老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

深海に積もるプラごみ鐘氷る


 神立風ダイオキシンが飛んでゐる
 天狼が人新世を睨んでる



 鶏頭は頭でっかち火星人



 霜の夜サクサクサクと麩菓子食ぶ



ホットミルク幕上がりゆく舞台かな
君の夢きっと叶うよホットミルク



「私は大人たちが幸せに生きてほしい。
親が悲しんでいると、その子どもも悲しむから。
すべての大人は幸せに生きてほしい。
そうすれば子どもたちも幸せです。」
 親のため、学校に行くのをやめた(母が学費を払う余裕のない暮らしだから)トロポド村のチトラさん。10歳の女の子。


 私たちは他者を犠牲にする「外部化」によって自己を安定させ再生産する社会に生きている。
社会の多くの層の暗黙の了解と積極的な参加によってこのシステムは支えられている。
(社会学者シュテファン・レーセニッヒ)