2022年1月のブログ記事
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にぎりしめた ぐーを いっぽんずつ いっぽんずつ ひろげてゆけば ほら ぱっと ひらいた おてての お花 へのじの くちを すこしずつ すこしずつ ゆるめてゆけば ほら えへっと にっこり おかおも お花
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もうすぐ もうすぐ もうすぐ咲くよ 梅のつぼみ おばあさんに おそわりました いにしえの言葉 梅ふふむ 梅ふふむ ふっくら ふっくら ふくらんだよ 梅のつぼみ おばあさんに おそわりました みやびな言葉 梅ふふむ 梅ふふむ
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木の芽はね 木の芽はね 春と いちばんさきに あくしゅしたくって つつん つっつん せのびして みんな わくわく してるんだ 青い芽 赤い芽 春は どこから来るの あっちだよ こっちだよ ふわふわ芽 つるつる芽 春と いちばんさきに お話ししたくって えがお おちゃめがお すましがお みんな ... 続きをみる
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絵本は「花咲か爺さん」春を待つ 花咲か爺さん
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寝つけなくて 一つずつ積み上げて やっと眠りについたのに 朝 目が覚めると 三角四角 長方形の 積み木がバラバラになった頭 あまりの寒さに 思考困難 エンジンが かからない ふたたび布団に引きこもる 何度も起きかけては エンストばかり 起きだすには ヒーローのような 負けない勇気が必要 エイッ ... 続きをみる
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子らの耀きやおしくらまんぢゅう おしくらまんぢゅう子らの元気な顔 今はする子らなしおしくらまんぢゅう 「おしくらまんじゅう」は冬の季語です。 長い文字数なので、頭に持って来ても良いようです。中七にして字余りになっても良いようです。 この遊びは、今はコロナで無理でしょう。 小学生の頃、校庭でよくしま... 続きをみる
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毛繕ひする猫の舌日脚伸ぶ 昨日の夕方、空を見上げたら「日が少し長くなってきたなあ。」と感じました。夕焼けの色も暖かみのある色合いでした。 昨日、もう何年も戻って来ない猫が帰って来た夢を見ました。お腹が空いててカリカリを催促されて、慌てて探したら棚の箱に小袋を見つけて、ホッとして皿に開けたのです... 続きをみる
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元気になれる 朝ごはん おはしで まぜる なんども なんども なんどでも パワーみなぎる なっとう いっとう あしたのために 夕ごはん ねばねば まぜて 糸りき 糸りき 糸ぢから ねばーギブアップ なっとう いっとう 負けないちから 朝ごはん いっとう にとう さんとう よんとう おっとっと ... 続きをみる
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なにか 芽の出る 音を 聴きたくて コーヒーを淹れながら 耳を 澄ましている それなら 外へ出ればいいのだが 外は寒くて おっくうだ だから あたたかい部屋の中で 広がるコーヒーの かおりに 耳を 澄ましている 今日も、一歩も外に出ないままに夕方を迎えている。 籠っていても、時間が過ぎるのが早... 続きをみる
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毛糸帽なかでひなのかへりさうな 万全に帽子に重ねる毛糸帽 そのままにベッドに入りぬ毛糸帽 風よ来い紐をつけたぞ冬帽子
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正月二日にスーパーに買い物に行った時のこと。 並んだレジのおばちゃんが楽しかった。 カゴの品物の支払いの時、指先がスムーズに小銭を摘まめないから時間がかかり、十円、二十円、1円玉と置いて行き、キッチリとそろえた。この時、おばちゃんが言った言葉に思わず吹き出しそうになった。 「バッチ、グーです♪」 ... 続きをみる
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春永の二人きり酌み交しけり のんびりした感じのする「新年の季語「春永」を使って詠んでみました。夫婦、または仲のいい友と。想像は読み手の自由です。 本年もよろしくお願い致します。 酔って寝ていました。(^///^)