆく冬の街  今朝のニュース番組で行方不明になってる認知症の人の数に驚きました。... 続きをみる

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  • いま思ひしこと忘るる冬の朝

     即席も味噌汁うれし冬の朝  顔に湯気あてながら食ぶ冬の朝  見せに来る子の手に溢る銀杏落葉  老人と銀杏落葉とベンチかな 銀杏落葉をみなご不意に現れし  銀杏落葉透かせば淡き恋の痕  銀杏落葉本に挟みし若き日よ  銀杏落葉乗って飛ぶ夢見る子かな  今朝は冷え込みました。 寒いと身体が硬くなるのか... 続きをみる

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  • 冬の雨むかしむかしの音ばかり

    むずむずと出さうで出ないくさめかな  もたついてコーヒーぬるし冬の朝 昨夜から雨が降ったり止んだりしています。 遠くで祖父母が呼んでるような。 でも、もう少しこっちにいるよ。  冬の雨そふぼが呼んでゐるやうな

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  • ネクタイの猫の店長ふゆうらら

      (写真は違います。イメージです。(^O^))  昨日のNHKのアメリカのニュース番組で、犬専門店の店長をしてる人気ものの黒猫を見ました。ネクタイをしててキリっとしていました。キビシイ店長で、おとなしいワンちゃんたちがちょっと可哀想でしたね。「ボーっとしてんじゃニャいよ!」とすぐに猫パンチが飛ん... 続きをみる

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  • 黄昏てトーストとホットコーヒー

     黄昏てホットコーヒーと語る日々  黄昏て猫の思ひ出ばかりなり 「ホット」が付くと、冬の季語になるようです。 ホットワイン、ホットウイスキー、ホットレモン等々。 子の「うふふ」ホットミルクの膜を付け 酒やめて就寝前のホットミルク  寝る前に、温かい牛乳を飲むとよく眠れるというのを、ネットの記事を見... 続きをみる

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  • 穏やかに生きて逝きたし冬銀河

     懐かしき歌ばかり聴く冬の夜  冬の朝こはれごまかす玉子焼き  冬の朝ころがるパンの食べこぼし  冬日和ころげゆきたるクロワッサン  短日や皿に積みたるクロワッサン  着ぶくれて二口で食ぶクロワッサン  空想癖の君の目や神無月  今日、初めに詠んだのは次の句でした。  沈み込み冬の時代と思ふ冬 何... 続きをみる

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  • どっかりと父の威厳や長火鉢

     畏まり祖母の居眠り丸火鉢  賑やかに子らの手揃ふ火鉢かな  仏壇を時おり見ては火鉢かな  もう現代の暮しでは、火鉢は見られなくなりました。 それでも練炭が売れてると聞くから、復活してるかもしれません。練炭ストーブというのもありました。 子供の頃はまだ電気コタツではなく、暖は炭火の堀コタツと火鉢で... 続きをみる

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  • 朝市を見て廻るセーターの君

    「セーター」が冬の季語です。  温もりを貰ふセーター売り場かな  セーターに残せし君のにほひかな  憬れしとっくりの白のセーター  若い頃、酒井和歌子さんでしたか?白のとっくりセーターで風邪薬のCMに出ていました。その影響か、白のとっくりを着る若い娘が多かったように思い出します。会社にもいましたよ... 続きをみる

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  • 冬星座あおぐ日いつぞ戦地の子

     戦地の子プラネタリウムのオリオン 落ち着いて星座を見れるのは、今はプラネタリウムという、ウクライナの様子を今朝のニュースで見て詠んでみました。  アテの根の真っ赤や冬はうれん草  栄養の冬はうれん草根真っ赤 ほうれん草が出回っているけど、春の季語のようです。 昨日の夕方にスーパーに行ったら新鮮そ... 続きをみる

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  • 小春日や今朝も駄洒落の南さん

     小春日や猫の続けて大あくび  溶けさうに寝る猫の目や小春風  のら猫のいがみ合ひたる小春かな  小春日や猫がかいかい耳をかく  小春日や猫と遊んで遊ばれて  今日は曇り空で気温がちょっと低く、小春日和ではないんだけど詠んでみました。♪~(´ε` )初冬の季語「小春、小春日和、小春風、小春日、小春... 続きをみる

