老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

2023年12月のブログ記事

  • ポスト見て終るひとひや冬ごもり

     咳はないけど、ずっと風邪の症状に似た状態が続いています。 今日は少しマシなのでやる気を出しました。正月が来るから今日は買い物にも行かねばと思っています。年越しそばと、ちょっとフンパツして上等な酒も。\(^o^)/  生姜湯を飲んだカリバの走りかな 全国女子高駅伝は、まれに見る戦いでしたね。 寒さ... 続きをみる

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  • 江戸時代しのびて冬至南瓜かな

     冬至南瓜ごろごろ入れし饂飩かな  このところ寒いから手軽に温まるうどんをよく食べます。スーパーで売ってる茹でた袋入りのものです。 時間をかけて煮込んで柔らかくなったのが好きです♪若い時はこしのあるのが好きだったけど、齢のせいでしょうか。((´∀`*))  昨日、南瓜を買って来てたのです。ニュース... 続きをみる

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  • うつ田姫そっとリフトに乗ってゐる

    静々とリフトに乗りしうつ田姫  冬の季語、冬をつかさどる「うつ田姫」で詠んでみました。  絡み合ふ葱と牛肉なまたまご  三位一体たまごと肉と葱と 「葱」が冬の季語です。 写真はうどんですが、すき焼きの時なども肉と葱を一緒に生卵につけて食べるのが最高です♪お互いに旨味を引き立てていて一番好きな食べ方... 続きをみる

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  • サザエさんトトロ絵柄の年賀はがき

     年賀はがき絵柄あれこれ考へり ガンダムやアンパンマン、ドラえもん、ピカチュウ、アトムなど毎年あれこれ交代で日本のアニメキャラクターを使えば、記念に買う小中高生も出て売り上げが伸びると思う。いつもスマホで新年の挨拶してる子が、はがきで初めて書くという新鮮さに「いいじゃん♪」と楽しくなるかも。谷内六... 続きをみる

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  • 年忘「エモい」連発ユーチューバー

     昭和の香レトロ喫茶のドライカレー  昨日は朝から頭がハッキリせず、一日中ボーっとなったままでした。気温の急激な変化の影響かな?  更新の気力も起きず、気晴らし、気分転換にユーチューブを見ていました。タイトルの句の「エモい」は、ユーチューバーがよく言うのを見て。(* ̄- ̄)初め、何のことだろ?と思... 続きをみる

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  • 虎落笛あやつる忍者ごっこかな

     飲み屋へと後押ししたる虎落笛  虎落笛バリバリ猫が爪を研ぐ  虎落笛ボロボロ零るる菓子パン  天を向く鮪の兜大いなり  ノーテンの稀少部位なる鮪かな  鼻鳴らし猫の喰ひつく鮪かな  マグロが冬の季語です。 飼ってた猫は、マグロやカツオが大好物でした。 酒の肴にスーパーで買って来た刺身を食べている... 続きをみる

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  • 冬ぬくし買物かごに上着脱ぎ

     着ぶくれて齧るトースト落しけり  アボカドを半分スプーンで掬って載せて、マヨネーズを今にも踊りだしそうに、ショパンのピアノ曲をイメージして華麗にかけてみました。ワルツですね(^^♪ 冬温し肉球さらけて寝る猫  冬温し陽を避け猫が影で寝る  たま風や猫の打ちたるキーボード  昨日は10月並みの気温... 続きをみる

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  • 質素なる老いの朝餉のサンドイッチ

     これは先日の朝です。今朝は残ってたキャベツを千切りにして挟みました。マヨネーズをかけて。(*´σー`)エヘヘ今日は年金支給日だからちょっといいもん食べまひょ♪  捲ること忘れしままの古暦  そんなことありませんか?毎年のようにどこかに捲り忘れたままにあります。トイレに掛けてるのを見もしないでその... 続きをみる

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  • 料理終へガラス越しなる日向ぼこ

     賑やかにでんとどっしりおでん鍋  この中の誰が主役だおでん鍋  けったいなちくわぶもありおでん鍋  スーパーで、ちくわぶを見たことがあるから関西でも今は、おでんに使ってるかもしれませんね。 人気ランキングは、大根、たまご、牛筋でしょうか?いやいや、意外と、ちくわも目立たずに人気があるようです。は... 続きをみる

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  • 錆びついた心の鍵に冬すみれ

     ぺチカの火ゆらゆらブラックコーヒー  冬の朝アチアチつつむマグカップ  ひとり居の心置きない嚏かな  嚏して部屋すっきりと整然と  雨が止んで、いい天気になりました。 12月も日が経つにつれ、気が何となく忙しくなって行きますね。 クリスマスが終ると、あっという間に晦日になります。 嬉しいような淋... 続きをみる

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  • 極月に慌てふためく政

     手袋を脱いでさすりし君の頬  冬の海きみは飛び込む我が胸に  スーパーの閉店困る老いの冬  手袋や昭和のデイト純喫茶  純喫茶という響きが懐かしく、昭和を感じます。 減ってるけど今でも看板に残してるのを見ることがあります。 ちょっと怪しげな、アベック喫茶、同伴喫茶というのもありました。(^^♪ ... 続きをみる

