老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

桑の実が熟れて来た。

桑の実が赤く、熟して黒く熟れて来た。
熟した黒いものは甘い。熟れる前の赤い酸っぱいシャキシャキ感もわるくない。
子どもの頃はまだカイコを飼ってる農家が多くて、学校の周囲にも桑畑が広がっていた。


 桑の実を摘みし昭和や下校の子


 いまの子の見向きもせずや桑苺


現代は、添加物いっぱいの味の良いお菓子があふれてるから、遊びの途中で見つけても、食べたいという意欲も沸かないのだろう。
でも、まれに中には美味しさを知ってる子が昭和の子みたいに「ヤッホー♫ひとりじめじゃ。」と、指先と口の周りを真っ赤にしてる子がいるかもしれない。
ミネラル、ポリフェノールいっぱいの自然の恵みをいただく君は病気にも強い健康な子に育つかもしれないね。