老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

野いちごの花


 青空や野に寝転びて春愁ふ


こんなところで寝転びません。(●'◡'●)棘が刺さりそう。
野いちごの花がもう咲いていました。
幼い頃、野いちごが赤く熟れると、子どもたちは長い茎の草に、ヘビに用心して藪にも分け入り、我先にと競って摘んでは茎にいちごを長くして家に持ち帰って得意げでした。野いちご独特の日と野の匂いの、甘い味でした。でも、雨上がりの野いちごは水っぽい味だったように思い出します。(;^ω^)
幼い指では上手く摘まむことが出来ずに、逸る気持ちでやっと摘まんだ大きいのを「あっ!」と、茂みにポロリと落として悔しがったことも思い出します。花もすぐにハラリと散りますね。
 はらりとうっかり触る野苺の花
 野苺の花すぐに散る白さかな




ひとりきり