老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

別れに来し雀あすは蛤に



  色合ひを残して雀蛤に
  蛤となり雀鳴く朝の椀
  雀蛤となりチュンと鳴く鍋


 スーパーに行くと、パック入りの蛤が売っていますね。
色艶の良い、ほんと、雀の色をそのまま残していますね。
ああ、これが昨日まで雀だったのかと想うと、なんだかとても切なく、ツライ気持ちになりますね。( ノД`)シクシク… 
手にしてじっと見てると感慨深いものがあります。

 実は、「雀蛤となる」は晩秋の季語です。(^^♪
面白い季語ですね。
【解説】
二十四節気の一つである寒露を三つにわけたものの一つで、七十二候の一つでもある。寒い時期、人里に雀が少ないのは、海で蛤になっているためと考えられていた。

↑こういうことデシタ。m(__)m