老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

俳句「嫁が君」

部屋隅に民話のやうに嫁が君



尾で餅をくるりと運ぶ嫁が君



天井にだんらんの声嫁が君



今だけ大目に見てやる嫁が君



音立てぬやう見ぬやうに嫁が君



「嫁が君」は、正月三が日のねずみの異称です。
人間の生活の中で食害などで嫌われるけど、一方で大黒様の使いとされて親しまれています。それで、正月に米や餅を供える地方もあるそうです。(歳時記より)
昔、古い家で炬燵に入ってる時、ふと何か気配で水屋の隅を見ると、小さなねずみがいて、何とビックリ!(*_*)
しっぽで丸餅を巻きつけて運んでる最中だったのです。これには驚きでしたが貴重な瞬間が見れました。民話の世界に入り込んだような、不思議に思える光景でした♪(^O^)可愛い顔してますからね。