老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

2022年3月のブログ記事

  • 俳句「三月尽」

    のら猫に声をかけられ三月尽 買ひすぎし食材余り三月尽 仰ぎゐる弥生尽の曇り空 パソコンの故障そのまま三月尽 三月尽く書き損じの紙くしゃくしゃ ぼろぼろに三月尽のゆでたまご 春まで長かったようで、過ぎてしまえばあっと言う間の一月二月三月でした。 明日から、スタートの四月です。 70歳のシワも伸びる気... 続きをみる

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  • 俳句「猫の恋」

     ため息の横顔しずむ猫の恋  食べつつも聞き耳立つる猫の恋  寝てゐてもガバと起きたる猫の恋  呼び来る小さき一声や猫の妻  押しかけるものもありけり猫の恋  毛繕ひし合ふひととき戯れ猫  喜びの目の耀きや春の猫 季語「猫の恋」の傍題はたくさんあります。 猫の夫、猫の妻、浮かれ猫、猫の契、猫さかる... 続きをみる

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  • 俳句「浮かれ猫」

     寄り添って周りの見えぬ浮かれ猫 トムとジェリーか何かの漫画みたいに浮かれて、イチャイチャ歩いてる猫を公園の細道で見たことがあります。 僕が前方に居ることなど全く気付かずに「あニャーた~❤」「ニャンだい♪」と言った感じで顔を寄せて近づいて来ます。すぐ傍まで来ても気がつかないので僕は気づかせるため、... 続きをみる

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  • 小さくもたんぽぽの黄の明るさよ

    たんぽぽのここにもあんなところにも 小さいけどタンポポです。 日本のタンポポかな? 西洋タンポポは葉も大きいですね。茎なんて、50センチは伸びるでしょう。昨年、胃の調子が悪かったときに葉っぱを摘んで来て毎日のように食べました。まだ若い葉は生で、ドレッシングをかけてサラダで食べました。葉が濃くなって... 続きをみる

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  • 体調イマイチ

     いつの日かふるさとへたんぽぽの絮 雨が明け方近くまでパラついていたようだ。 雨だれの音をベッドの中で聴いた。 パルン ルポ ポロン  雨だれは老ピアニスト春の雨 今朝も一度は早起きをしたのだけど、何かイマイチ気分もすぐれずに二度寝した。 靴下を履くのにもモタついて、履き直して履けて、立てばよろけ... 続きをみる

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  • 早起き♪

     はくれんの空へ連なり昇るごと  汚れたる胸に白蓮ひとつ欲し 久しぶりの早起き♪ 冷え込みの緩い今朝です。 天気予報は、9時から雨の予報。 今日は雨模様の一日になるのかな? 今朝の目覚めは、紅茶にしました。スーパーでスペアミント1パック10円を買ってたので、適量を細かく刻んで、リプトンのティーパッ... 続きをみる

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  • 俳句「バス旅」

     春望や一路バスは海岸線  春景を車窓に歌ふバスガイド  春景色つらなるバスのツアーかな  坂道をバスの下り来て春の風 バス旅行も良いですね。 最近の観光バスは快適でしょう。トイレもある? 頻尿は休憩地までツライよ。😂 のんびりどこか行きたくなる春です。 いつの日か、東北、北海道まで♪ バスが坂... 続きをみる

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  • 俳句「白木蓮」

    手術後や空へ空へ白木蓮 リハビリを終へひととき白木蓮 僕のこれまでで一番の大手術でした。 もう10年以上経ちました。いろいろ障害は残ったけど、寝たきりにならずに躓きながらもどうにか歩けています。少しの間、車椅子を使いました。それも貴重な体験です。 どんくさい自損事故で、気がついたら首にギブスをされ... 続きをみる

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  • 俳句「沈丁花」

    雨上がり君見送りて沈丁花 沈丁の香の突き抜ける恋の胸 なーんちゃって♪😂 今日も寒いよ。体調はイマイチだし。 寒さのせいかな?もたもたしていてやっと落ち着いたら、もうお昼前だよ。ふう~。o○ 寒いので焼酎のお湯割りこしらえました。 ストーブの、やかんのお湯で。😁 小椋佳/春の雨はやさしいはずな... 続きをみる

