老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶

朝起きて今日一日が始まるコーヒーを淹れるときめき。残りの人生、毎日全力投球。

老いの何だか切ない日々のポエム画廊喫茶の新着ブログ記事

  • 熟したるシュガースポットバナナかな

     熟したるサインの斑のバナナかな  徳用の不揃ひトマト気はリッチ  葛饅頭隠せし恋の透けており 葛饅頭ではありませんが。夏の季語「葛饅頭」でついでに詠みました。 懐かしいバナナ菓子ですが、昔の方が良かったです。裏側もちゃんと文字がありました。今のは表だけです。😢 ナッツをトッピングしてみました♪... 続きをみる

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  • ずんずんと若さを保つズッキーニ

    トーストに焼いて載せたるズッキーニ ズッキーニはまだ季語になっていないかも。 高血圧や、むくみ対策になるカリウム、美肌や疲労回復効果のビタミンA、ベータカロチン、マグネシウムなどの栄養成分が含まれているそうです。 特に美味しいとは思わないけど。不味くもない。「ズッキーニが好きで好きでたまらない。」... 続きをみる

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  • 空へまで牛の着飾る花田植

     細波の労るやうな植田かな  黄緑の音符の並ぶ植田かな  辛口のカレー朝から玉の汗  節電の団扇片手の昼餉かな 電気代がまた上がるようなので節電を始めました。 これまでカーテンしたまま電気をつけてパソコンしてたのを改めました。カーテンを開けたら、窓からの明りでじゅうぶんでした。先月、思いつきで途中... 続きをみる

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  • 縁日の屋台で君と冷し飴

     冷し飴破れし恋のさっぱりと 昔、縁日などの屋台で飲んだ記憶があります。今でも売られてるのかな?ショウガの味が暑い夏に涼感を呼びます。  ちゃっちゃっと鯖巻寿司の昼餉かな お昼はスーパーで買って来て、ちゃっちゃっと済ましました。 おしんこと巻いた新製品でした。が、おしんこが強すぎて鯖の存在感が薄い... 続きをみる

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  • スタミナや朝チャーハンに夏野菜

     麦飯をチャーハンにせし朝餉かな 「麦飯」が夏の季語です。 ピーマン、茄子、玉ねぎ、トマト、それにニンニクを入れました。トマトは形が皮だけ残りました。\(≧∇≦)/ チャーシューが無かったので豚バラを刻んで入れました。  昔、銀座でチャーハン専門の店を出してた時、天地真理ちゃんが健康的な太もものテ... 続きをみる

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  • どくだみの茶の沁み渡る五臓かな

     凛としてどくだみの花白十字  どくだみや人は見かけで判断す  先日、納棺士として長年働いて来たおじいさん(青木なんとかさん。本も出してるようです。)のお話をテレビで見ました。晩年のNHKのディレクター金光寿郎さんが聞き役です。 若い時、商売に失敗して職を探していたら納棺の仕事の募集を見て勤め始め... 続きをみる

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  • 質素なるシンプルライフ額の花

     額の花こころがけたる腹八分  老いて枯れたる味はひや額の花  木造の駅降り立てば額の花  紫陽花の咲き初めし色好みけり  紫陽花にそれぞれ好む色のあり 知人の女性が「赤が好き」と言って、「へえー」と思ったことがあります。赤が好きと聞くのは初めてだったから。  梅雨晴や衣のごとく薄き雲  梅雨晴や... 続きをみる

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  • 泰山木の花を掃く和尚かな

     酒に酔ひ泰山木の花に酔ふ  泰然自若や泰山木の花 こういうのは似た句がきっとあると思います。(;^ω^)  大仏の頭見ゆ泰山木の花 頭(づ)です。大仏の頭とはまた大げさですが。(*´σー`)エヘヘ 俳句はけっこう大げさに詠むのもアリのようです。  泰山木の花開く木魚の音  音(ね)です。ぽくぽく... 続きをみる

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  • 未央柳しべに玉なる小糠雨

     ぬか雨を吸ひ取るやうに金糸桃  結ひ髪の初々しさや美容柳 前に、通りがかりに見た光景が忘れられません。 それは、細い蕊の先に霧雨がいくつも小さな玉になって乗っていた光景です。滅多に出会えませんね。そんな時にかぎってカメラを忘れていました。( ノД`)  倒れたる草にとけ込む梅雨の蝶 ベニシジミで... 続きをみる

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  • 梅雨晴を飲み干すやうにジュース飲む

     切れ切れの飛行機雲や梅雨晴間 なぞなぞをすぐに解く子や塩とんぼ とんぼの多くは秋の季語ですがもう飛んでたので。  翅やぶれじっとしてゐる梅雨の蝶  しもつけやうたた寝したき昼下り しもつけも終わりかけていました。漢字が難しいよ(^^♪ パリパリとポテトサラダの胡瓜かな  パンにチーズを敷いてその... 続きをみる

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  • 二重虹ガードくぐれば縄のれん

    迷ひなし夕虹さそふ梯子酒  から揚げ挟みしパンや虹の梁  コーヒーの封を開ければ朝の虹  ピンクの薔薇や恋多きバーのママ  場末のママの恋や桃色の薔薇  ちなみに、ピンクの薔薇の花言葉は「しとやか」「上品」デス♪ 虹の季語には、朝虹、夕虹、虹立つ、虹の帯、虹の梁、虹の橋、二重虹、白虹、虹の輪などあ... 続きをみる

