老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

挨拶や足もと濡らし桜草


  桜草こぼれて集ふ鉢の水



  道端の連翹に道尋ねけり



 姥桜たがひに映ゆる古刹屋根



 文字なぞり歌碑にふるふる花吹雪


 清明の草一本の耀きよ



 昨日は「清明」だったのですね。
もう晩春に入りました。
足の不安と痛みを抱えながらあちこち出かけています。
柿の若葉がピカピカと、百の二百の蛙のようです。