老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

泣いた子の拾ってゐたる柿の花


 糸通す幼き日々や柿の花
 来て見れば葉陰に残る柿の花



 小さき実に遅れて一つ柿の花
 トタン屋根転がる音や柿の花
 コロコロと幼き日々や柿の花
 柿の花錆びて遠のく故郷かな



 夏あざみ淡き紫わが恋よ
 色合ひの野に引き立ちて夏薊
 子の髪のさらさらとして夏あざみ


もっときれいな色でしたが、安物のカメラでは色がクッキリ出ませんね。😂
柿の花は何だかとても懐かしいです。
田舎の家に柿の木があって、幼い頃から馴染みの花です。女の子たちと、拾って糸を通して首飾りにしてたっけ。😁
硬いから拾いやすいんです。
小屋のトタン屋根に落ちて転がる音が耳の奥に残っています。
小雀の可愛い頃ですね。
今日は暑くなりそうです。蒸し暑くないだけマシです。