老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶の新着ブログ記事

  • 失恋と黒焦げのパン年暮るる

    黒焦げのトースト齧る年の暮 トースターのメモリーの加減がむつかしい。😂 ハチミツぶっかけて食べました。皿にぽたぽた零して。😂 干しぶどうたっぷり入ったパンです。セロリを齧りながら♪ 一応、野菜も食べて栄養のバランスを♪ 今日は失恋がテーマです。経験豊富だから。😂 恋終り露天湯ひとり雪見酒 奥... 続きをみる

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  • 二度寝して夢の続きや年の暮

    あたたむコーヒーカップや朝時雨 冬の朝パンにアートのマヨネーズ ダリの「ゆがんだ時計」をイメージしました♪ あんたの頭がゆがんどるわ!(^O^)でへへ 冬の方が夏よりも眠れています。寒いからね。トイレにはよく起きるけど。こま切れ睡眠?それでも6時間は寝てるかな? 柚子の皮をパンに載せてみたけど、載... 続きをみる

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  • 山姥が包丁を研ぐ冬の雨

    立ち向かふビニール傘や風時雨 寒風にビニール傘のトテチテタ  風時雨という言葉があるのかわかりません。が、祥風時雨という言葉があったので。(*´σー`)エヘヘ 風と時雨とも読めるかな? タイトルの句はまったく、その場の思い付きです。冬の冷たい雨に、包丁を研いでる山姥が浮かびました。 昨日の夕方、買... 続きをみる

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  • 厳かに大聖堂でクリスマス

    クリスマス大聖堂でディナーかな 抵抗のクリスマスツリーウクライナ 戦時下のクリスマスツリー迷彩色 平和の祈りをクリスマスツリーに  昨日のニュースで、ウクライナの人たちが端切れを集めて、重ね貼り合わせてクリスマスツリーを作ってるのを見ました。それは、迷彩色のツリーでした。 珈琲を淹れて書斎でクリス... 続きをみる

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  • 来年の干支は、猫年だって?!

    クリスマスツリーに干支の猫飾り 今朝のニュースを見ていたら、ツリーにぶら下げて飾るものを描いてるウクライナの女性に「来年の猫ですか。」と記者が聞いていて、ええッ?猫?見間違いじゃないのか?と思ったけど、アップされたのを見ると、本当に猫でした。('◇')ゞ 調べてみたら、タイやベトナムにも猫の年があ... 続きをみる

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  • ケーキ工場

    クリスマスケーキ工場フル稼働  今朝のニュースを見て詠みました♬ 値段は上げたくないから地道にコストカットしてるとか。 これまでケーキの下に敷いてたプラスチック製の敷物を、紙製品にしたそうです。それで良いと思います。敷物を取っておく人はあまりいないと思います。いるのかな?記念にとか😂  ねこ隠れ... 続きをみる

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  • 旅に出るんだってね

    旅に出ると云ふ野良ねこ冬うらら 野良猫の海を見下ろす冬うらら 「旅に出るんだってね いったいどうしたのさ…」 このフレーズは、浅川マキの歌からです。ときどき口ずさんでいます。😊 晴れ晴れとユッカ眩しき白さかな 「文字入れ」が今朝は不具合みたいです。 ユッカは秋の季語ですが、まだ咲いていました。写... 続きをみる

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  • 雪ちゃん日本海こうじ味噌

    パック入り味噌買ひ求む冬の暮 味噌つまみ酒をちびちび冬の夜  その年の味噌の出来具合なのか、それとも寝かす時間の加減なのかどうなのかはわからない。同じ味噌なのに、以前買ったこの雪ちゃんに、とても美味しいものがあった。 日本海みそ・冬 トーストにセロリを添えし朝餉かな 糸のごと筋取り楽しセロリ折る ... 続きをみる

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  • 老いても青春

    シリウスや老いても心は青春 天狼や老いて胸の灯煌々と  今日も寒い朝でした。 湯たんぽの湯で顔を洗って、濃いめの緑茶でナッツとあんこを食べて、まず落ち着きました。身体はよろよろガタガタでも心の炎は勢いよく、まだまだ青春です。😂  天丼の海老六匹や冬夕焼  掻き込む熱々天丼冬夕焼 車海老や伊勢海老... 続きをみる

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  • ラジオ深夜便

     ラジオから懐メロ流れ冬暁 今朝、というよりまだ夜中に目が覚めて、そこから寝付かれずにもう起きだした。 ストーブで沸かしたお湯で濃いめのお茶を淹れて、あんことナッツを食べて頭を目覚めさせた。 3時にラジオをつけて久しぶりに深夜便を聞いた。 丁度、「にっぽんの歌こころの歌」のコーナーで、今日は遠藤実... 続きをみる

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  • かまいたち

    パソコン突然まっ暗かまいたち 社長さん寄ってらっしゃい鎌鼬 立ちションの罰当りの場かまいたち 手裏剣を使ふ忍者や鎌鼬 ヒューヒューと風の鳴く夜や鎌鼬  鎌鼬は、寒い地方で起きることが多いらしい。 大気の異常現象か、突然に見えない何かで皮膚を切られるそうだ。実際に切られたと言うのはまだニュースでも聞... 続きをみる

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  • 男らしさ女らしさ

    豚まんを買ってその場でかぶりつく 豚まんを頬張る男らしさかな 「男らしく」「女らしく」と言うのも変わってきました。 「男のくせに」「女のくせに」も、うかつに言えません。まだ言ってる小学生もいるけどね。 外見はいかつくて言動も男男してても女々しいところがあったり。この「女々しい」もクレームがつきそう... 続きをみる

