老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

あけましておめでとうございます

うれしくてうさぎうきうき卯槌かな
まだ年賀状を書いていなくて。😂
明日、初めてプリンター印刷に挑戦します。
今は、ユーチューブで親切に教えてもらえるので助かります。
うまく出来るかな?
季語、「卯槌」とは縁起物です。実物は見たことないのですけど。厄除けのお守りのようです。


初春のカムイユーカラ絵本かな

今日、本箱の整理をしていて出てきた絵本です。
35年ほど前に買ったものです。
何故こんな絵本があるのだろうと、すっかり忘れていて、思い出してみました。
確か、新聞の夕刊の「サークル」みたいなコーナーがあって、そこに「アイヌのミニコミ誌を発行しています。」と言ったことに興味を持って連絡したように思い出します。
小6の時、佐藤さとるの「だれも知らない小さな国」を読んでから、アイヌに惹かれたのです。
個人発行のミニコミ誌は、几帳面な文字のガリ版刷りでした。
会ったことは無いのですが、定期的に送っていただいていました。北海道の小さな本屋さんを教えてもらい、萱野茂さんの本など買いました。今も数冊は手元に残してあります。


この写真の絵本は、そんな興味を持ってて買ったのだと思います。作者の手島圭三郎は今、88歳のまだ現役の絵本作家です。
昨年の2月頃だったか、Eテレの日曜美術館で特集した番組をたまたま見ました。だからその時、87歳だったのですね。
雪の森を歩いてスケッチしたりしていて驚くほど元気でした。
作品は、版画です。
この絵本「チピャクカムイ」は、3作目のようです。その後たくさん出しています。チピャクカムイはアイヌ語で、オオジシギという鳥のことです。見たことはないのですが(見ても鳥をよく知らないのでわかりません)落下するように飛ぶとき、ものすごい音を出すそうです。


今日、元旦はお雑煮を一杯飲みながら食べて、絵本を引っ張り出したりして気づくともう夕方でした。
初詣は明日にしました。今朝、台所で拝んだけどね。(*´σー`)エヘヘ
本年もよろしくお願いします。