老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

点いてないのにストーブの前に猫


 猫戻る聞き間違ひの落葉かな




 飼ってた猫のことあれこれと思い出して詠んでみました。
亡くなる一年半前頃に彼女が出来て、それから亡くなるまでの期間が一番しあわせな時間だったと思います。
 カリカリを食べていても常に耳をそばだてていて、彼女の気配を感じとると「あっ、彼女だ!」と言うカンジでもう一目散に猫の出入り口から飛び出して行っていました。カリカリを蹴散らかして。(ノ´∀`*) 
匂いや音でわかるのかわからないけど、間違えて帰って来ることもありました。そんなときの表情って、しょぼーんとしていました。声をかけても淋しそうにしていました。(+o+)
 まだ火を点けていないのにストーブの前に向いて行儀よく座っていたことも思い出します。

 見上げれば猫の思ひ出冬の月