老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

捲れたる机上のノート風薫る


 鶏の昼を知らせて柿若葉
 口元に乾きしたまご柿若葉
 むしゃむしゃと喰ってみやうか柿若葉
 五右衛門風呂の踏板や柿若葉



 薫風や逆さに蝶のとまりゐる
 止まらないサインポールや風薫る
 鬱気味の帽子を脱げば風薫る
 パノラマの進む車窓や風薫る
 行商の絣のもんぺ風薫る



薫風や通り抜けたるアーケード



 食卓に並ぶ菓子パン風薫る



 薫風や笑ってるドーナツの穴



 トースト咥え走る娘や風薫る



メール来る「ネモフィラの丘で待ってる」


 ネモフィラはまだ季語になっていないようです。
いずれは季語になるでしょう。季語になるのが他のものでも何でも遅いです。(^O^)まだ季語になってないから何か季語を使ってもいいのだろうけどね。いずれはなる季語として詠みました♪
 風薫る季節ですね。
昨日の夕方、さんぽに出て池の傍のベンチでしばし気持ちのいい空気を楽しみました。この間、つい芽吹いた柳がもう青々と、葉が大きく茂っていました。でもまだ柔らかい若葉です。
 今日は朝からわけもなく、ちょっとウツ気味です。
気分転換にどこかへ出かけて来ます。