老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

架け替えて祖谷かずら橋春を待つ


 山茶花の三寒四温咲き残り
 昨日、北風に吹かれながら村の神社に寄ったら山茶花がまだ少し咲き残っていました。
山茶花は初冬の季語です。三寒四温は晩冬の季語です。季重なりになるのかもわかりませんが詠んでみたでがんす。


 タイトルの句は、先日の日曜日に「小さな旅」を見て詠みました。徳島県の山の小さな集落、祖谷の旅でした。冬の旅で、徳島県と言えども雪が積もり、長い氷柱も出来ていました。
春四月、観光客がやって来るのでそれまで冬の間に傷んだ橋の架け替えです。
山から切り出して来た葛を火で炙って硬さをほぐして巻いていくのです。技術と力の要る大変な作業です。二人で呼吸を合わせながら少しずつ少しずつ巻いていました。
温泉の紹介は出て来なかったけど、ホテルもあって温泉があるはずです。秘湯です。LPレコードの頃、芦屋雁之助さんが「秘湯の旅」だったか出した中に「祖谷の宿」がありました。


 前に、医者から「肋間神経痛ですね。」と言われたけど、この頃は腕に来ているようです。神経痛って、あちこち移動するのかな?(つд⊂)エーン