猫戻る聞き間違ひの落葉かな 飼ってた猫のことあれこれと思い出して詠んでみました。 亡くなる一年半前頃に彼女が出来て、それから亡くなるまでの期間が一番しあわせな時間だったと思います。 カリカリを食べていても常に耳をそばだてていて、彼女の気配を感じとると「あっ、彼女だ!」と言うカンジでもう一目散... 続きをみる
2023年11月のブログ記事
-
-
鈴懸の実に過ぎし日の恋しのぶ プラタナス散れば青春の歌かな 青春のダッフルコートとふになく タイトルで「ははーん。はしだのりひこ&シューベルツの風だな。」とわかった人もいるでしょうね。(*´σー`)エヘヘ 17歳の頃にヒットしてた歌です。この頃はヒット曲が多かったですね。由紀さおりの「夜明... 続きをみる
-
赤い糸きみは信じて毛糸編む オリオンや老いてまだ未来志向す 胃腸の方は養命酒を飲み始めてから、もたれることはなくなりました。やっぱり効いてるのでしょう。 足の方は、ともかく少しでも毎日歩くことだと思っています。 昨晩、布団の中で、あと残された時間はどれくらいだろうかと考えました。あとどれくら... 続きをみる
-
神立風ダイオキシンが飛んでゐる 天狼が人新世を睨んでる 鶏頭は頭でっかち火星人 霜の夜サクサクサクと麩菓子食ぶ ホットミルク幕上がりゆく舞台かな 君の夢きっと叶うよホットミルク 「私は大人たちが幸せに生きてほしい。 親が悲しんでいると、その子どもも悲しむから。 すべての大人は幸せに生きてほ... 続きをみる
-
木漏れ日に残菊ひそと這ふ如く 残る菊つつましやかに清々と 桜落葉ひとはに託す恋のあり 真っ赤なる桜紅葉よ我が恋よ 片想ひ桜紅葉の散るさだめ 桜紅葉さっと別れて行きませう 種茄子のぶらりぶらりの一日かな 種茄子二つや「おぬしも悪よのふ」 カトレアとフランス菓子とミルクティー 昔、銀... 続きをみる
-
小春日や阪神アレのパレードす 「アレ」って、優勝のことですよね?今年の流行語大賞にノミネートされてるとか。(^^♪ 銀杏もみぢ虎の阪神ユニフォーム 顔洗ふ湯たんぽの湯のまろやかさ 湯たんぽの足に広がる故郷かな 湯たんぽや足で聴いてる子守唄 湯たんぽの漢字って、なぜ「湯婆」と書くんだろう(... 続きをみる
-
あちこちと迷路を抜けてホットミルク 「えへへ」「うふ」膜を寄せ合ふホットミルク 読み聞かせ続きは明日ホットミルク 「ねえ」と君「何だよ」と吾ホットミルク ホットミルク溶けた天使の翼です 昨夜は疲れていたのか、7時半頃にはもう布団にもぐり込みました。トイレにこのごろは2時間おきに起きます。 3度起... 続きをみる
-
診察を終へて寄りみち小春空 公園を一回りして小春風 土手を行き帽子を脱げば小春風 茎のばし冬のたんぽぽ陽の方へ 今日は、朝からかかりつけ医の紹介状を持って、初めての病院へ胃のCTを撮ってもらいに行って来ました。 受付11時半までに、何とか間に合いました。途中で道を間違えて慌てて引き返して... 続きをみる
-
冬薔薇のみなうつむいてゐたりけり 冬の朝チーズ溶けきりパン焦げし 今朝はパセリがあったのでみじん切りにして載せて、マヨネーズをかけて食べました♪ 今朝は4,5時間寝てそれからもう寝つけずに、夜明前に起き出したけど、冷え込みが強くなくて助かりました。今週後半は寒くなるようですけど。 くつしたの... 続きをみる
-
おもむろにシチューをつくる冬の夕 冬の朝ぬくめなほしのシチューかな コーヒーと焦げしトースト冬の朝 二度寝三度寝やっと起く冬の朝 座り込み起きてぐずぐず冬の朝 ゆくあてのなし徘徊や冬薔薇 認知症みなどこへゆく冬の街 今朝のニュース番組で行方不明になってる認知症の人の数に驚きました。... 続きをみる
-
-
即席も味噌汁うれし冬の朝 顔に湯気あてながら食ぶ冬の朝 見せに来る子の手に溢る銀杏落葉 老人と銀杏落葉とベンチかな 銀杏落葉をみなご不意に現れし 銀杏落葉透かせば淡き恋の痕 銀杏落葉本に挟みし若き日よ 銀杏落葉乗って飛ぶ夢見る子かな 今朝は冷え込みました。 寒いと身体が硬くなるのか... 続きをみる
-
むずむずと出さうで出ないくさめかな もたついてコーヒーぬるし冬の朝 昨夜から雨が降ったり止んだりしています。 遠くで祖父母が呼んでるような。 でも、もう少しこっちにいるよ。 冬の雨そふぼが呼んでゐるやうな
-
(写真は違います。イメージです。(^O^)) 昨日のNHKのアメリカのニュース番組で、犬専門店の店長をしてる人気ものの黒猫を見ました。ネクタイをしててキリっとしていました。キビシイ店長で、おとなしいワンちゃんたちがちょっと可哀想でしたね。「ボーっとしてんじゃニャいよ!」とすぐに猫パンチが飛ん... 続きをみる
