老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

切なくて小倉トースト秋の朝


切ない秋の朝は 
小倉トースト てんこ盛り
バターがなかったから
チーズトーストにして
その上に スプーン3杯
優雅に載せた
古人の微笑みにも似た
たっぷりの 小倉あんこ


すました こし餡よりも
粒粒のやさしい耀き 小倉あんこ
思わず口を注いで出て来る
あんこ椿は恋の花


三日遅れの便りでもいい
僕は今日も切なく
君の便りを待っている


小倉トースト
小倉トースト
ああんあ あんああんあん
てんこ盛り