銭湯でいつも出会う がんこじいさん 湯船で石か岩みたいに じっとしていて ドキドキ ぼくらが 入ろうとすると 「こら ぼうず かかり湯をして入らんか!」 ぼくらは すごすご しょんぼりと シャワーを浴びた 銭湯でいつも出会う がんこじいさん 真っ赤な顔で長い間 つかっていて スイスイ ぼくらが う... 続きをみる
老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶の新着ブログ記事
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ひまわりが 秋めいた空に 陽を透かしている 涼し気な 透き通った 花びらの黄色 黄色いフイルムの輪のように やがて花びらは萎み 大きく実った種が 重く重く 垂れ始める 俯き 思案するように 過ぎた夏を 回想するように 種の 一粒一粒に 想い出を詰めて 種の マクロチップ
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スイカが笑ってる 二つに切った スイカが二つ 笑ってる 四つに切った スイカが四つ 笑ってる 八つに切った スイカが八つ 笑ってる スイカが笑ってる 小さく小さく切った スイカがみんな 笑ってる 大きく大きく 笑ってる
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小椋佳が今年で引退するようだ。 病気で何度か入院して来て、健康ではなくなって来てるらしい。 「出来れば苦しむことなくスッと死ねたら。」と先日、ラジオで冗談ともなく語っていた。 体力的に限界らしい。 僕が小椋佳の歌をアルバムで初めて聴いたのは、二十歳の頃だった。 東京は王子の線路沿いにあった三畳一間... 続きをみる
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朝は嬉しい。 朝の空気が嬉しい。 特に何か良いことがあるというわけではないけど。 朝は嬉しい。 コーヒー淹れて焼きたてのパンを齧る。 その香りが嬉しい。 その香ばしい食感が嬉しい。 それだけのことではあるけど。 朝は嬉しい。 ほんとうのこと見つめてる白むくげ
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オリンピックの開会式のパフォーマンスよりも、パラリンピックのパフォーマンスの方がずっとずっと良かった。 テーマが一貫していて、ブレてなかった。 飛行機、衣装の色とりどりのデザインも良かったし、何か芸術的であった。 晩酌のあと、祭り気分でまだ飲みながら見てたので、かなり酔ってしまい、必死に目を開けて... 続きをみる
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ピーマンは柔らかき種もいただく ピーマンの生で齧るビタミンC クルミあんぱんを開いた中に、さらにクルミとカシューナッツとアーモンドを挟みました。 生のピーマンはデザート代わりです。 ゆでたまごを2つ付けました。 コーヒーは、ドトールの8バッグ200円ほどのものをブラックで。 ピーマンは、熱を通... 続きをみる
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お祭りも縁日の出店も夜店も、コロナで今年も中止です。 来年は開催できること願っています。 縁日のおっちゃん
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昨夜は気温が少し低めで、わりと寝やすかった。 それでも冬の時のように、ぐっすりとは眠れない。4,5時間眠れば良い方だ。 足りない分は二度寝や昼寝で補う。こまめに3,4回寝ることもある。 眠くてたまらない時がある。自然には逆らわないことにしている。 だから眠たい時は寝ることにしている。 眠い頭で無理... 続きをみる
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青梅を捥ぐと、黄色く熟して来るのが早い。 この時の甘酸っぱい匂いが好きだ。 でも、早く漬けないと。 ネットで調べて梅ジュースをこしらえよう。 手提げ袋にたくさん拾ってきてあるから。 梅酒もわるくないかな。 寒い冬の間はよく眠れたけど、暑くなって来ると夜中に目が覚める。 まだ夜中や明け方は冷えこむの... 続きをみる
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もう何年も前から見かけていた花だけど、やっと「ラベンダー」という名前だと知った。 種類があるらしい。先日、初めて匂いを嗅いでみた。わるくない。 そういえば、芳香剤に「ラベンダーの香り」というのがあったような。 ラベンダーもハーブの一種なのかどうかはまだ勉強不足で知らない。 小菊みたいなカモミールは... 続きをみる
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昨日、スーパーの休憩場所の一角に置いてある血圧計で、数ヶ月ぶりに計ってみた。 たぶんビックリするくらい高いのではなかろうかと、腕を入れてじゅうぶん深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。そうして測定のスイッチを押した。 診察で病院に毎月行ってた頃は、診察の前に測定していて、どうにかセーフの140台をキー... 続きをみる
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昨日、一日中降ってた雨も止んで、今朝は薄日が差している。 何だか久しぶりな天気な気がする。変な今年のこんな五月はちょっと記憶にない。 朝晩の気温もこのところ低めだし。 それにしても今年は梅雨が長すぎる。早く梅雨入りしたからって、そのぶん早く明けるわけじゃないだろう。まだ二ヶ月あるのじゃないの? よ... 続きをみる
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桑の実が赤く、熟して黒く熟れて来た。 熟した黒いものは甘い。熟れる前の赤い酸っぱいシャキシャキ感もわるくない。 子どもの頃はまだカイコを飼ってる農家が多くて、学校の周囲にも桑畑が広がっていた。 桑の実を摘みし昭和や下校の子 いまの子の見向きもせずや桑苺 現代は、添加物いっぱいの味の良いお菓子が... 続きをみる
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老いてゆくことの美し花は葉に 花は葉に
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一人暮らしのおじいちゃん 先日ここに載せた詩、「ジョン」をタイトル改めました。 ネットで知り合った方が曲をつけてギターで歌ってくれました。 聴いてみてくださいね♪
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野辺に佇む 内気な少女たち 夢は きっと叶うよ うすももいろの 淡いフリルも素敵だ 風がやさしく 語りかける ハルジオン ハルジオン 僕と歌おうよ ハルジオン ハルジオン
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しん すん つっちんちゃん あめの つちのみち かさを さして ゆっくり あるく うたって あるく くつのあとに ぽっこり ちいさな みずうみだよ しん すん つっちんちゃん あめの つちのみち かさを まわし ふわりと あるく そらみて あるく つちがくつに くっつく とおくへ つれてってと