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  • 猫の目ブラックコーヒー冬の朝

    猫の眼の黒くまんまる冬暁 タイトルは三段切れです。 夏井いつきさんが前にプレバトで「三段切れが悪いというわけではありません。そういう句もあります。」と言ってたので♪自分ではリズムがあると思います。😁 寒暁や顔に当て来る猫の鼻 明け方に帰って来た猫が、布団に入れてくれというようにツンツンする鼻先が... 続きをみる

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  • 注文の多いレストラン

     レストラン注文多し冬館  閉ざされし扉気になる冬館 そうです。宮沢賢治の好きな人ならすぐにピンと来るでしょう。 季語「冬館」は、洋館でしょう。 遊び気分で詠みました♪  コーヒーとやかん持ってストーブまで 今朝はモタモタして、今パソコンの前でコーヒーとパンです。 新しいパソコンは何かと勝手が違っ... 続きをみる

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  • ほうれん草

    甘い赤き根の冬のはうれん草 575ではないけど、全部で17文字の破調俳句です。 ほうれん草は春の季語ですが冬でも売られてるし、買って来て茹でたら美味しかったので詠んでみました。 根っこを切ってるのが多いです。付いたまま売ってるのを見つけたので買って来ました。赤いうちが新鮮ですね。薄い色になってるの... 続きをみる

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  • 冬りんご

    老いたれどカシッと齧る冬林檎 蜜をみな芯まで齧る冬林檎 冬りんご切れずに剥けし螺旋状 帰るまで待ってゐてくれ冬りんご パンケーキ焼いて包みし冬林檎  初め、ホットケーキで詠んだけど、「ホットケーキ」を冬の季語にしてる歳時記があるようなのでパンケーキにしました。 でもね、その歳時記に載せた人の勘違い... 続きをみる

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  • 湯たんぽ

    猫が手を入れてみる湯たんぽのくち 湯婆と書いて、湯たんぽと読むんですね。 湯たんぽは、室町時代に中国から渡来したそうです。陶器でしょうね。今も陶器のものが売られてるようですよ。 湯(たん)婆(ぽ) 「湯湯婆」と載ってる辞書があるようです。 「婆」は、お婆さんではなく、妻の意味だそうです。つまり「お... 続きをみる

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  • 冬バナナ

    牛乳と歯に沁む朝の冬バナナ  バナナは夏の季語ですが、「冬苺」という季語もあるから。と勝手に。😁💦先日、少し遠くのコープに行った時に見つけたモンキーバナナです。近くのオークワでは見かけなくなっていたので「やあ♪」と久しぶりの出会いでした。小さいけど、皮が薄くて実がギュッとしてる食感で、2つ食べ... 続きをみる

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  • 青春は傷つきやすし冬苺

    プーさんの皿に盛りたる冬いちご カップの方は落っことして欠けてしまいました。プーさんのカップでコーヒー飲むのが楽しみだったけど。_| ̄|○ チョコパンに挿む目覚めの冬苺 あれは恋だったのかしら冬いちご 冬いちご酸っぱさ沁みる片思ひ 忙しさや一息入るる冬苺 のんびりと歩いて行かう冬苺  いちご大福を... 続きをみる

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  • ちゃんちゃんこ

    還暦の夫婦そろってちゃんちゃんこ 手を繋ぎ孫と揃ひのちゃんちゃんこ 裏表おっちょこちょいのちゃんちゃんこ 雪駄履き似合ふ和尚のちゃんちゃんこ 鬼太郎と同じカラーのちゃんちゃんこ 老眼鏡はずして背伸びちゃんちゃんこ 夜更かしの欠伸ばかりのちゃんちゃんこ 「この印籠が見えぬか」とちゃんちゃんこ 昨日、... 続きをみる

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  • 朝ですね元気くださいブロッコリ

    恋をしなさいブロッコリ食べなさい ブロッコリ青々茹でてマヨネーズ ブロッコリの森を抜けゆくミニカー  ブロッコリ、ブロッコリーと、どちらでも良いようです。 茹でたての温かいうちにマヨネーズをかけて食べるのが好きです♪マヨネーズも知らん間に値上がりしていました。コーヒーの値上がりはショックだったなあ... 続きをみる

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  • ナポリタンを作ってみた♪

    着膨れて箸で掻き込むナポリタン  季語は冬の季語「着膨れ」です。 久しぶりに腕をふるってお昼にナポリタンを作りました。 材料は、茹でたスパゲティ、ピーマン、玉ねぎ、スライスハム。油はオリーブオイルとバターを使いました。 京都は北区紫野に、昭和四十一年創業の、昭和レトロな趣のある純喫茶「喫茶翡翠」が... 続きをみる

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  • 冬のラジオ体操

    焼芋はアルミを巻いて転がして 焼芋の皮ごと食べる香ばしさ 焼芋は石油ストーブの上で簡単に出来ます♪ 冬の楽しみの1つです。焦げすぎて硬い皮もオツな味です。 \(^O^)/買うと焼芋もけっこうな値段です。里芋も美味しく焼けます♪醤油を垂らして食べます。酒の肴になります。 ポーポーと細き煙突焼き芋屋 ... 続きをみる

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  • 気ままになった。

     冬の夜や赤提灯は故郷の灯 昨日はもう死ぬのかと思った。 お昼が少しズレたので、一杯かたむけた。そのアテがみな塩分が多すぎたのだろう。箸休めの漬物もけっこう塩分があると思う。糠漬けキュウリ一本は食べすぎた二郎。戦争は知らない。 たぶん、血圧が上がったせいかもわからない。急に頭がボーっとして来て横に... 続きをみる