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  • 後れ毛の項えりあし小夜時雨

    後れ毛のうなじえりあし小夜時雨  冬めくや思ひあぐねることばかり シャッター街通り抜ければ冬めきぬ  時雨来て湯屋の暖簾をくぐりけり  何だか、だんだん気温が下がって来ました。今夜は冷えそうです。昨日までと違い、明日から少し寒くなりそうですね。 今日は夜中にトイレに起きて、それからもう眠れずにパソ... 続きをみる

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  • オリオンや駆け巡る大谷の夢

     珈琲の話は尽きぬ冬初め  珈琲に語りかけたる冬初め  パッケージが新しくなっていました。値段は同じだったと思います。飲んでもう半分ほどになっていますが。(*´σー`)エヘヘ 夏の頃のように湿度が高くないので風味が少しは長持ちします。 ほんとは、豆を買ってゴリゴリ挽いた方が美味しいに決まってるのだ... 続きをみる

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  • 味噌汁に卵を落とす今朝の冬

     どっしりと猫は陽の場所冬に入る  立冬や昭和かをるドライカレー  カレーの香みちびく路地や冬来る  コーヒーとレトルトカレー冬に入る  ビルの窓窓窓窓に冬来る  冬立つや右に立つエスカレーター 冬立つや振り向く人の口の紅  遮断棒に背を叩かれ冬に入る  固まりし絵の具ばかりや冬に入る  足さする... 続きをみる

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  • 行く秋やまごまごしたるセルフレジ

     行く秋や凝視するスーパーの品 中身が減ってたり、小さくなってたりするから。😞 袋の大きさはそのままで。ヽ(`Д´)ノプンプン  食品の値上がりつづく冬隣  冬隣また小さくなりし食品 これから鍋の季節ですが、野菜が高くなるんじゃないの?  満杯のエコバッグ下ぐ暮の秋  行く秋やボケ防止なりセ... 続きをみる

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  • 別れに来し雀あすは蛤に

      色合ひを残して雀蛤に   蛤となり雀鳴く朝の椀   雀蛤となりチュンと鳴く鍋  スーパーに行くと、パック入りの蛤が売っていますね。 色艶の良い、ほんと、雀の色をそのまま残していますね。 ああ、これが昨日まで雀だったのかと想うと、なんだかとても切なく、ツライ気持ちになりますね。( ノД`)シクシ... 続きをみる

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  • みな昨日のことのやうな暮の秋

     晩秋の午後の日差しや寝落ち猫  思案気な猫の瞳や秋深し  猫眠るパソコンの上冬隣  挨拶を返す野良ねこ冬隣  窓際を譲らぬ猫や冬隣  晩秋の小さきゴーヤ買ひにけり  昨日スーパーに行ったら農家のおじさんの販売コーナーで、小っちゃなゴーヤを見つけました。 2袋あったので、3つ入り、2袋とも買って帰... 続きをみる

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  • ジャズはスイング背高泡立草

    空へスイングセイタカアワダチソウ ノリノリなのさセイタカアワダチソウ モンクノリノリセイタカアワダチソウ  背高泡立草は10文字もあるので厄介です。 「泡立草」で詠んでもかまわないようです。 でも、あえて背高泡立草で詠みました♪ モンクとは、セロニアス・モンクのことです。いつも帽子を被ってるジャズ... 続きをみる

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  • 火恋し夢やぶれまた夢をみる

     母の顔うかぶ明りや火恋し  連なりしテールランプや火恋し  晩酌にほろほろ酔へば火恋し  目の覚めし夜半の静けさ火恋し  長き夜や買ひ置きの無きカップ麵  小腹空きおにぎり作る夜長かな  トイレに二度起きてそこからもう寝つけなくて起き出しました。二時半ころでした。梅酒を飲んでたらお腹が空いて来た... 続きをみる

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  • こと細やかな京菓子や秋深し

     買って来た和菓子に秋らしい飾りをしてみました♪ 栗あんこの部分に、クルミとアーモンドを突きさしただけですけど。そこへドライフルーツをちぎって秋の彩り、紅葉をイメージしてみました。和菓子屋さん、マネしていいよ(^^♪  ひつぢ田や叶はぬ夢であらうとも  陽を吸ってぬくぬく匂ふ今年藁  倒れてもみな... 続きをみる