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心に 明りが 灯るところ
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みちばたに ふまれても また めをだす ねっこ あたらしい たんぽぽ さかす つまれても ちぎれても また さかせる ねっこ つぎつぎと たんぽぽ ひらく かれずに ねっこ がんばろう ねっこ あきらめない ねっこ うれしい ねっこ たんぽぽ ねっこ
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ぺろぺろ うそなめチョコソフト
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オモイタッタガ キチキチバッタ
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カラを 空と書く ぼくの頭には いつも 空が広がっている
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かわをむいたら だいかぞく あっ あかちゃんもいる
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ピアニストの 指先
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小鳥は声の 耳そうじ屋さん
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バス停に 忘れられた ぼうやのシューズ 片いっぽう はぐれたきょうだい 呼んでいる お家に しましょうと 風が入って 遊んでる 桜の花びら はこんで 片っぽじゃ さびしいよ ぼうやのシューズ 呼んでいる 双子のきょうだい 呼んでいる 風といっしょに 呼んでいる
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人は 歳をとるほどに 海の音が 懐かしくなって行くのでしょうか それは 人になる はるか昔からの 受け継がれて来た 記憶でしょうか それはどこか 巻き貝にも似た 記憶の形 耳を澄ませば 耳の中から 静かに聞こえ来る 潮騒の音
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コーヒーに 初恋かをる 春の朝
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のこさずたべると ちゃわんが いいかお
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藪椿の下で ひとときを過ごす ふるさと想ったり 遠い日の 恋を想ったり これから先のこと想ったり これから出逢う恋は まだ あるかしらと 藪椿を仰ぎながら めくるめく 想いを馳せる
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あらっ まあ あんなところにも たんぽぽ おやっ まあ こんなところにも たんぽぽ あはっ ふふ うちのげんかんにも たんぽぽ どこにさいていても あかるい たんぽぽ
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なぜだかわからない 学校から帰って カバンをおいたら ひとり 足が向くのは おばあちゃんのお店 話をしたくてたまらない おばあちゃんのお店 ラムネ ポン菓子 スルメイカ 学校で一日 今日も何にも 話をしなかった だから 足が向くのは おばあちゃんのお店 とおい耳できいてくれる おばあちゃんのお店... 続きをみる
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れんぎょうに かくれんぼの子 すぐ見っけ
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三葉つつじ ちょんと蕾みの 茶の帽子
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おてんばが デージーみんな 抜いちゃった
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風の日に 別れるなんて 雪柳
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虫たちの マイクにょきにょき つくしんぼ
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ランランラン 風も染まるよ 黄水仙
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パッと ひらいて チューリッパ ピッと つったち チューリッピ ペロッと たおれて チューリッペ ポワッと ちって チューリッポ ぷ ぷぷ ぷぷぷぷぷ おかしいな おかしいな やっぱり やっぱり チューリップ パッと ひらいて チューリップ
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愛らしや おはじきのごと さらさぼけ
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おとうさんが テレビと とるように おすもう みています よしよし よしよし つっぱれ うっちゃれ まわしとれ おせおせ おせおせ おっと うわてなげ~ おそとでは はると ふゆとが おすもう とってます かてかて はるはる まけるな たんぽぽ いぬふぐり はるはる さけさけ ぱっと はるのかち~
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ポストに コトンと便りの 春の音
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スミレ一本 失くした 胸の 鍵よ
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ほうれん草が踊った 水と踊った ほうれん草が踊った お湯の中で踊った ほうれん草が踊った フライパンで踊った ほうれん草が踊った 玉子と踊った ほうれん草が踊った ほうれん草が踊った 口の中で踊った バターの香りと舌で踊った もぐもぐ踊った シャキシャキ踊った ゴリゴリ踊った ほうれん草が踊った
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キッチンに咲きゐて楽しや菜の花
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クロッカス何かがわくわく湧きくる
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コーラスの密は避けたし白木蓮
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たんぽぽの明るさぽんぽんぽんぽん
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灰色の空に辛夷の明るさよ
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かかりゆく催眠術や春眠し
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スーパーの売り場で嗅ぎしヒヤシンス