老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

俳句「福笑ひ」


家ゆるる子らの笑ひや福笑ひ


ドキドキと目隠し外す福笑ひ


笑ふ子の腹のよぢれる福笑ひ



子供のころ、正月は毎年やってました。単純な遊びですが、子供のころは面白くて楽しくて、もう笑い転げていました。漫画雑誌の付録に付いていました。双六も付録に付いていましたね。
火鉢でお餅を焼いて、部屋の中の遊びが飽きたら外に出て、庭で女の子たちは羽子板で羽根つきをしていました。ぼくらは、独楽回しや、凧あげ、パッチン(メンコ)、ビー玉遊びに夢中でした。
太い竹で、高い竹馬を作って得意になってカッポカッポと歩いてみせる子もいました。
まだ家にテレビのなかった時代です。村に一、二軒あったでしょうか。夕飯を済ませると、毎晩のように見せてもらいに同級生の友だちの家に行ってました。「名犬ラッシー」や「お笑い三人組」「ジェスチャー」「事件記者」など思い出します。