老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

猫の夢。


 仰向きて猫眠りたる日陰かな


 昼寝から醒めてあと引く猫の夢


ときどき、亡くなった我が家の猫が夢に出て来ます。
それは嬉しいけれど、切ない気持ちが続きます。
もっと遊んであげていたらと思う。
あれは遊んで欲しいポーズだったんだなあと回想することがある。少し照れたように寝転ぶと、手で僕の足に軽くちょっかい出してたっけ。
外から帰って来て玄関に上がったばかりの僕の足元に、顔をスリスリして来た時、僕はズボンに毛が付くので避けてしまっていたんだ。
夏の昼寝覚めは、何か切ない。