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  • ぼーっとしたまま青梅を齧った

     ぼーっとして齧りたき青梅かな 毎年1つは齧ります♪ 子供の時はよく齧りました。塩をちょっとつけて2つ3つ。 食べ過ぎて夕飯の時に、歯茎が浮いた感じになってご飯を噛むのが、もどかしくて笑ってしまい、梅をたくさん食べたのがばれて「また梅を齧ったんじゃろ。」とよく𠮟られました。(^O^)  明易や頬... 続きをみる

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  • こっそりとほくそ笑む子や吸葛

     曇り空つづくひとひや忍冬 お前百までわしゃ九十九まで金銀花 呼び名がいろいろあっておもしろいですね。 忍冬は、葉が冬でも枯れないからとか。  玉葱で染めしランチョンマットかな 前に玉葱の皮で染めたものです。ふきのとうの型染です。 3つ置いた真ん中のは、豆明り取り。中に小さいローソクを入れたらきれ... 続きをみる

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  • をさなごの広きおでこと花みかん

     船着けば寄り来る猫や花蜜柑  幼児期に帰れる匂ひ花みかん  正子孝子の歌声や花みかん  花みかん杖をつく日の遠からず  日の白くこぼれ散りゆく花蜜柑  柔らかさ噛みたくて玉葱スープ  肉厚の新玉葱の触感よ  居酒屋の玉葱ひとつ丸ごと煮 おでんに、玉ねぎを丸ごと煮たのがありますね(^^♪ おでんを... 続きをみる

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  • 焼き飯の皿をはみ出す烏賊のゲソ

    イカがあったのでイカチャーハンを作ってみました。 「ゲソ」はカタカナの方が馴染みがあって(^^♪ 材料は他に、サンド豆とニンニクです。醤油味です。  残影の活字に化けてジキタリス  南吉の童話やきつねのてぶくろ  魔法はあだぶらかだぶらジキタリス 別名「きつねのてぶくろ」と言うのだそうです。 ぶら... 続きをみる

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  • 朝刊のインクの匂ひ若葉寒

     パンとにらめっこしてみる夏の風邪  昨日は月1の診察でした。 先月、前日の夜に飲みすぎで採血されたので、その血液検査の結果が気になってドキドキだったのです。 結果の表示されたパソコン画面を開いてじっと見てる先生の横顔がピクッと引きつりました。 それは、先生の単なるクセでありました。 「数値が下が... 続きをみる

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  • パリッとウインナー弾け夏来る

    添加物気になりつつもウインナー 食べたいときがあるから困る 「わかっちゃいるけどやめられない」てな歌がありましたね。 植木等の「スーダラ節」でしたか? 植木等の歌が流行ってた頃の時代は世の中が生き生きしていて明るかった♪ 「サッカリン」とかまだあった時代だったかもしれない。 舐めて齧って舌を赤や青... 続きをみる

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  • 朝チャーハン簡素に玉子と絹莢

     絹莢と玉子のシンプルチャーハン 朝、思いつきで作りました。 スナップエンドウも好きですが、きぬさやも好きです。 何か物足りないので、お好み焼きの干しエビをふりかけたけど。 イマイチでした。( ノД`) きぬさやは初夏の季語です。  沈む気の底に鎮もる青楓 今朝はウツ気味です。 コーヒーを飲み終え... 続きをみる

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  • その路地は行き止りどす都忘れ

    晩春の季語ですが。(*´σー`)エヘヘ こういう看板があります。 春の頃にホームセンターで鉢植えを見つけて買いたかったのですが、けっこうな値段がしてました。 すぐ枯らすので止めときました。忘れな草ももう枯らしてしまいました。植替えを怠りました。(〃ノωノ)  画像は借り物デス  青嵐えいっと返すお... 続きをみる

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  • 時間を取り戻すやうにレタス食ぶ

    パンにレタスとナッツのドレッシング  このコープのドレッシングが好きでやんす♪ アーモンドとマカデミアナッツとカシューナッツが入っています。  吹けど鳴らぬ口笛や水臘樹の花  旋律はタンタタタン水臘樹の花  水臘樹の花メロディーの香に浮かび来る  釦また掛間違ひ水臘樹の花 いぼたの花の漢字が難しい... 続きをみる

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  • ラッキーな半額なりし柏餅

     CDは広沢虎造柏餅 中八になりますが。テープだとしっくりこない。(*´艸`*) 柏餅食べて季節の進みゆく 柏餅酒と持参の二刀流 仏壇へ一つ供ゆる柏餅 ど凡人!くさるほど似た句があると思います。(/▽\)  木造の白き学び舎えごの花 昔の好きな歌に「丘の上の白い校舎」というのがあります。 それをふ... 続きをみる

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  • 僧も鼻歌うたひたる山法師

     鳥の声揺れて澄みきる山法師  千日回峰行成し山法師  どんぶらこ風に波乗り山帽子  くるくると回ってごらん山帽子  風はらむ老いの胸もと朴若葉  千日回峰行のお坊さんで思い浮かぶのは、酒井高僧です。 いつだったか、何十年前だったかはもう忘れたけど、テレビのニュースで見た記憶があります。その頃は夕... 続きをみる

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  • ぎこちなきファーストキッス野ばら散る

     若き日の破れし恋や花いばら  ポケットに恋のひとひら花いばら  夏めけばカッと激辛あさカレー  野菜を炒めてご飯に乗せて、熱々のレトルトカレーをかけました。カリ―屋のやつです。ボンカレーとククレカレーも好きです。新じゃがなのに硬いから小さく切って炒めたけどそれでもまだ芯が残っていたでやんす。(/... 続きをみる

