老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

虎落笛あやつる忍者ごっこかな


 飲み屋へと後押ししたる虎落笛



 虎落笛バリバリ猫が爪を研ぐ
 虎落笛ボロボロ零るる菓子パン



 天を向く鮪の兜大いなり
 ノーテンの稀少部位なる鮪かな
 鼻鳴らし猫の喰ひつく鮪かな


 マグロが冬の季語です。
飼ってた猫は、マグロやカツオが大好物でした。
酒の肴にスーパーで買って来た刺身を食べていると、すぐに匂いを嗅ぎつけて「フーンフーンおくれニャー」と首を伸ばして顔を近づけて来て欲しがりました。
それで、小皿に少しずつ分けてあげていました。
すると「フンガフンガ」といった興奮したような鳴き声を漏らしながら夢中になって食べていました。
食べた後は、満足そうに手を丁寧に丁寧に舐めていました。手を使って食べたわけじゃないのに。(*´艸`*)