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  • ストーブや酔ひの回りし食前酒

    (岡本帰一画)フリー写真より 点けてないストーブの前すはる猫 ストーブに向かひて猫の行儀よさ  昨夜、今年初めてストーブを点けました。 先日新しく買って来たけど、古い方が去年のまま、灯油が残ってるままだったので、もったいないから恐る恐る傍にやかん一杯の水を用意して(万が一のために😂😹)点けまし... 続きをみる

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  • 冬薔薇や歌声喫茶懐かしく

     老い集ふ歌声喫茶秋の薔薇 若い頃、都会で歌声喫茶が流行っていました。 新宿の「灯」が初めだったのでしょうか。正月に東京に就職した友を訪ねたおりに行ってみました。順番待ちの混みようでした。長いこと待って、入店しました。が、何か抱いていたイメージとは違いました。 田舎に1軒だけあった歌声喫茶の方が田... 続きをみる

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  • 早々と寝間に入りたる冬の夜

     金平糖の出来上がり冬銀河 ゆっくりと回転している大鍋を傾けたような機械の中に、グラニュー糖かな?を入れて回転させながら粒をこしらえ、蜜をかけながら気長にコテで寄せてはまた蜜をかけ回転を繰り返し作り上げます。あの、突起が出来るのが不思議です。ユーチューブで見ました♪ 世知辛き値上げラッシュや夜鷹蕎... 続きをみる

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  • コスモスに帰らぬ人の揺れてをり

    コスモスに話しかけ話しかけられ コスモスのそよぎをまねる日和かな 断片の飛ぶ地図のごと秋の蝶 今日は名残を惜しんでコスモスで詠んでみました。 秋の名残もまだそちこちに見られますね。 近くの銀杏も、散りつつ、今が盛りです。 桜紅葉は、だいぶ散って来たけど、少なくなるほど真っ赤になっていました。  ゆ... 続きをみる

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  • 給食のアルミ食器や冬うらら

     給食のパンの懐かし小六月  コッペパンが懐かしくて、パンを買いに行って見つけると、買って帰ることがあります。切って、ウインナーを挟んだり、野菜サンドなどにするとまた美味しいですね。焼きそばパンも時どき食べたくなります。小ぶりのものは初めから切れ込みの入ってるものもありますね。朝食用に便利です。キ... 続きをみる

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  • コーヒーを淹れて落ち着く冬の朝

    冬が映ってゐるブラックコーヒー 弱し期間限定や「冬珈琲」 コーヒーが切れたので買いに行ったのですが、「あれっ?!」と思うほど、いつも買ってたモカが200円近く上がっていました。 思わず「何でこーなるの!」と欽ちゃん飛びをしそうになりましたよ。😂😹 値上がりが多すぎて。心がヘトヘトです。 少し安... 続きをみる

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  • 味噌汁のなにより嬉し冬の朝

    味噌汁のスーッと動く冬の朝 看板の灯りゆく路地日短 暮早し一杯のつもりが二杯 短日やコーヒー冷めて句は出来ず 暮早し慌てて帰る散歩かな 冬の季語「日短」は4文字ですが、5文字あつかいです。 それは、「日」の後に一拍おくからだそうです。「日・短」と。 サッカーでニュースキャスターも盛り上がっています... 続きをみる

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  • 冬初め昭和の歌を聴きながら

    皆で見た昭和のテレビちゃんちゃんこ 「ちゃんちゃんこ」が季語です。 納豆や昭和のままの玉暖簾 「納豆」は冬の季語だったんですね。 手紙落つポストの音や冬日差し 山間の湯に入り来たるうつ田姫 冬は「うつ田姫」春は「佐保姫」夏は「つつ姫」秋は「龍田姫」と、四季それぞれ女神様がいます。見たことありません... 続きをみる

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  • おでん酒ちくわの嘆き聞きながら

    とりどりの煮込みおでんや世の縮図  (季語は「煮込みおでん」です。) 始まりの恋はぬるめで酒は燗  (季語は「燗酒」です。) 自販機のおでんを買って帰宅かな 昔、カレーライスの自販機があったような。食べた記憶があるのです。うどんも食べたことがあります。 若い頃はたまごなど、おでんの煮込んで色の変わ... 続きをみる

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  • 茶の渋み味はひつつ冬支度

     帰り花佇み仰ぐ城址かな 帰り花は、桜の花のことだそうです。他の花の場合は、例えば「くちなしの帰り花」と名前を付けて言うそうです。 帰り花はもう時期を逃して見つけられません。😂😹 厚き葉の陽に透けてゐて枇杷の花 気慣れたる常着の和服びはの花 もたもたとよろけながらも冬支度 ストーブをようやく用... 続きをみる

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  • コーヒーと少女漫画と野菊かな

     遠き日の想ひ出たどる野菊かな  道迷ひ一群れの野菊に出会ふ  一輪の野菊を活けてティータイム  ひたむきさ野菊の強さ教へらる 男は若い頃の方がロマンチストなのかな? 昔、陸奥A子の漫画が大好きでした。樹村みのりも。今も押し入れのどこかに単行本が一冊あるはず。 作者は忘れたけど「伊賀のカバ丸」は笑... 続きをみる

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  • パソコン不調ノー味噌も不調

    冬銀河MRI脳検査 先日、脳の検査をして来ました。 「今のところは特に問題はありません。うーん。まあ、歳相応ですね。」 と言うことは、50代の脳ではない。60代の脳でもない。と言うことです。 「70の脳です!」 Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!ちっとも嬉しくないよ。 まあ、ボケの兆候が見られなかっただ... 続きをみる

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  • セイタカアワダチソウ

    気のいいやつさ背高泡立草 スイングスイング背高泡立草 せいたかのっぽ背高泡立草 「せいたかあわだちそう」で、もう10文字です。😂 「泡立草」でも良いようですが、あえてそのままで詠みました。 「秋の麒麟草」とも。高山のものは背が低く、「ミヤマアキノキリンソウ」と呼ぶようです。 よく、ブタクサと間違... 続きをみる