-
黄昏てホットコーヒーと語る日々 黄昏て猫の思ひ出ばかりなり 「ホット」が付くと、冬の季語になるようです。 ホットワイン、ホットウイスキー、ホットレモン等々。 子の「うふふ」ホットミルクの膜を付け 酒やめて就寝前のホットミルク 寝る前に、温かい牛乳を飲むとよく眠れるというのを、ネットの記事を見... 続きをみる
-
懐かしき歌ばかり聴く冬の夜 冬の朝こはれごまかす玉子焼き 冬の朝ころがるパンの食べこぼし 冬日和ころげゆきたるクロワッサン 短日や皿に積みたるクロワッサン 着ぶくれて二口で食ぶクロワッサン 空想癖の君の目や神無月 今日、初めに詠んだのは次の句でした。 沈み込み冬の時代と思ふ冬 何... 続きをみる
-
畏まり祖母の居眠り丸火鉢 賑やかに子らの手揃ふ火鉢かな 仏壇を時おり見ては火鉢かな もう現代の暮しでは、火鉢は見られなくなりました。 それでも練炭が売れてると聞くから、復活してるかもしれません。練炭ストーブというのもありました。 子供の頃はまだ電気コタツではなく、暖は炭火の堀コタツと火鉢で... 続きをみる
-
「セーター」が冬の季語です。 温もりを貰ふセーター売り場かな セーターに残せし君のにほひかな 憬れしとっくりの白のセーター 若い頃、酒井和歌子さんでしたか?白のとっくりセーターで風邪薬のCMに出ていました。その影響か、白のとっくりを着る若い娘が多かったように思い出します。会社にもいましたよ... 続きをみる
-
戦地の子プラネタリウムのオリオン 落ち着いて星座を見れるのは、今はプラネタリウムという、ウクライナの様子を今朝のニュースで見て詠んでみました。 アテの根の真っ赤や冬はうれん草 栄養の冬はうれん草根真っ赤 ほうれん草が出回っているけど、春の季語のようです。 昨日の夕方にスーパーに行ったら新鮮そ... 続きをみる
-
小春日や猫の続けて大あくび 溶けさうに寝る猫の目や小春風 のら猫のいがみ合ひたる小春かな 小春日や猫がかいかい耳をかく 小春日や猫と遊んで遊ばれて 今日は曇り空で気温がちょっと低く、小春日和ではないんだけど詠んでみました。♪~(´ε` )初冬の季語「小春、小春日和、小春風、小春日、小春... 続きをみる
-
後れ毛のうなじえりあし小夜時雨 冬めくや思ひあぐねることばかり シャッター街通り抜ければ冬めきぬ 時雨来て湯屋の暖簾をくぐりけり 何だか、だんだん気温が下がって来ました。今夜は冷えそうです。昨日までと違い、明日から少し寒くなりそうですね。 今日は夜中にトイレに起きて、それからもう眠れずにパソ... 続きをみる
-
-
珈琲の話は尽きぬ冬初め 珈琲に語りかけたる冬初め パッケージが新しくなっていました。値段は同じだったと思います。飲んでもう半分ほどになっていますが。(*´σー`)エヘヘ 夏の頃のように湿度が高くないので風味が少しは長持ちします。 ほんとは、豆を買ってゴリゴリ挽いた方が美味しいに決まってるのだ... 続きをみる
-
どっしりと猫は陽の場所冬に入る 立冬や昭和かをるドライカレー カレーの香みちびく路地や冬来る コーヒーとレトルトカレー冬に入る ビルの窓窓窓窓に冬来る 冬立つや右に立つエスカレーター 冬立つや振り向く人の口の紅 遮断棒に背を叩かれ冬に入る 固まりし絵の具ばかりや冬に入る 足さする... 続きをみる
-
行く秋や凝視するスーパーの品 中身が減ってたり、小さくなってたりするから。😞 袋の大きさはそのままで。ヽ(`Д´)ノプンプン 食品の値上がりつづく冬隣 冬隣また小さくなりし食品 これから鍋の季節ですが、野菜が高くなるんじゃないの? 満杯のエコバッグ下ぐ暮の秋 行く秋やボケ防止なりセ... 続きをみる
-
色合ひを残して雀蛤に 蛤となり雀鳴く朝の椀 雀蛤となりチュンと鳴く鍋 スーパーに行くと、パック入りの蛤が売っていますね。 色艶の良い、ほんと、雀の色をそのまま残していますね。 ああ、これが昨日まで雀だったのかと想うと、なんだかとても切なく、ツライ気持ちになりますね。( ノД`)シクシ... 続きをみる
-
晩秋の午後の日差しや寝落ち猫 思案気な猫の瞳や秋深し 猫眠るパソコンの上冬隣 挨拶を返す野良ねこ冬隣 窓際を譲らぬ猫や冬隣 晩秋の小さきゴーヤ買ひにけり 昨日スーパーに行ったら農家のおじさんの販売コーナーで、小っちゃなゴーヤを見つけました。 2袋あったので、3つ入り、2袋とも買って帰... 続きをみる