老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

哀しい目をして猫が寝そべっていた


曇り空の下
路に猫が 寝そべっていた
風もあって 気持ちいいのか
ずっと寝そべっていた

哀しい目をして


人家の近くに無い
交差する広い道路の
すぐ傍の
公園の入り口で



待ち続けているのか
飼い主だった人の

車の停まる音を待って


まだ身体の白がきれいな

のら猫が 寝そべっていた
哀しい目をして