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  • 起きやうか思案の床や冬隣

     晩秋や朝餉の遅くなりにけり  晩秋や習慣つけしヨーグルト 晩秋のたんぽぽ小さく影長し  ちょっと高いヨーグルトだけど、身体のことを思って毎日摂るようにしました。その分、電気か何か他で節約します。 やわらかいチーズみたいな濃さで美味しいです。 ♪本音は、試食サービスに6つほど貰ったからね(^^♪わ... 続きをみる

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  • 逍遙の女ひとり桜紅葉

     桜紅葉ひそと散りゆく村社  リッチなり秋限定のコーヒーよ  通販のコーヒーは一度買ったきりやめました。 「半額」のわりには安いことありませんデシタ。味がとびきり良いということもなかったデス。いろんな種類が入ってたけど、みなたいしたことありませんでした。(^O^)期待ハズレ。 もとに戻りました。ス... 続きをみる

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  • 秋深み蛍光ランプ切れにけり

     家によく来てくれた恋教鳥  鶺鴒のひなの尾のまだ短さよ  岩叩き背黒鶺鴒波見つむ  鶺鴒の季語を見てみたらたくさんの呼び名がありました。 庭叩、石叩、嫁教鳥、嫁鳥、妹背鳥、恋教鳥、背黒鶺鴒、黄鶺鴒、白鶺鴒、薄墨鶺鴒など。 古くは古事記までさかのぼります。写真でしかまだ見てないけど黄色がきれいな黄... 続きをみる

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  • お迎へが来たかと思ふ秋の虹

     よく見ればうっすらふたえ秋の虹  秋の虹よたよたよろけ仰ぐかな  昨日、久しぶりに虹を見ることが出来ました。 散歩に出たものの、昨日は初冬みたいな気温でその上、雨がパラついて来たのでもう引き返そうかと迷っていたら、雨がすぐに止んでくれました。そして、うつむき加減の頭を上げたら虹が出ていたのです♪... 続きをみる

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  • たくましきキバナコスモス奔放さ

     コスモスのオレンジ色に迷ひ込む  奔放にキバナコスモス明るかり  種がこぼれて風で運ばれたのか、フェンスの中の線路沿いにも咲いてるのを見ました。生命力が強いんですね。植えたわけではないように思える場所、あちこちで見かけます。  星めぐりの歌を聴けば天の川  第一回目の放送は、4月の終りの日曜日だ... 続きをみる

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  • 一輪の野菊ささへる平和かな

     一輪の野菊に過去を見てゐたり  谷村新司さんが病気でお亡くなりになりましたね。 74歳でしたか?回復して元気に歌ってほしかったですね。 中国でも訃報のニュースが流れていました。中国や台湾でも人気でコンサートを開いたことがあったと思います。 「昴」は中国や台湾の歌手もカバーしてるのでしょう。 若い... 続きをみる

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  • 切なくも金木犀の香の嬉し

     咲き始めて、この三日で満開になってもう散り始めています。 例年だと九月の終り頃には咲くのだけど、今年の異常な暑さで二週間ほど遅れたようです。 九月の終り頃はまだ蕾も見られず、「今年はダメなのかもしれないな。」と思っていました。それが、四日前にやっと蕾になってふくらんできていました。見つけた時は嬉... 続きをみる

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  • 大輪の向日葵枯れて星となる

    向日葵に君は悩みを打ち明くる 畑の中ひまはりになりたき娘  向日葵もカラカラ回れ観覧車  向日葵の大将きどるをのこかな  をのこ来る向日葵の大将きどり  向日葵に疲れし兵の顔重ぬ  向日葵の受くる宇宙の電波かな 「立秋」ですけど、今日は「向日葵」で詠んでみました。   立秋と言はれれば陽のそれと見... 続きをみる

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  • ぐずりし子いつしか寝つく夜の秋

     おむつ替え終へし寝息や夜の秋 ぐずる子やベッドメリーに夜の秋 毎日、異常な暑さだから暑さの季語では詠む気も起きません。(´;ω;‘)立秋も近くなって来たけど、とてもとてもそんな感じはありません。「夜の秋」や「秋近し」など今年の夏ではウソっぽくて。 でも夜中に涼しい風が入って来て「夜の秋」をこの夏... 続きをみる

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  • 捕虫網へらへら雲が笑ってる

     捕虫網いつしか変はる魚掬ひ この網はちゃんとした魚取り用かもしれませんけどネ。(^O^)  捕らへし子肩に颯爽と捕虫網 虫篭に捕らえたオニヤンマでも入ってるのでしょうか。胸を張って得意満面で家へ帰ります。  玄関に立てかけてあり捕虫網 子供の頃を思い返してみると、小学生の男の子の家は大抵、玄関脇... 続きをみる