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  • 秋夕焼け

    秋夕焼サクサク齧るメロンパン 秋夕焼すぐ過ぎし特急列車 列車の吸ひ込まれるごと秋夕焼 チターの映画音楽や秋夕焼 秋夕焼ゆらゆら香るブランデー 若き日の数多の恋や秋夕焼  数多と言うほどしていません。見栄はってます。😁 恋の歌は多いですね。今のアイドルの歌にもたくさんあるでしょう。 まだ子供の頃、... 続きをみる

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  • コーヒーの俳句

    コーヒーに秋の香りを嗅ぎにけり コーヒーをレトロ喫茶で秋の昼 秋の暮コーヒーの香に寄り道す  若い頃は、会社の帰りに喫茶店に必ずと言っていいほど寄ってました。初めて見かける喫茶店の看板を見つけると、もうワクワクして来たものです。 まだコーヒーに角砂糖を3つは入れて、ミルクも入れていましたね。ブラッ... 続きをみる

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  • 色なき風

     停泊の船の寂し色なき風 ボラードも鎖も錆びし風の色 埠頭ゆく色なき風の猫を追ふ 海を見にゆく黒猫に風の色  昨夜も雨が降ってたようだ。 明け方には止んだみたい。 一雨ごとに秋が深まってゆく。 夏から一気に晩秋になった今年の秋。 でもまだ紅葉はそれほどではないようだ。 これから冷え込んで来ると進ん... 続きをみる

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  • 秋深む

    灯火親しむコーヒーはアメリカン コーヒーの深き香りや秋深む 懐かしむ名曲喫茶秋深む 今も「名曲喫茶」て、あるのだろうか? クラシック音楽に興味が出て、NHKFMのクラシック音楽の番組を聴くようになって、それから、ぶらつく街で見つけた「名曲喫茶」に時々行くようになったっけ。 初めて買ったLPレコード... 続きをみる

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  • 肌寒いけど気持ちのいい朝。

    桐の実の裂けて覗きし幼少期 昨夜からの雨も今朝には止んだ。 でも、気温が低い。 それでも湿度が低いから気持ちいい。 そろそろセーターを引っ張り出す頃かな。 晩秋から初冬の感じです。 寒くなって、夏の頃ほど眠気に襲われないだけマシかな。 寝汗もほとんどかかなくなったし。 でも、夜にトイレに起きる回数... 続きをみる

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  • 秋の声

    秋声や淹るるコーヒーぽとぽとと  今朝は「秋の声」で詠んでみました。 「物音がさやかに聞こえること。風やせせらぎなど自然の音ともかぎらず、人のたてる物音ともかぎらない。具体的な音ばかりでなく、心に響いて来る秋の気配もまた、秋の声である。」と歳時記にありました。 う~ん。😊何だかロマンチックな気分... 続きをみる

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  • 手を腰に高笑ひなり芋嵐

    芋嵐チャンチャンバラバラの如し 子ら凛々しヒーローごっこ芋嵐  昨夜は一度目が覚めたけど、5時間くらいは寝た。 夜遅く降りだした雨は明け方に止んでくれた。それまでむんむんと高かった気温も下がって来た。 ようやく、これでやっとやっと金木犀が咲いてくれそうだ。雨も止んで空気が爽やかになって来た。 今日... 続きをみる

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  • ありがとう言はれて嬉し水引草

    水引草なにか止まりに来るやうな  水引草の花言葉は「感謝の気持ち」だそうです。それで思いついたタイトルの句です。😁 明け方の冷え込みが無くて昨夜は途中でトイレにも起きずに5,6時間は眠れました。しぶとい夏の気温は今日までのようで、明日から気温が下がるようですね。極端です。 10代や20代の頃は、... 続きをみる

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  • 秋らしくなって来た。

    秋暁や焦げ目ほどよきパンの色  昨夜は10時に寝て、いつものように数時間でトイレに行きたくて目が覚めた。 まだ1時になっていなかった。昨夜はそう冷え込まなかった。 少し汗ばんだ身体に扇風機の風が心地よくて、しばらく風に当たった。 パソコンつけて銭形平次と遠山の金さん、コロッケの物マネを見て過ごした... 続きをみる

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  • 藪蘭

    藪欄やリュックに握り飯ふたつ 藪欄や老いを楽しく人知れず 藪欄やにょっきり精神疾患 秋うらら酔ひつぶれたるをみなかな  こういったオチャラケで僕は心のバランスをとってるのでしょう。😂😹 夜、ベッドに入る時間が早いので、その頃は気温がまだ高いから毛布なしで寝ます。すると、12時ころから急に気温が... 続きをみる

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  • 秋暑し

    パソコンの放電できぬ秋暑かな  充電が少しずつ減り続けています。 オレンジ色の小さなランプが点滅したままです。 前にも一度あって、放電の仕方をネットで調べてやったら無事にできたのですが、今回はどうにもなりません。😂😹修理に出すしかないようです。💦 商品のまたも値上げや秋暑し  明日10月から... 続きをみる

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  • 出ておいでよと鳴くやうに小鳥来る

    誘ふごとけうも来てゐる小鳥かな 小鳥の声でして貰ふ耳掃除  秋の季語「小鳥、小鳥来る」で詠んでみました。 小鳥を載せてるみなさんのブログをいつも見ていても、なかなか小鳥の名前を覚えられません。 カワセミはすぐに覚えたけど。(誰でもすぐ覚えるわ!)😂 近くの電線か、木の枝に来ていると思うのですが、... 続きをみる

