老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

団扇と昼寝


 おしゃぶりを咥へしままに昼寝の児



 うたた寝の顏に載せたる団扇かな


 昨日は診察日でした。
コロナにかかった人なのか、別室で診断してるようでした。いよいよ我が町にも身近に迫って来てるのを感じました。
待ち時間が最近は長いのでとてもくたびれます。
寝不足もあり、帰ってから昼寝をしたら爆睡してしまい、目が覚めたらもう夕方を過ぎていました。😂


 裏無地に酒屋の名ある団扇かな


子供の頃、そんな団扇がありました。お中元に配ってたのでしょう。竹の骨でしっかりしていました。姉が夏休みの工作に、紙を張り替えて絵を描いていました。


 火を熾す破れ団扇のバタバタと
 渋染めの五角形なる団扇かな


ちょっと重いけど、柿渋で染めた丈夫な団扇もありました。
七輪に火を熾すとき、よく使っていました。