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  • キャンバスの真っ白眩し夏きざす

     穏やかに過ごすひとひや柿の花  ふるさとの爺婆のかほ柿の花  摘み見る幼き日々や柿の花  トタン屋根転がる音や柿の花 子供の頃、小屋のトタン屋根に落ちて転がる音が耳の奥に残っています。耳鳴りとちゃうで。😂  ハープ爪弾くをみなゐてハルジオン 俳句は基本的に漢字を使うそうだけど、こういう場合、春... 続きをみる

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  • 夏めきて選びし曲はハワイアン

     夏めけば楽しむ野菜の食感  夏めけば昼に散歩の人の減り  膨らみし胸のポケット夏めきぬ  物陰に寝ころぶ猫や夏きざす  小銭鳴る子のポケットや夏きざす 白薔薇にさらけ出したきこころあり  僕はやっぱり多重人格です。 解離性同一性障害というのだそうです。 原因は、子どもの時に極度のストレスを受けた... 続きをみる

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  • 頭にツンと薔薇の香りの注射かな

     辿り着く彷徨ひの果て薔薇の渦  薔薇は互ひにそっぽ向き合ってゐる ジュトゥヴーと黄薔薇を抱きて君が来る な~に言ってんだか。😁 今朝も早起きしたのだけど、なんだかボーっと時間が過ぎてしまいました。しばらくぼんやり感はなかったのに。このところの気候のせいかな。昨日は特に、気温が上がっては下がって... 続きをみる

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  • 五線紙の音楽ノート新樹光

    マーガレット頼りなき菓子ウエハース トンキンとピアノの玩具マーガレット マーガレットではないかもしれません。(*´σー`)エヘヘ 近頃は知らない花が多いですね。 原爆ドームに添ひたる楠若葉 原爆ドーム守るごと楠若葉 楠若葉かがやき眩し雨上がり  テレビのニュースで映ってる場面を見てデス。 柔らかい... 続きをみる

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  • 若き日の恋甦れクローバー

     クローバに失くした恋を探すかな  クローバーに寝れば立原道造  クローバー倖はなかなか手に出来ず  クローバー踏みゆく子らは秘密基地  細道の左右に分けし苜蓿 クローバー、クローバどちらでも良いようです。 正確に言うと、クローバーと苜蓿は別種だそうです。 白詰草とも言いますね。傍題には、オランダ... 続きをみる

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  • 定番のパンとコーヒー夏はじめ

    コーヒーとピザパンの朝なつはじめ ピザパンではありませんが。(*´σー`)エヘヘ 何か野菜が入っていました。 ネモフィラにブルーなこころ晴れてゆく 吹き渡るなんじゃもんじゃにいい風が 見上げつつベンチにごろ寝なんじゃもんじゃ だんだん眠くなりゆくなんじゃもんじゃ なんじゃもんじゃ真っ黒けなるかりん... 続きをみる

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  • 子の奇声わーいわーいと豆ごはん

         ((〃ノωノ)なんちゅーよそい方やねん!盛り過ぎやろ)  豆飯に威厳崩るる親爺かな  祖母の顔浮かんで来たる豆ごはん  豆飯に皺の伸びたる祖母の顔  混ぜてなほ炊けし香りや豆ごはん  豆飯の難しき塩加減かな  独り居の豆飯炊いて有頂天  豆飯を炊いて残りを握り飯  ピースピースピースピー... 続きをみる

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  • 捲れたる机上のノート風薫る

     鶏の昼を知らせて柿若葉  口元に乾きしたまご柿若葉  むしゃむしゃと喰ってみやうか柿若葉  五右衛門風呂の踏板や柿若葉  薫風や逆さに蝶のとまりゐる  止まらないサインポールや風薫る  鬱気味の帽子を脱げば風薫る  パノラマの進む車窓や風薫る  行商の絣のもんぺ風薫る 薫風や通り抜けたるアーケー... 続きをみる

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  • はつなつのコーヒー香るカフェテラス

     春紫苑カメラのピント合はずボケ おまへもほろ酔ひしたのかハルジオン  デージーや自由奔放な婆さん  傾きてすかんぽそよぐ形かな  アイリスの周りスキップしてみたし アイリスや寄り来る子らのつぶらな目 「はつなつ」を漢字にすると「初夏」だから紛らわしいデス。 初夏で詠む人、はつなつで詠む人それぞれ... 続きをみる

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  • わがままな薔薇を育てる王子さま

     高僧の頭の輝きや朝の薔薇  薔薇はみな秘密を一つ隠し咲く ジャズを弾くピアノに薔薇のボトル置く 一瞬にタイムスリップ薔薇の香よ  今日は夏の季語「薔薇」で詠んでみました。 今朝はツイてない。 オレンジを練り込んだ美味しそうなパンを温めていたら、焦げてしまって。それでも食べたけど。(^O^)美味し... 続きをみる

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  • 見上ぐれば青きフイルム花は葉に

    葉桜や寝ころび仰ぎ見る明日 葉桜の下に佇み見る昔 葉桜や鼻も追ふ湯上り美人 デージーや老いて少女に帰る人  デージーの花言葉は、平和、希望。 白は、無邪気。赤は、無意識。ピンクは、美人、純潔。  昨夜はもう梅雨かと思わせる湿度でした。 今朝も湿度がまだ高い。天気予報は、傘マークが一日並んでます。今... 続きをみる

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  • 夏立つや聞え来るラジオ体操

    レコードのゆらり波打つ立夏かな バス乗ればバスのにほひや夏に入る 夏立つやふはっふはふはパンケーキ 厳重に仕舞ふコーヒー夏に入る 洗面台入り込む猫や夏来る 夏来る朝の洗顔ざぶざぶと 伸びし髭すっきり剃って夏に入る 今朝の夏ピリッとカッと激カレー ついに立夏です。 嬉しいような思いやられるような。 ... 続きをみる