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  • 身に入むや日本各地に過疎の村

     増えてゆく廃村や白彼岸花 擬宝珠や廃墟となりし温泉地  擬宝珠は夏の季語ですがまだ咲いていたので撮って来ました。 ユーチューブで、かつては観光客で連日にぎわっていたであろう有名な温泉地が、ゴーストタウンのようになってるショックな光景を見ました。一見、まだ立派な大きなホテルが、近づいて見るともう誰... 続きをみる

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  • 頑なに閉じ行く愛や酔芙蓉

    酔芙蓉ほのかな想ひ愛しさに ビオロンを聴きゐる如く酔芙蓉 湯上りの櫛目の髪や酔芙蓉 染まりたし君の心に酔芙蓉 朝の心もまだ白し酔芙蓉 酔芙蓉うちあけられず萎む恋  酔芙蓉をたくさん写してきたので詠んでみました。 「酔」の字があるから「ほろ酔い」や「酒」を使った句を詠む人が多いですね。 と言う僕も同... 続きをみる

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  • 秋気澄み誘ふコーヒーモーニング

     青空に白雲群れて秋気澄む  直球百六十キロ秋気澄む 上向きに咲き残りたる野萱草 読み返す昔話や忘れ草 萱草は夏の季語ですが、まだ咲き残っていたので詠んでみました。 (そのまんま、見たまんまですが。(*´σー`)エヘヘ) 忘れ草は別名です。 (一年ぶりに見かけました。同じ場所で。) のら猫の生き延... 続きをみる

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  • 萩の宿

     紅萩の散りし石段上る僧 白萩の明日へ明日へとこぼれゆく 白萩に幼き日々の揺れてをり 紅萩や傾ぐうなじの江戸小紋 あんなことこんなことあり乱れ萩 老僧の達者な足や括り萩 落ち着きし庭でコーヒー括り萩 達筆な筆の品書き萩の宿 会食へ誘ひたり萩の下風  萩の季語はいろいろありますね。いろいろ使って楽し... 続きをみる

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  • シオン

    ふたかみの青さ引き立つ紫苑かな 夕暮れの風に紫苑の調べかな 天空の湯へと紫苑の道しるべ ローカルの車窓に揺るる紫苑かな 紫苑揺れ歌ふやホーン蓄音機 信州の旅や紫苑の線路脇 口笛を紫苑に聴かす山の駅  朝起きたら右胸の下辺りに軽い痛みを覚えて、ネットで調べてみたけど、胃なのか肝臓なのか胆のうなのか、... 続きをみる

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  • 病室に朝のナースの爽やかに

    爽やかや九十七歳看護師  先日、テレビで九十七歳の看護師を見ました。 戦時中、十九歳で兵士の看病をしてからずっとです。 野の花の柵に絡まる爽やかさ 「灸花」とすると季重なりになるので野の花としました。 「爽やか」が秋の季語です。 屁糞葛もまだまだ元気に咲いていました。 インタビュー乱れし髷も爽やか... 続きをみる

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  • ままごとの路地に散らばる彼岸花

     振り返る思ひ思ひの彼岸花  靴濡れてゆく畦道や彼岸花  活発な太陽フレア曼珠沙華  ぽきぽきとリセットす白曼珠沙華  恩師は白寿の僧白曼珠沙華 台風の過ぎて落ち着く昼餉かな  今年は太陽フレアが活発で、それが地球に様々な影響をもたらしていて、今年の異常な暑さに大いに関係があるのじゃないの? ニュ... 続きをみる

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  • ふるさとの景は変はれど葛の花

    衰へし吾と向き合ひ葛の花 花葛やこんなとこにも老いし皺 匂ひして葉に見え隠れ葛の花 穏やかに過ぎるひとひや葛の花 花葛の祖母の着物の匂ひかな 厚き葉の風の重さや葛の花 葛嵐葉擦れの音に巻かれけり 鳩小屋の高くひっそり葛嵐  今、葛の花をよく見かけます。 顔を近づけると独特のいい匂いがします。落ち着... 続きをみる

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  • 昼顔や裏返りたる猫の耳

     昼顔は心に触れる聴診器 昼顔の真っ直ぐに破れたるまま 園児らの遠く小さく帽子花 露草の垂れたる影の水路かな 月草の這って節から根を伸ばす 真っ青な小さき羽や蛍草 齢経て君への想ひうつし花  昼顔は夏の季語ですが、まだ咲いていたので撮って来ました。 この露草は写真ではわかりずらいのですが少し小さく... 続きをみる

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  • また君に逢へるといいね縷紅草

    逢へぬとも胸に住んでる縷紅草 縷紅草あの日の君を想ってる 想ひ出は美し寂し縷紅草 変はりなき日々の暮しや縷紅草 朝はトーストとコーヒー縷紅草 平凡な暮しの楽し縷紅草 父と子の賑やかな湯や縷紅草 食細くなりたる老いや縷紅草  野やフェンスでも見かけるこの花は、何という名前だろうと、ずっと思っていまし... 続きをみる

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  • むくげ俳句もうそう連句

    底紅や昼酒さそふ駅の裏 底紅や小雨の路地を彷徨ひぬ 底紅の萎みてドアの開く音 底紅や場末のバーの半扉 底紅や熱きおしぼり客一人 底紅や気のあるそぶりバーのママ 底紅や酔ったわと持たれくるママ 底紅や口紅つきし消し煙草 底紅やママの目元の濃き化粧 底紅やレコードかけるレトロバー 底紅や時代遅れの心地... 続きをみる