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  • 俳句「猫の恋」

     ライバルに負けじ爪とぐ猫の恋  バリバリと壁はボロボロ猫の恋  聞き耳を立ててうたたね猫の恋  ボーっとしてるときのあり猫の恋  恋猫の雨にずぶ濡れ振られけり 恋も涙も夜の雨/竹山逸郎

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  • たんぽぽの明かり

    昨夜に飲み過ぎた朝など、特に眩しく感じたことがあります。 若い頃ですヨ♪😂 街角に たんぽぽが咲いている それは うれしい明かり 遠い国の 友だち たんぽぽの花を 見ているだろうか 野原に たんぽぽが咲きだした それは 平和の明かり 遠い国の 友だち たんぽぽのように えがおだろうか 何年か前に... 続きをみる

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  • わらぶきの屋根

     春雨や藁ぶき屋根に澄ます耳 子供の頃、藁ぶきの家に住んでいました。 夏は床下も風通しが良くて涼しかったです。 春に、雀のヒナが軒下に毎年のように落ちていました。雀には、巣を作りやすかったのでしょうね。まだ幼い僕は育て方を知らないままに、お菓子か何かの四角い空き缶に柔らかい端切れを敷いて入れて何か... 続きをみる

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  • 俳句「春を聴く」

     耳に手を当ててをみなご春を聴く 谷間の虹 高石ともやとナターシャセブンの時の懐かしい歌です♪  散り散りの幼なじみや春の虹

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  • 俳句「春と赤ちゃん」

     春色やぐずり泣く児の小さな手  赤ちゃんの春と話の小さな手  春を掴もうとする児の小さな手 本田路津子/一人の手 (1971年) もう50年前の歌なんですね。僕が19歳の時によくラジオから流れてたっけ。この人の、澄んだ清らかな水のような歌声が好きです。教会の歌を歌ってるのも良いです。汚れきった心... 続きをみる

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  • 事件の、その後。

     仲春の気の満ち満ちて酌む夜かな エビの天ぷらが大好きです。なかなか真っすぐに、ピンとお店のように揚げられませんが、カタチは悪くても美味しいです。😁 日に日に春らしくなって来ました。  さて、事件のその後です。 現場での説明の少し後に、警察署で、どのように襲われたか、再現の写真撮りがありました。... 続きをみる

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  • 俳句「猫柳」

     子らの風に光る頬や猫柳  撫でてみたくなるビロード猫柳  なでなでする子らの指や猫柳  骨董屋あるじ活けたる猫柳  かがやきに少女ほほえむ猫柳 ザ・ナターシャ・セブン 春を待つ少女 この歌も、もう50年過ぎたのでしょうか? 懐かしいです。(●'◡'●)高石ともやさんも味ある顏のお爺さんになりまし... 続きをみる

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  • 小石のように

     春の野を小石のやうに転げたし 『小石のように』 中島みゆきCover First Step♪ ふと聴きたくなって。😊 本人の映像はないので、カバーしてる人です。バンド組んでるのかな?声も良いし上手です。

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  • 流れない記憶のありて木の芽雨

    昨日の続きです。(昨日の記事は削除しました。) すごい速さで「死ね!死ね!」と突いて来るのを、こんなことあり得ないと思いながらも、本物の包丁を見て、刺されないように、突いて来るのに腹をかすられ身を引くのがやっとです。 サンダル履きだった僕は、少し湿ってた土にツルッと滑って寝た格好になってしまいまし... 続きをみる

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  • 俳句「春眠」

     誘はるる猫の眠りや春眠し  丸まりて猫のごとし春の眠り  春の眠り入口の輪やドーナツ 歳時記に、春の季語「春眠」は「唐詩選」中の孟浩然の詩「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く」に由来するとありました。 傍題には、春酔、春の眠り、春眠しがあります。  春酔の起きてゐるのか寝てるのか いつもこんなんです... 続きをみる