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  • いつまでも輝け子の目子供の日

    おしゃぶりによだれいっぱいこどもの日 ドーナツも進化してゆき子供の日  晩酌の肴にケーキ子供の日 モノクロのアルバム捲る子供の日 ぶらぶらと洗濯ばさみ春惜しむ 春の別れシャツ真っ白に漂白す 行く春や待ち侘ぶコインランドリー  五月五日を子供の日としてる国は日本と韓国だけとか。六月一日と十一月二十日... 続きをみる

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  • 夏近し朝だサラダだサッと起く

    青い雲剥くやうに剥くレタスかな ふわりと雲を剥くやうにレタス剥く  レタスは、和名でチシャだそうです。「萵苣」と書いてチシャなんて読めませんね。 おにぎりをギュッと握ってみどりの日 大空を閉じ込め浮かすしゃぼん玉  朝食はマカロニサラダ夏隣  昔、銀座で喫茶「お富さん」をやってた頃、店で出すマカロ... 続きをみる

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  • 青春のフォークを聴けば春暮るる

     名刀の錆ゆくままに白椿 若き日に読みし童話や木の芽時  放ったらかしの本箱から褪せて出て来ました。 春夏秋冬の短い花のお話48篇です。もう内容をすっかり忘れてるので暇見て読み返そうと思っています♪ 45年ほど前のものです。ネットで見たら、今は文庫本になっていました。  フォークソングをまだよく聴... 続きをみる

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  • そうか五月かと気づく今朝の日差し

    ざく切りし塩揉みをせし春キャベツ 五月かと気づく今朝の厨  塩揉みをしていて窓辺の光りに五月を感じました。 ギュッギュッと、ラーメン鉢で。(*´艸`*) しんなりなったところで両手で絞って、タッパーに移して酢をたっぷりかけて昆布だしをふりかけて、砂糖の代わりにハチミツをかけました。よく混ぜて出来上... 続きをみる

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  • 見たき星「宮沢賢治」花林檎

    どこだったか天文台のおじいさんが付けてくれました。 たんぽぽは野の勲章よどなたにも  夜明前ごろに雨がけっこう激しく降ったようです。 その雨音で目が覚めて起き出しました。今はもう止んでいます。 パソコン画面の右のサイドバーに出て来るうるさいやつも消してやりました。「設定」で見つけて「オフ」にしまし... 続きをみる

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  • 恋なんかどうでもよくて目借時

     めかり時BGMのクラシック 眠くなる曲ってありますね。(*´艸`*) うそ泣きの甘え蛙の目借時  午後の電車内蛙の目借時  眠りたる猫の寝顔や目借時 つきすぎですが。でも、猫が寝てるのを見てたら何だか眠気を誘われてくることがあります。(ノ´∀`*)   眠たげな細き猫の目めかり時 今日は晩春の季... 続きをみる

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  • ぴったりの小箱こねこのお気に入り

     猫は狭い箱や棚の隙間とかに入るのが好きですね。居心地がいいのでしょうか。タンスの引き出しを開けて整理してたら、いつの間にかちゃっかりとすまし顔で入り込んでたことがあります。 あしらひの尾で遊ばせる親の猫 「親の猫」も季語のようです。傍題です。「子持ち猫」とかも。 子猫だけでなく、親猫でもじゃれて... 続きをみる

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  • 探し物見つからぬまま春暮るる

     皿の中匙でつぶす苺ミルク 昔、おじいさんがいつもやってるのを見て、「そんなことして美味しいの?」と真似て、試しに練乳かけて潰して食べてみました。すると、「おっ♪」と、また違う美味しさに気がつきました。それが潰して食べた初めでした。 カーテンの揺れが気になる子猫かな 動くもの見れば飛びつく子猫かな... 続きをみる

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  • 死んだらみんなどこへたんぽぽの絮

     人も空へ旅立つたんぽぽの絮 わんこもニャンコも人間もみんな、見えなくなってそれきりじゃなく、宇宙のどこかに居ると思う。「タマシイ」として。 死んでそれっきりだとは誰もわからない。 宇宙のこと、人間はまだ5パーセントしかわかってないからねえ。 何十年も前に発見された「ダークマター」の正体を未だにつ... 続きをみる

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  • もこもこと田鼠化して鶉と為る

    ぽとぽととコーヒー淹れて春深む トーストに焼きむら出来て春深む 一人居の遅き朝餉や春深む  トースターの調子が悪いので最近はフライパンで焼いたりします。厚手のフライパンだと、けっこういいあんばいに焼けるんです♪\(^O^)/干しブドウとナッツは毎日欠かしません。  一昨日は暑いくらいの気温だったけ... 続きをみる

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  • ゆく春や切なく転ぶ部屋の中

    詩 「ちゃお」 二日前の晩 塩かげんまちがえたスパゲティを 食べ過ぎて 夜ふけに水を飲みに 起きた 月明かりの台所で ぼくを見つけて なぜか ぽかーんと 見ていましたね あの夜 ぼくも水を飲みに来て 窓から月をながめていたのです いつでもにげる用意をしているぼくに  ほんとうに ゴキブリなのかい ... 続きをみる