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  • 人生はあっといふ間よ冬銀河

     一人居に蜜柑の明るい色かな  偽りの商品多し冬の風 これ、大きくないよ。( ノД`)袋の大きさを想像してたのに。 「大きな焼きおにぎり」というのも。ゼンゼン大きくないよ。 むしろ小さいくらい。よくもまあ「大きな」と付けられたもんだ。(ノ´∀`*) 買ってこっちが恥ずかしい(〃ノωノ)  開けて誰... 続きをみる

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  • 青空に映ゆる雪吊り長浜城

     ポテサラの朝の冷たき作り置き ポテサラを作ってみました♪ わりと上手く出来たけど、ゆでたまごが、、!( ノД`)上の方にあるやつ。 つるんと剥けずに、凸凹。(ノ´∀`*)デコボコすぎるやろ (;^ω^)  北風とマネキンの恋ウインドー    来週あたりから12月らしい寒さが戻って来そうですね。 ... 続きをみる

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  • 診察を終えてやれやれ十二月

     背を丸め屋台ラーメン空っ風  吾の手をかじかむ君の手に重ぬ  マフラーの吾待つ君の二重巻き  相変わらずの妄想劇場です(^^♪ 昨日は病院が混んでいて普段の倍近い待ち時間でした。 金曜日ということもあったけど、十二月は混むのかもしれません。(*´Д`*)でも、これでもう年末を待つだけです♪ 胃は... 続きをみる

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  • ラブラブの二人で一つのマフラー

     ラブラブの二人で一つのマフラー 若いとき、長いマフラーが流行ってた頃がありました。 永島慎二の漫画に、カップルが肩寄せて一つのマフラーをして歩いてる場面を見て憬れたことがあります。(*´艸`*)仕事の帰りに一度だけ巻いて歩いたことがあります。繁華街に入って恥ずかしくなって外したけど。 チキンラン... 続きをみる

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  • ブロッコリー恋の始まりお弁当

     茹でたての色青々とブロッコリ  冬の季語「ブロッコリー」で詠んでみました。 俳句では「ブロッコリ」でも良いようです。 今朝、茹でてパンとコーヒーで食べました。ブロッコリーはすぐ傷むのでこれ全部みな食べました。(^O^)マヨネーズをかけて♪  冬うらら老いの洋菓子作りかな 洋菓子工房「ムーランルー... 続きをみる

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  • 布団から抜け出せぬまま時間過ぐ

     布団たたまずに出て行く旅館かな  ベッドから重たき布団すべり落つ  ふるさとへタイムトンネル布団なり 「布団」が冬の季語です。(^O^) ニトリの重たすぎる布団に振り回されています。 一枚でも重いのに、寒いから二枚です。( ノД`) (*´σー`)エヘヘ滑り落ちそうになったら足で跳ね上げて調整し... 続きをみる

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  • 懐かしい歌ばかり聴く冬の夜

     鼻水をすすってすするうどんかな  鍋焼うどんのふやけし衣かな  出前来し鍋焼うどん残業す 「鍋焼うどん」が冬の季語です。 鍋焼きうどんを見ると、二十代の若い頃を思い出します。 残業のとき、親方がとってくれたのがいつも鍋焼きうどんでした。会社の近くにあった「力餅食堂」の大将がバイクで6人分を持って... 続きをみる

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  • 金稼ぎパーティー黒く息白し

     白息の溶け込むうどんの湯気かな 【子季語】 白息 【解説】 冬の朝、気温が低くなる時間帯になると、吐く息に含まれる水蒸 気が冷やされて、白く見えること。  今日は「息白し」で詠んでみました。 今朝は昨日の朝よりも寒くて、起きるのが遅くなりました。 (*´σー`)エヘヘ朝ごはんか昼ごはんかわからな... 続きをみる

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  • 短景の踏切過ぎし電車かな

     祖母の手の今川焼の温みかな  おにぎりに語る一人居冬の夜  電車過ぎ後の静けさ日短  短景の踏切過ぎし電車かな 【子季語】 日短、日短し、日つまる、暮早し、暮易し、短景 【解説】 冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。 「日短」は、4文... 続きをみる

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  • 焼芋を二つに割って恋芽生ゆ

     今日は冬の季語「焼芋」で詠んでみました。(^^♪ 昔は焼けるように石などセットしたリヤカーに、煙突つけて売り歩いていたおじさんをよく見かけました。冬空に、優しい音色のポーポーといった音が今では懐かしく耳の奥に残っています♪  焼芋屋止める乙女のポージング 「石焼き芋」買ひそびれたるバーのママ  ... 続きをみる

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  • 納豆を嗅ぎ来し猫の鼻の皺

     真ん中に納豆ごはん玉子載す  納豆を混ぜる回数魯山人  納豆の糸切る身ぶり志村けん  納豆が冬の季語です。 魯山人は424回混ぜたとか。ほんまかいなァ~(ノ´∀`*) 志村けんの納豆を混ぜる芸はぴか一です♪ 食べてると匂い嗅ぎ来るうちの猫 鼻に皺よせコーヒーにでも どれどれと鼻をふんふん寄る猫も... 続きをみる

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