老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

詩「イヌフグリさん」

水色のシャツの
ボタンがとれて
コロコロ コロコロ コロロ
止まったところに 咲いていた
小さなブルーの お花たち
イヌフグリさん
きみたちの ゆめは何ですか
ぼくはうちゅうひこうしに
なることなんです
パチパチ パチパチ
ゆめを またたく
イヌフグリさん


ころがったシャツの
ボタンひろったら
ポロポロ ホロホロ ホロロ
そでぐちにふれて ちったよ
かわいいブルーの お花たち
イヌフグリさん
何だか 星に見えてきた
まるで空からおちてきた
銀河のカケラ
パチパチ パチパチ
青い 星たち
イヌフグリさん





(イヌフグリの別名は、星の瞳だそうです。お日様の好きな花です。天気の良い日、もうどこかで咲き始めているでしょう。(●'◡'●))