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  • 俳句「春こたつ」

     見続ける夢の続きや春炬燵  猫のごと猫と寝てゐる春こたつ まだまだ炬燵は片付けられません。 この時間、お昼過ぎて一時前だけど、家の中は寒い。 桜の頃になっても雪が降ることがあるから。四月になってもまだ炬燵やストーブは片づけられないと思う。 今日はこの後、お昼寝します。(●'◡'●) 大統領殿 ザ... 続きをみる

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  • 俳句「春怨」

    春怨や恋のくるくるティースプーン 「春怨とは、若い女性が春の気配に感じて、もの思いにふけること。また、恋に嘆くこと。」だそうです。この「春怨」は文字変換では出ませんでした。 若い女性になりきって詠んでみました。写真は私ではありません。(わかっとるがな!😁)

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  • 俳句「春の朝」

    鳴り始む春の夜明けのオルゴール 熱き湯にハーブの香る春の朝 すたこらと歩き躓く春の朝 懐かしき唱歌にはずむ春の朝 どこかで春が - ダ・カーポ(Da Capo)

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  • 俳句「蟻穴を出づ」

    ひわひわと触覚を日に蟻出づる あっち向きこっち向き蟻穴を出づ 寒い冬は穴の中や洞などでじっとしていた蟻が春の暖かさを感じて出て来ます。 小学生の時、教室でガラスケースで観察してた記憶があります。 家で自分でも牛乳瓶か何かの空き瓶にアリを捕まえて土と入れたように思い出します。でも、瓶ではうまく行きま... 続きをみる

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  • 俳句「しだれ梅」

    薪割りの伸ばせし腰や枝垂梅 薪割りの息の上がりて枝垂梅 南こうせつの「うちのお父さん」のフレーズをそのままに詠んでみました。歌詞にちょうど「下がり梅(しだれ梅)」が出て来ます。この話は有名ですね。😁 ちなみに、こうせつのお父さんはお坊さんです。昔、竹中の寺に母が行ったことがあると聞きました。こう... 続きをみる

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  • おむすびお赤飯

    おむすび おせきはん 着物を めして 黒ごま 塩つけて どこへ 行きなさる ちょっと梅見に そこらまで しゃなりしゃなり おせきはん おむすび おせきはん バックを 下げて おつむ つややかに だれと 行きなさる ちょっとお待ちよ つれないね 見返り美人の おせきはん ちょっときどった おせきはん... 続きをみる

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  • たんぽぽ

    プーチンの異常さ。 彼の末路は死しかない。

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  • 青いくちばし

     ひらく青い嘴チューリップの芽 チューリップの青い芽が空に向かって鳴いてるようです。 ピーチュ ピーチュ 早く平和な世界に。 今朝の目覚めは、まずまずスッキリでした。 コーヒーとアンパンとトマトジュースの朝食でした。 トルコのトマトジュースは、とても濃くて安いです。無塩です。 だんだんと春らしくな... 続きをみる

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  • おむすび雛

    おむすび ひとつ にぎったら うめぼし まんなか かざります はい かわいい おひなさま おむすび ふたつ にぎったら のりを あたまに かぶせます はい りっぱな おとのさま おむすび ふたつ できたなら なかよく おさらに ならべましょ はい おむすびの おひなさま 手作りすれば良かったのです... 続きをみる

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  • 俳句「紅梅」

     紅梅や皮めくる低温火傷 先日、左足首の甲のあたりが真っ赤になっていました。 痛みも何もないので(怪我して自律神経がおかしくなっています。)何だろうと思っていました。すると、数日経って皮がめくれてきて、湯たんぽによる低温火傷なんだとわかりました。ちょうど、夏に陽に焼けて皮がめくれるのと同じです。 ... 続きをみる

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  • こんな風に過ぎて行くのなら

    今日、テレビで琵琶湖の川端(かばた)で冬以外は毎日、「もんどり」と言う場所を、舟を一人さおで漕いで、主に鯉を捕ってる81歳のお爺さんを見ました。鳶やアオサギは、お爺さんが魚をくれるのを待っているのです。顏馴染みです。湧き水の豊富な町で、初夏には川に梅花藻が咲く所です。水のきれいな川にしか見られませ... 続きをみる

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