老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

つややかに冬の匂ひやカレーパイ

枯葉の音パリッとサクっとカレーパイ
珍しさに買ってみたけど、たいして美味しくありませんでした。
美味しそうに見えたのだけど。具が少量でした。
なんでも、イギリスのパブではよく出されるとか。
パブとスナックとバーの違いを、いまだに知りません。
昔、景気の良い頃にサロン、クラブ等も流行ったのでしょうね。
歌謡曲の歌詞にも出て来ます。パブも。


青写真うつしてみたき夜汽車かな
青写真ねこの嗅ぎ来る日の匂ひ
ハートの形ばかり焼く青写真
冬銀河へと行きさうな夜汽車かな
寝台の夜半に目の覚め冬銀河


 冬の季語「青写真」は日光写真のことです。
子どもの頃、漫画雑誌の付録についてたことがあります。
ぼんやり映ったような。セットして待つ、あのワクワクが楽しかったことを思い出します。
もう死語かと思っていたけど、進化して百均でも売られてるようです。チョキカメラも人気ありますね。


冬の夜や「夜汽車」を聴きて床につく
 昨日は、わけもなく寂しくて唱歌の「夜汽車」を聴きました。
子どもの時からいつもわけもなくさびしい気持ちになることのある子でした。
植木等のスーダラ節を近所の子らと歌うときがあっても。
六年生の時、おマセの、ぶんちゃんが教えてくれたブンガチャ節を笑って二人で歌っても。
 若い頃、ブルートレインの寝台列車で何度か帰省したことがあります。食堂車で何か食べたことも懐かしい思い出です。