老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

詩「耳を澄ましている」


なにか 
芽の出る
音を 聴きたくて
コーヒーを淹れながら
耳を 澄ましている


それなら
外へ出ればいいのだが
外は寒くて 
おっくうだ


だから
あたたかい部屋の中で
広がるコーヒーの
かおりに 耳を
澄ましている





今日も、一歩も外に出ないままに夕方を迎えている。
籠っていても、時間が過ぎるのが早いのは不思議な気がする。
昨日も今日も寒すぎるよ。
でも、雪の多いところはもっと大変だよ。雪下ろしで何人も亡くなっている。
テレビで、高齢のお爺さんが近所の家の雪下ろしを手伝ってるのを見た。命綱をつけてヘルメットをかぶって。
若い人が少ない町はほんとに大変だよ。過疎の村が多くなっている。
何か名案はないものだろうか。