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  • 秋暑し

    フライパン返し失敗秋暑し 食品の見かけ倒しや秋暑し 秋暑しペットボトルを空ける数 あっさりとしたおかずだけ秋暑し 箱のまま融けゆくチョコや秋暑し 飛行機の反射ギラッと秋暑し 秋暑し散歩の途中ひき返し 秋暑し日毎萎びてゆくやうな 細眉のメンズメイクや秋暑し 寄らば大樹の陰どもや秋暑し 「今日び、寄ら... 続きをみる

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  • 「みーげっさんおくれ」

    家々を回りて子らの月見かな  月見に、子供の時の風習を思い出しました。 田舎の家だから門が閉まってる家はありません。門と言っても、植え込みを刈り込んだ門だったでしょう。(*´艸`*) 「みーげっさんおくれ」と声をかけて開け放たれた玄関や縁側に回り、もうすでに子どもたちのために用意されてる供え物を貰... 続きをみる

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  • 可愛くて盗人萩を摘まみけり

    歩道にまで盗人萩のはみ出し 写真の盗人萩は、「荒地の盗人萩」というようです。 盗人萩とは少し花の形が少し違うようですね。 盗人萩の花はホント、摘まんでみたくなるほどぷっくりとした小さな可愛い花です。種になる実の形も違うようです。盗人萩は2つに分かれる独特の波打ったような形だけど、荒地の盗人萩の方は... 続きをみる

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  • 秋刀魚の味

           (写真は、「花ざかりの森」からお借りしました。)  ほろ苦き秋刀魚の味や小津映画 ふと、小津安二郎の「秋刀魚の味」をまた観たいなあと思い出してる今朝です。 主役は笠智衆です。娘にいつまでも身の回りのことをさせていて、婚期を逃させてしまいはしないかと、学生時代の仲間にも言われて焦り始め... 続きをみる

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  • 秋の夜

     秋の夜やボトルキープの梯子酒 朝晩は秋を感じるようになりました。 日中は蒸し暑くて不快ですけど。ツクツクボウシはまだ鳴いています。胸を締め付けられるほど悲痛なまでに、終りゆく夏に一生懸命に鳴いています。あんなふうに僕は生きていないよ。  飲み過ぎて後は寝るだけ秋の夜 今日も一日なんのために生きて... 続きをみる

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  • 久しぶりのさんぽ俳句

    むつまじく一つの花に蜆蝶 牛膝つけ来し猫や野の匂ひ 尾にまでもゐのこづち付け猫帰宅 ゐのこづち遊び疲れて寝たる猫 猫がシッポから耳まで付けて帰って来たことが度々ありました。 寝てた猫が起きたあとに、イノコヅチの実が幾つも落ちていたことも今では懐かしい思い出です。 「牛膝」は、イノコヅチの節が牛の膝... 続きをみる

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  • ウクライナの子供たち(2)

     (クレパス画)  昨日は1時間ほど描いただけで眠くなりダメでした。 今日は濃いめにコーヒーを淹れて描きました。 気づいたら、4時間集中して描けました。計、5時間。 これくらいが限界かな。 明日は雨降りのようだから明後日には病院に行って来ます。 たぶん、精神障害か自律神経失調症の診断でしょうね。 ... 続きをみる

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  • ウクライナの子供たち

    戦争が、 1時間1秒でも早く 終わることを祈っています。 くたばれプーチン!!

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  • 酔芙蓉

    (残暑見舞い用です。ギリギリです。😹) ほんのりとほろ酔ひ楽し酔芙蓉 仕舞ゆくひとひの恋や酔芙蓉  ふと思い立って酔芙蓉を描いてみました。 でも、持ってる絵具では鮮やかな紅色がうまく出ませんでした。(自分のヘタクソさを棚に上げて(*´σー`)エヘヘ)台風明けにでも画材屋さんを覗いてみようと思って... 続きをみる

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  • 切ない夜の秋

    何だか 切ないときがある 何となく 切なくなるときがある ましてや 夏の終り いつしか日本の四季が すっかりおかしくなった 僕には今頃が 「夜の秋」を感じるのだが 切なさが  開けた窓から そっと 風と一緒に 忍び込んでくる  (公園のベンチで寝てる老猫「ぬし」さん) ネットで写真を見てたら何だか... 続きをみる

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  • わすれないでねこ

    公園に捨てられた猫でした 真っ白だった毛並も いつしか薄汚れてしまいました ある日 記憶を辿ってみようと 飼われていた家を探しに出かけました だけど 公園の入り口から先は 全くわかりません 飼い主の匂いも全くしません それでも思う方向に 道路を渡って歩き続けました お腹を空かして歩き続けました や... 続きをみる

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  • 天ぷらを揚げた♪

     天ぷらのカラッと揚がり涼新た  天ぷらの存在感の茄子かな  天ぷらの彩りや青唐辛子  秋ざれや小えび天ぷら町中華  大好きな玉ねぎを忘れました。ぼーっとしてたんでしょうね。 猫の絵を描こうと思ってあれこれ考えてたら、むきえびが冷蔵庫にあるのを思い出してお昼に天ぷらを揚げました。 若い頃、町中華で... 続きをみる

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  • つゆ草

    朝つゆが こしらえた 透きとおる  二枚の 青い羽 しべは  くるりと ト音記号 ドレミファ  空へ空へ 帰りたい こぼれて散らばった 青空のカケラ つゆ草

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  • 朝の道

    ちえのわを ひろおうとしたら ひからびた ミミズ みちに ファスナーのように はりついた ムカデ ふみつぶされて こわれた ちいさなバイオリンの かたちした カマキリ さやんさやんと あさがおが うたい みちばたの くさたちが おきょうをとなえる わおおん むおおん わおおん むおおん たいようが... 続きをみる