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  • 風吹けば軽音楽に春落葉

    葉脈の陽にまっすぐに春落葉 春落葉おにぎりシートいちにさん 腰を下ろせば雀の帷子かな 摘もうか摘むまいか雀の帷子 傍にある草はたぶんスズメノカタビラと思うのです。違うかな? この草、子どもの時から何かしら惹かれました。親しみを覚えるというのか。愛きょうを感じます。 スズメの付く草は多いですね。みな... 続きをみる

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  • おにぎりの転げて行って春の雲

     ものの芽や厨で育つ野菜屑 おにぎりのかがやきにたんぽぽの笑み 昨日は月一の診察に行って来ました。 三ヶ月に一度の血液検査でもありました。 「げっ!しまった!」 と思ってももう遅い。昨夜、少し飲み過ぎたのを後悔しても。 ついでに、身長、体重測定。それと「へそ周り」測定。 「腰回りを測ります」とは言... 続きをみる

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  • 削除する要らぬソフトや春暑し

     画面の左端にカーソルが行くと「ワッ」と出て来る天気予報などのやつ。😞マイクロソフトって、余計なことばかりするよ。良かったものは消してしまうし。 マイクロソフトもそうだけど、メーカーの要らないものも多い。 それで、ネットやユーチューブで検索して見つけた要らないソフトを、とりあえず幾つか削除しまし... 続きをみる

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  • 春に生まれたから猫の名はたんぽぽ

     春深む帰らぬ日々の猫のフォト  懐かしき子猫のフォトや暮の春  珈琲に春愁ゆらし飲み干せり 今日はようやく気温が上がりそうだ。 このところ三月に戻ったような気温が続いていたから。 昨日、東京は夏日だったというけどこちらは肌寒い一日でした。 メルカリの品が届かない。3日前に「発送しました。」とあっ... 続きをみる

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  • あんなこんなところにもたんぽぽ

     のらねこのゐてたんぽぽ  摘まれて捨てられてたんぽぽ 4時にトイレに起きて、もうそれから眠れずに起き出した。 今朝の冷え込みは緩く、顔を洗う少し冷たい水もサッパリと気持ち良かった。顔を洗うとスッキリしますね。私の知ってる先生は日に7,8回以上洗うようです。  足はもうスタスタとは歩けないけど、そ... 続きをみる

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  • たんぽぽがここに咲かせてねと咲いてゐる

    原点にかえってみた。 俳句は、初めに惹かれたのは山頭火だ。 まだ俳句も何も興味のなかった小学生の時、週刊漫画雑誌「少年マガジン」に山頭火の漫画が連載されていて。今思えば珍しい企画連載だったと思う。けっこう人気があったように思う。 575の俳句との出会いは、中学の国語が初めだった。 一茶と芭蕉の句は... 続きをみる

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  • 幼き恋の回想や春の雨

     ゆっくりとけじめと区切り花筏   滔々と思ひを載せて花筏   花筏ふいに現る鯉の口   咥へゆく雀ひとひら花筏  この、雀を使った句は下敷きがあります。 浜田広介の「花びらの旅」です。とても詩的な短編童話です。 好きな童話作家の一人です。代表作は「泣いた赤鬼」でしょうか。 今朝も早起きのわりにモ... 続きをみる

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  • 挨拶や足もと濡らし桜草

      桜草こぼれて集ふ鉢の水   道端の連翹に道尋ねけり  姥桜たがひに映ゆる古刹屋根  文字なぞり歌碑にふるふる花吹雪  清明の草一本の耀きよ  昨日は「清明」だったのですね。 もう晩春に入りました。 足の不安と痛みを抱えながらあちこち出かけています。 柿の若葉がピカピカと、百の二百の蛙のようです。

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  • 顔洗ふ水の心地や春の朝

     一本の葉柳の下待ち合はす  灯の洩るるミモザの隙やカフェの窓 赤ひとつ土手にぽつんとチューリップ  ようこそと暖簾やはらか春の風  水はまだ冷たいけど、顔を洗うのに気持ちのいい朝になって来ました。洗った後のサッパリ感♪ 胃の調子が少し良くなったら今度は左足が痛くなってきました。 ネットで調べたら... 続きをみる

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  • たんぽぽの黄と青空とウクライナ

     たんぽぽの葉と伸びてゆく隙間かな   愉しむレコードノイズや白椿   紅椿土間長々と京町屋  僕が生まれるずっと前の歌に「白い椿の唄」というのがあります。CDでも、古いレコードからの録音なのでノイズがいっぱいです。聴いているとノイズが気にならなくなり、遠い記憶を辿る思いになります。祖父母が浮かん... 続きをみる

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  • 制服のテカる若さや芝桜

     芝桜にぎやかな学び舎の窓  思ひ出す忘れしことや薔薇芽吹く  薔薇の芽や高き踵のハイヒール  風は聴く薔薇の芽のひそひそ話  薔薇の芽が宇宙の謎を知ってゐる  戦国武将仰ぐごと山桜  このところの胃の調子が悪いのは、梅酒を止めたからかもしれない。数年間ずっと毎日飲み続けていたから。止めたのは、飲... 続きをみる

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  • カップルの宴を避けて夕桜

     かんばしき露店のけむり夕桜  まだ止まぬ遊具の子らや夕桜  残照の池面ゆらめき夕桜  娘らは串を頬張り夕桜  公園に近づいて来るともう屋台の何やらかんやら焼く匂いがして来ます。入ってすぐ、中学生くらいの女の子が二人、仲良く坐って美味しそうに大きな串を食べていました。すぐ傍に「鹿児島黒豚」と書かれ... 続きをみる