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  • 朝涼や毛繕ひ猫耳返り

    「毛繕ひ猫」という言葉アリかな?と思ってタイトルに思いつきました。それだと575でスッキリします♪ 我が家の猫も毛繕いしてる時によく耳が返っていました。すぐにピョンと戻っていたけど。オスの方はもう一心になってシッポの先まで実に丁寧に時間をかけて、同じ個所を、首を何度も何度も動かして舌の跡が毛並みに... 続きをみる

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  • 爪をとぎ猫の寝そべる円座かな

     円座ずれ尻を外るる負け将棋  板の間に円座枕のごろ寝かな  みな帰り円座に残る賑やかさ  古民家の廊下に並ぶ円座かな  端居して吾待つ君の仕草かな  吾待ちて君火をつける蚊遣かな  君の吾待ちくたびれし団扇かな  照れ隠し馬鹿ねと叩く団扇かな 良縁を持って親爺の端居かな 「端居」が夏の季語です。... 続きをみる

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  • 風鈴の下で長々寝たる猫

     時おりに鳴る風鈴の武家屋敷  軽やかな読経のごと鳴る風鈴 風鈴の鳴って怪しき訪問者  風鈴は大空を従へてゐる  一斉にガラス風鈴合唱す  風鈴に誘はれ重き腰を上ぐ  昨日までの気温よりマシなだけ、少ししのぎやすいかな? 今、遅めのお昼を済ませました。朝が物足りなかったその反動か買ってきたゲソ天2... 続きをみる

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  • 生きてます更新ブログ夏ごもり

     すんなりと出ぬ錠剤や梅雨湿り  夏休み待ち遠しさに空笑ふ  高々とソフトクリーム掲げけり 向日葵よ連写パシャパシャ撮ってみろ 思いつき句だからアップ直前で変えることも多いです。(*´σー`) あちこち体の不安があるけど、この夏に負けたくない。 扇風機でがんばっています。 昨年の七月、今頃だったか... 続きをみる

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  • 異常なる夏は食べぬと乗り切れぬ

     爆買ひもすぐに食べきる夏野菜 爆買いと言うほどではありませんが。(*´σー`)エヘヘ ほとんど百円のものばかりです。今日これからまた買いに出かけます。午後はもう日差しがきつくなりますね。  まな板の音トントンと朝涼し 使い古された擬音、「トントン」が生きてるかどうかですね。  一群れの倒れしまま... 続きをみる

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  • もう金木犀がいっぱい

     出て来たる晩夏の夢に金木犀  短夜の金木犀の森の夢  吾見てる猫と目の合ふ昼寝覚  もう金木犀が待ち遠しくて。(*´σー`)エヘヘ 今日は昨日よりも暑くなるとか言ってました。35度? 昨日、スーパーに買い物に行ったのですが、カゴ持って歩くのがやっとでした。こうまで体力が衰えているのかと。 帰り着... 続きをみる

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  • 短夜や先ずは糠床かき回す

     ぬか漬けのピーマン摘まみ食前酒 そう美味しいとは思わなかったけど、まあまあデシタ。  ぬか床に瓜を丸ごと漬けにけり 普通は二つに切って、種を取り除いて漬けるのでしょうが、どんなになるかワクワクしながら丸ごとじっくり漬け込みました。 意外と、皮も種も気になりませんでした。そのまま気にならずに食べる... 続きをみる

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  • 伸びきって袴の如しステテコよ

     一つでも食べ応えあり大トマト ウスターソースかけて食べます♪  ぬか漬けの香よき色よき茗荷の子 お茶漬けに乗せて食べます。ツマミにもします。 茗荷の香りが食欲を誘います♪ 昔は「ミョウガを食べ過ぎると馬鹿になる。」と本気に信じてた大人がけっこういたような。 酢味噌をかけて食べるのが好きだった、う... 続きをみる

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  • 朝涼に薬飲んだか忘れけり

     朝涼に再び床に就きにけり  涼しさや石畳ゆく下駄の音  乾杯のグラス合はせる音涼し 今日は、暑さでカスカスの頭しぼって季語「涼し」で詠んでみました。朝、食後に「薬を飲んだか知らん?」と、ごみ箱をよく見ます。(〃ノωノ)

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