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  • 秋めく

     猫の飲む水の音にも秋めきぬ  薄っすらと木の葉色づき秋めきぬ  秋めくや草の伸びきる筒埴輪  雨しずく残りし草や秋めきぬ 昨日は雨がけっこう降りました。 そのおかげかどうか、昨夜、今朝と、とても涼しい。 昨晩はもう靴下を穿いて寝ましたよ。😂😹 怪我をする前は、真冬でも布団から素足を出して寝て... 続きをみる

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  • 底紅

     底紅や老いてはにかむ恋心  清楚なる白チマチョゴリ白木槿  平穏な日々でありたし白木槿 木槿の花は確か、韓国の国花でしたね。 日韓が昔のように仲良くなるといいですね。  南の島の王様パイナップル 今日は「パイナップルの日」だったんですね。 先ほどどなたかのブログ見ていて知りましたよ。 それで思い... 続きをみる

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  • 夕涼

     夕涼や過ぎし電車に草の揺れ 一昨日、昨日、今日です。 目標の一日5千歩にはなかなか届きません。3千歩がやっとですわ。😂😹💦相変わらず、何度も昼寝してよく眠るし。 それでもまだがんばるつもりです。明日に向かって♪

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  • 青みかん

     頑なな三つ子のこころ青蜜柑  青みかん心かくして剥いてゐる  青空の下ひとりゐて青みかん  戦後何年になるのか青蜜柑  よぼよぼのラストスパート青みかん 今朝はEテレの「宗教の時間」を見た。 今のこの番組は昔と違っていろんな人を取り上げる。 今朝は、宗教は関係なく、数年前に97歳で亡くなった日本... 続きをみる

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  • 朝顔に朝のあいさつ

     朝顔や朝聴く曲はアンダンテ  朝顔に朝の挨拶「おはよう」と 昨日は早起きしたけど、ブログ見て軽い朝食とってたら眠くなって数時間ほど寝てまたパソコンを1、2時間ほどで眠くなり、横になったらまた数時間ほど寝ての繰り返し。😂😹12時間は寝たと思う。寝つきは悪いのによく眠る。 目がすぐに疲れてしまう... 続きをみる

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  • 山の日、海の日、晩夏光

     航跡の手紙のごとく晩夏光  海の日や長き航跡ふみのごと  山の日の部屋で叫ぶヤッホーかな  山の日や猫のヤッホー大あくび  山の日や寝転びし背に畳あと  青楓くぐりてしばし寛ぎぬ  見上ぐれば型絵のごとく青楓 「海の日」は7月18日でしたが、ついでに詠みました。 「山の日」はまだ季語になっていな... 続きをみる

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  • チョコレートコスモス

     ほろ苦き恋の終りチョココスモス  唇つけ見しチョコレートコスモス 燃え尽きし恋やチョコレートコスモス チョコレートの匂いがするとか。ほんとかなあ。(^^♪ 今度、嗅いでみます。 「チョコレートコスモス」で詠むと、長さがもったいないので「チョココスモス」としました。チョコレートを、チョコと言うもん... 続きをみる

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  • 空蝉

     空蝉の太古に帰る琥珀色  空蝉や星を知ってた古代人 空蝉の揺るる葉のまま風のまま  さんぽしてると木や草に蝉の殻を見かけます。 先日、とても小さな殻を見つけました。1センチほどでした。 ノー天気に、空蝉から古代へと夢を馳せました。 今日も朝から暑いです。 一日一日が過ぎて行くのをただじっと待って... 続きをみる

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  • 千日紅

     朝餉は一汁一菜千日紅  変はらぬ日々の暮しや千日紅 さんぽ先で撮って来ました。 晩夏の季語かな?まだまだ咲きますね。名前のように長く咲くのでしょう。ドライフラワーにも出来るのでしょうか?昔は、中国の女性は簪に使ったとか。何か、今でもオシャレですね♪ 5,6本ほど髪に挿して街を歩けば振り向かれるで... 続きをみる

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  • 今朝の秋

    コーヒーを蒸らすひととき今朝の秋  名を知らぬ花に誘はる今朝の秋  立秋ですね。 とは言え、天気予報はこの先まだまだ猛暑日が並んでいます。 今朝方、肌寒さにちょっと秋を感じたかな? それと、昨日買って来た茄子の硬さに。 縦に半分切りにしてフライパンで焼いたけど、なかなか焼けませんでした。😂😹?... 続きをみる

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  • 昼顔や頭使はず疲れきり

     昼顔は靴音聴きてうたた寝す  昼顔に触るれば何か言ひさうな ひるがほを解けばリボンになるやうな  昨日は散歩に出て、とても疲れを覚えた。 3千歩をやっとこさ歩いた。と同時に、頭もとても疲れを覚えた。俳句を捻って歩いてたわけじゃないのに。ボーっとして歩いてただけなのに。体と頭と一緒に疲れを感じた。... 続きをみる

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  • ピーマン好きだった子♪

     日日草ぷいと塩飴はきだす子 日日草も種類が多いですね。 何気ない平凡さが良いです。 涼し気なカンジで癒されます。  花石榴考えすぎて頭の萎み 石榴の花がまだ咲いていました。 これは八重の花ですね。 ふと、暑さで萎んだ僕の脳みそに思えて、頭(づ)の萎みとしました。😂 ピーマンたっぷり載せチーズト... 続きをみる

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  • 夏萩と夏の蜆蝶

     夏萩のぴんと小さく張ってをり  夏の小灰蝶ぽとりと零れけり  燃え尽きてゆくごと夏の小灰蝶 歳時記で「夏蝶」を見ると「夏に飛び回ってる蝶」とあります。 でも、夏のシジミチョウを詠んでる句はありませんでした。😂アゲハ蝶で詠んでるのがほとんどです。 シジミチョウは秋の季語です。(春にしてる歳時記も... 続きをみる