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  • 聴き入るゴンドラの唄や春愁ふ

     千切れゆく思ひ思ひに春の雲  葉は小さき剣のごとく三葉躑躅  暮れ残る三葉躑躅の薄あかり  夕日吸ひ三葉躑躅の灯り初む ゴンドラの唄は、歌謡曲の初めだとか。 松井須磨子が芸術座の公演の中で歌って流行したそうです。 作詞は、石川啄木や森鷗外と交流のあった吉井勇。作曲は、童謡も手掛けてる中山晋平。 ... 続きをみる

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  • ケセラセラ気楽に行かうぺんぺん草

      憎めぬ名脇役ぺんぺん草  幼な子の好きな一等チューリップ たぶん、チューリップが一番好きと答えるのではないだろうか。 たいていの幼稚園に植わってますね。 幼子とすると、「ようじ」と読まれやすいので。「幼な子」と詠む有名な俳人もいたのでこっちを使っています。 こういうのは歌詞にも似てるかな。最近... 続きをみる

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  • きをつけのくずれてあくびチューリップ

     あくび出る午後の体操チューリップ  歌ふ子らの大きなくちチューリップ とことこ幼な子駆け寄るチューリップ  今日は足が回復して久しぶりに遠出して来ました。 5千歩なんて数か月ぶりです。スタスタとは行きませんが、疲れはさほどではありませんでした。明日、出るかもしれませんが。 転ばないように、少しく... 続きをみる

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  • ストーブの珈琲こぼし消えにけり

        開ききり白木蓮の潔さ   柳の花みんなみんなあっといふ間   幼な子は柳の絮に風を見る  今朝はほんとに慌てた。 ストーブの上でコーヒーを淹れてて、セットしてお湯を注いでいたソーサーがカップから傾いて淹れかけのコーヒーが零れてしまった。音と共に見る見るうちに火は小さくなり、消えそうに、ボッ... 続きをみる

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  • 囁きて耳噛み逃ぐる春の蚊よ

      連翹や路をはさんで幼稚園   連翹と黄色がいっしょ児らの帽 かくれんぼわすれてカラスノエンドウ ひとり遊ぶ子摘むカラスノエンドウ  このところずっと6時間は眠れていたのに、今日は3時間ほどで目が覚めてしまった。けど、目覚めは悪くない。 台所まで歩くのによろけてしまったけど。転びそうで転ばない極... 続きをみる

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  • 皮むけてきたる火傷や春夕焼

     芽柳にありさうなリセットボタン  芽柳や泡のぷちぷちハイボール 酔っててアップする写真の大きさを間違えました。😁 夕方、スーパーに買い物に行き、酒のコーナーでウヰスキーに目が行きました。先日、テレビのニュースで中国で今ハイボールが流行ってるとかで、ブラックニッカを何本も買い込んでる中国人観光客... 続きをみる

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  • 春分の日や一つ増えたる薬

      コンサート揺るる余韻や花辛夷   ちぎれゆく真白き雲や花辛夷  体調はなかなかだけど、これ以上ブログを休んでいると俳句も怠けるばかりになるのでムチ打って復帰しました。入院せずに済んで歩けるだけ歓びです。  離れてる間に、メルカリに夢中になっていました。 メルカリって何だろうと前から思っていたけ... 続きをみる

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  • あんぱんに微笑みのあり春の朝

    あんぱんに円空さんを見つけたり  昨日の朝、あんぱんを食べようと袋から出して皿に置いたら、ふと、円空さんが浮かんで来ました。紅茶を淹れての昨日の朝餉です。 昨日は何か沈みがちで、気分転換に溜まってた洗濯をして気持ちも一緒に干したけど、、、。 昨日は雨でした。😂 春愁やどこもかしこもシャッター街 ... 続きをみる

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  • 足跡に寂しさ残る春の雪

    椿見て会ひたくなりし顔浮かび 名を知らぬままに見入りし椿かな 椿餅はさみたる葉の艶やかさ 菓子パンの甘酸っぱさや春の朝 菓子パンと紅茶にミルク春の朝  ブルーベリージャムの上にピスタチオ。ほんのちょびっと。😂 甘いものには紅茶かな?アーモンドチョコの時はコーヒーだけど。 朝食に、これだけでは足り... 続きをみる

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  • コーヒーで落ち着く朝や浅き春

    春淡し泡盛り上げるカプチーノ  写真は普通のコーヒーですが。 パソコンの前で今朝、淹れました。 コーヒーは一応モカブレンドですが、京都小川珈琲の安くて330グラムも入ったやつですから、それなりの味です。小川珈琲の上等なのは美味しい。けど高い。😂いつもは輪ゴムか洗濯バサミで止めるのだけど、見当たら... 続きをみる

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  • 寒明やトーストにほどよき焦げ目

    こんがりと春ストーブでパンを焼く  トースターが壊れたのでストーブの上で、焦げすぎに気をつけて焼きました。若い時からの、もうクセですね。コーヒーを淹れると、トーストを食べたくなります。コーヒーの香りと、トーストの匂いが混ざり合った匂いが好きです。 喫茶店に行き始めた頃、初めて食べたトーストは、耳を... 続きをみる

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  • 恥ずかしく外せなくなり春マスク

    ぐんぐんと気分上向き木の芽時 「ぐんぐん」はちょっと大げさですが、少しずつ僅かながら体調は戻りつつあります。足の痺れに不安がないと言えばウソだけど。くよくよしたってしょうがない。 青梗菜ほんのりとろみスープかな 青梗菜ラーメンにでも和食にも 洗いつつ井戸端会議青梗菜 人柄の包み隠さず青梗菜  今朝... 続きをみる