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  • 青田風

     孕みたる父の野良着や青田風  青田風よく鈴ひびく村社  苔むしてゆく狛犬や青田風  狛犬の目の細めたる青田風  軽やかな散歩の足や青田波  日課の屈伸運動青田波 屈伸運動と言っても、実に簡単なものです。 ペーパーフィルターでコーヒーを淹れる時、蒸らす20秒の時間に、湯を沸かしたやかんを両手で持っ... 続きをみる

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  • 俳句「片陰」

     片陰に忍者の如くサッと入る  片陰や巧みな霊感商法 晩夏の季語「片陰(片蔭、片影)」は、写真のような道路の半分が建物で影が出来てるのを言います。もっと影があると、暑い時間は影の中を歩きやすいですね。 話題の「霊感商法」を取り合わせてみました。😁 ラジオでコンちゃんの番組を聴いてて詳しく知りまし... 続きをみる

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  • 団扇と昼寝

     おしゃぶりを咥へしままに昼寝の児  うたた寝の顏に載せたる団扇かな  昨日は診察日でした。 コロナにかかった人なのか、別室で診断してるようでした。いよいよ我が町にも身近に迫って来てるのを感じました。 待ち時間が最近は長いのでとてもくたびれます。 寝不足もあり、帰ってから昼寝をしたら爆睡してしまい... 続きをみる

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  • アイスコーヒーと雷

     映画館出て一人アイスコーヒー  映画みて回想のアイスコーヒー  見し映画ほろ苦くアイスコーヒー 若い頃、2本立ての安い映画館で名作を観ました。名画座って言うのかな?封切ではなく、だいぶ過ぎてからの映画です。 「禁じられた遊び」「明日に向かって撃て」「星の王子様」「イージーライダー」「雨に唄えば」... 続きをみる

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  • 昭和のサザエさん一家

     行水の底の抜けたる盥かな  行水の波平さんとタラちゃんと (「行水」が夏の季語です。盥(たらい)の漢字が面白いですね。) 「サザエさん」で、波平さんが庭で盥に水を張って行水をしてる場面があったように思い出します。 懐かしい昭和の光景ですね。昔はよく庭で行水をしてたと思います。幼い頃、裸で水遊びを... 続きをみる

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  • 夏の朝が好き。

    朝風に桔梗がポンと咲きました  桔梗は初秋の季語ですが、この時期とても涼し気です。 ポンと音はしないけど。(*´艸`*)角張った小さな風船のような蕾が可愛い♪ ハーブティー通り過ぎたる喉涼し歌ってみるかエーデルワイス 歌えません。(*´σー`)エヘヘ 日東紅茶のハーブティーにハマっています。このカ... 続きをみる

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  • 大暑

     日陰なる土に腹這ふ兎かな  帰宅してシャツを脱ぎゆく大暑かな  一休み二休みする大暑かな   昨日は大暑でしたね。 今日も暑いです。33度くらいありそう。 それでも、朝のガラス戸越しの日の光りに荒々しさが少し和らいで来たように感じました。ほんの少しですけど。😂 ツルムラサキが出回るようになって... 続きをみる

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  • 晩夏。

    ぼんやりと日々すぎてゆく晩夏かな くたくたになるまで歩く晩夏かな 今日は青空に太陽でも、白い雲がまばらに多く出て陽ざしをさえぎっていたので、思い切って遠くまで散歩に出かけました。 久しぶりに1万歩です。(^^♪ でも明日の朝、起きたらきっと歩くのにも支障があるでしょう。 昨夜は暑かったけど今夜は熱... 続きをみる

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  • 万歩計。

     夕方の散歩の歩数三千歩ほどよき疲れ癒す晩酌 ほんとは4.5千歩は歩きたいけど。 最低、毎日3千歩は歩かねばと思って、怠けないようにしています。3千歩がギリギリ僕の健康維持の歩数です。 まれに頑張って1万歩、歩く時があります。そうすると、二日ほど足が痛いです。😂 足のシビレがだんだん広がって行っ... 続きをみる

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  • 夜の秋

    コーヒーを薄めに淹れて夜の秋カップを抱え寄りたる窓辺 昨日は、日中は蒸し暑かったのだけど、夕方に雨が少し降った後、風が出てぐんぐん涼しくなって、湿度も下がって行って夜になっても涼しいままで晩夏の気分に浸った。 お盆もだんだん近づいて来て、これからは夜の秋を感じられる日が増えて行くだろう。 お盆の頃... 続きをみる

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  • 夏深む

    蝉しぐれ聴きつつ淹れるコーヒーの香の広がりて今日が始まる 何となく夏が 深まって来たと感じる今朝 曇り空でも蝉が盛んに鳴いている それは悲痛なまでに聴こえるけれど 短い命を一生懸命に生きてる 草はのびやかに 清々しく競うように伸びきる 小鳥は無垢な眼をして 涼やかに鳴いている 自分のように うろた... 続きをみる

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  • 栄光あれ

    反旗なる幾万本ものひまわり栄光あれと仰ぐ太陽 ロシアの攻撃はいつになったら止めるのか、この戦争はいつ終わるのか。プーチンと重なる映画を思い出した。アクション映画のタイトルは忘れたけど、(ロボコップだったかな?)攻撃されたバイクが大破して、炎上して殺されても死なずに、炎の中から浮かび上がった、まっ黒... 続きをみる

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  • 気象病

    何をする気も起きなくてもどかしく為すすべもなく日を持て余す 今日は久しぶりに朝からお天気で、少し気が晴れています。ちょっとやる気が出ています。 蝉も元気出せと鳴いてくれてるようです。蝉は、短い命を一生懸命に生きていますね。

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