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  • 春寒や含みて溶かすチョコレート

    ちょっと柔らかめのチョコ菓子です。板チョコの方が好き。 春初め紅茶に添ゆるチョコレート 春寒やパキパキ食ぶるチョコレート 春寒や紅茶を淹るる湯の温度  紅茶は、コーヒーよりも高く、沸騰直後100℃だそうです。そうするとポットの中で茶葉のジャンピングが上手く香りと味を引き出すようです。沸し過ぎても温... 続きをみる

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  • 立春や裏返りたる猫の耳

    春立つや猫は爪とぎ壁やぶる 立春や玉子かけ飯ちゃっちゃっと サクサクと立春大吉クッキー食ぶ 立春の光のせたる和菓子かな 立春や紅茶は躍るジャンピング 春立つや草津温泉バスツアー  40年ほど前、ちょうど二月でした。バスツアーで草津へ行ったこと思い出しました。バスに戻る途中で、ズボッと、積もってた雪... 続きをみる

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  • 節分やちょっと御馳走ならぶ卓

    鬼の面かぶる園児の「鬼は外」 豆撒の父の姿を偲ぶかな 豆撒の父の大きく見えにけり 豆撒やそちこち声のした昔 豆撒の懐かしき飴ビガーかな  子どもの頃、向かいの家から豆まきの大きな声が聞こえて来ると我が家もすぐに始めたこと思い出します。すると、隣の家から裏の家からも「鬼は外」「福は内」と聞こえて、「... 続きをみる

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  • コーヒーを淹れてあげやう雪の精

    眠れぬ夜まどはされたき雪女郎  足跡や残る大きさ雪坊主 わらべうた湯で歌ひたる雪の精  北国に残る伝説「雪女郎」雪女も冬の季語です。 雪の地方ならではですね。日本昔ばなしなどで見ます。 遠野物語にも出て来るのでしょうか? 「雪坊主」「雪の精」は副題です。雪坊主なんて初めて知りました。  目の一度さ... 続きをみる

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  • 春近し猫のピンクの肉球よ

    いそいそと猫の夜歩き春近し  昨日、もうすっかり暗くなった買い物の帰り道、たぶんよく見かける近所の猫だったと思う。「こんな遅くからどこへ行くの?」という気持ちで「ニャン」と声をかけてみたけど耳も貸さずに暗がりの中、裏道へと消えて行った。 まあ、猫は夜に出歩くものだけど。我が家の猫もそうだった。 も... 続きをみる

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  • 遠くなる人ばかりなり冬桜

    冬桜着物きりりと身のこなし 冬桜カフェの窓辺やガラス越し 冬桜ではなく、十月桜かもしれません。 二週間ほど前に撮ったものです。 アートなるレトロ看板冬うらら  禁酒5日目。昨日の夜、飲みたくなったけど我慢した。 肝臓の数値だったか、あまりよくないらしい。それで一ヶ月は禁酒しようと思う。ずっと毎日、... 続きをみる

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  • 前向きに一歩あゆめば梅ふふむ

     道端に猫ねころがる春隣 わけもなくときめき生まる梅ふふむ 籠り居る僧の修行や梅ふふむ お坊さんは大変な修行をする。 一日中けわしい山の中を歩いたり。 雨をよけれる岩の下でお経を読み続けたり。 前に、そんな厳しい修行の一つに、昔のことを思い出すという修行の仕方をテレビで見た。それは、漠然とした昔で... 続きをみる

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  • 春待つや猫の寝言を聴いてゐる

    待春や猫の見る夢どんな夢 その環境によって、猫の見る夢は違ってくるのでしょう。 我が家の猫はあまりいい夢は見ていなかったように思い出します。寝言を聴いていると、ケンカしている夢のようでした。いつも近くの雄猫に追いかけられていたから。 枯草の覆ふ土手ゆく電車かな 寒晴に背伸びしてゐる梢かな 寒晴やゆ... 続きをみる

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  • のびやかに口笛吹けば梅ふふむ

    うれしさにうふふうふふふ梅ふふむ 煌々と割りし焼芋にほひ立つ 雪はもうたくさんと雪だるまに手  腰の具合は昨日よりも僅かだけどマシだ。 朝、目が覚めてベッドから起きだす時、「起きれるだろうか?悪くなっていないだろうか?」と不安になる。 太っているから足を上げてその弾みで起き上がる。 椅子に座ると「... 続きをみる

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  • 蠟梅や柔らかに気の晴れてゆく

    蝋梅に嗅ぐ青春の匂ひかな 昨日、「昼のいこい」を聴き終えてそのままにしてたら、昨日は若い時に聴いたフォークソングが次々と流れて来た。 懐かしくて聴いていたけど、何だか切なくなってきて止めてしまった。十八、二十歳の頃の情景が、生活が、匂いさえ蘇った。 五十年前、彷徨った街やふらりと入った喫茶店が、ほ... 続きをみる

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  • コーヒーの香りの尖る寒波かな

     先日、買っておいて今日まで封を開けずでした。 約一週間ぶりにコーヒー淹れました。  歩くと突然に右の腰が、カクっとなって歩行が困難になりました。たぶん、事故でケガをした後遺症でしょう。脊椎だから手術しても回復するかは、賭けでしょう。七十代に多い病気と、ネットで検索して見たけど。たぶんよく似た病気... 続きをみる

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  • 齧りつつ相槌をうつセロリかな

    トーストにチーズと載せる冬のトマト セロリ齧る前歯は音楽奏づ 明るさを周りに残し菊枯るゝ 枯菊に日のよく当たり華やぎぬ  テレビで相撲を見ていて、ふと気づいたのだけど、懸賞金の垂れ幕ですか、土俵で一人一つずつ持って、ぐるりと一回りして土俵から降りるアレ。いつの間にかテレビ画面にアップで映さなくなっ... 続きをみる

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  • ずんぐりどっしりのっそり晩三吉

     傷もまた風格かもす晩三吉  寒日和一路電車は大阪へ 電車ゆく鉄橋映ゆる寒日和 寒晴の背骨鳴りたる背伸びかな  大寒や鼠玩具に驚く猫  ニュースで今日は大寒だと知りました。 大寒らしく少し寒いです。来週はとてつもない大寒波がやって来るようですね。水道が凍ったら困るよ。  昨日、スーパーでカップヌー... 続きをみる

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  • 色褪せしアルバム開き春を待つ

    大量の結びみくじや春を待つ 待春の転びて嗅ぎし畳かな 老いてなほ秘めし思ひや寒紅梅 茎みじかくもパッと冬のたんぽぽ 寒いからタンポポも首を縮めています。😊

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  • 陽を浴びて嬉しさうなる冬芽かな

    冬の芽や時期待つ圧縮ホルダー  裸木の夕空を掃く箒かな 萎びゆく冬の白薔薇褪せもせず 恋の残り火のごと冬の紅薔薇  晩餐の恋のかけひき春近し  頭の右後ろ辺りに軽く痺れ感がある。それが昨日、一昨日、今朝方と軽く痛みを覚えた。今は治まっている。変頭痛? ともあれ、今日もまだ生きている。

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  • 老えばみな孤独ひきずる冬木影

    哲学をしてゐるやうな冬木かな 冬木立忍者の如く抜けゆく子 さあジャズセッションしませう冬木立 ぽっぽっと息はく如く梅早し 早梅や田に人影の見あたらず ロゼットのふくらみ始む春隣  昨日まで高めの気温だったけど、今朝はだいぶ低かったです。 これから、繰り返し繰り返しして春になって行くのですね。 日の... 続きをみる

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  • 一日を無駄に過ごして日つまる

    無駄なりしダウンロードや日つまる  今日は写真編集でスライドショーなどこしらえて遊ぼうと、無料の編集ソフトをあれこれと、ユーチューブも見て探しました。 たくさんある中で良さそうなのをダウンロードしました。あまり高度なものは無理なので初めての人でも使いやすいソフトを。 3つダウンロードして試してみま... 続きをみる

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  • 鉄火巻見切半額冬夕焼

    鉄火巻半額なりて冬夕焼  昨日の夕方に半額で買っておいて、晩酌のアテにしようと思っていたのに、鍋で腹が膨れ、すっかり忘れて寝てしまいました。 朝になって「そうだ。たしか、寿司を買ってたはずだよなァ。」と思い出したのです。 朝ごはんに、おそるおそる「大丈夫だろ。色もまだきれいだ。」と、クンクンしてゆ... 続きをみる

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  • つややかに冬の匂ひやカレーパイ

    枯葉の音パリッとサクっとカレーパイ 珍しさに買ってみたけど、たいして美味しくありませんでした。 美味しそうに見えたのだけど。具が少量でした。 なんでも、イギリスのパブではよく出されるとか。 パブとスナックとバーの違いを、いまだに知りません。 昔、景気の良い頃にサロン、クラブ等も流行ったのでしょうね... 続きをみる

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  • 孫あやす祖父母の温み飯櫃入

    山茶花の散って鳴る鳴る歌時計 初場所や力士の仰ぐ大御空 初場所のはつらつとせし肌の張り  横綱がいなくて寂しいけど、今年も始まりましたね。 子どもの頃、子どもにも相撲は人気がありました。 漫画雑誌のグラビアに載ってた大鵬、朝潮、若乃花など思い出します。 庭に棒切れで円を描いただけの土俵で相撲をとっ... 続きをみる

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  • 菓子パンのチョコクリームやうつ田姫

    暖房に柔くなりゆくチョコの餡 そのまんまです。😂凡句。 季語は「暖房」と、冬をつかさどるという「うつ田姫」です。 うつ田姫が、チョコパンが好きかどうか知りませんが。😁 上に載ってるオレンジに「何だ?」と惹かれて買ってみました。 意外と、チョコ餡と合いました♪レモンでは酸っぱすぎてダメかもしれま... 続きをみる

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  • 拡大の鳥インフルや鐘氷る

     鳥インフルエンザの猛威が物凄いことになってることをニュースで知りました。鶏肉も玉子も値上がりしています。今後もっと上がるのは必至でしょう。 と、今夜も酔ってる私では何も説得力がありません。😂 ていたらくな紅白をぶった切る記事を書くつもりでしたが。 天童よしみより目立っていた中山きんに君のことな... 続きをみる

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  • パリパリとカレーせんべい冬日和

     スーパーで98円で売ってたので5袋も買いました♪ 酒のつまみに、ちょいと乾きものが欲しい時があります。 とんがりコーンや、かっぱえびせんが安い時も買っておきます。 ネットで値段を調べたら、楽天で220円するから定価はもっとするのでしょう。アマゾンは値段を間違えてるのでは?高過ぎデシタ!  今日は... 続きをみる

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  • なみなみと零せし酒や寒に入る

    「ほぼカニ」と云ふ蒲鉾や寒に入る 小寒や蒲鉾の名は「ほぼ毛ガニ」  三日の日に、半額だったので買ってみました。 けっこう高い。半額でも400円はしたと思います。 カニカマですね。カニ味噌を使ったタレが付いてる分、高いのかな?付けて食べてみたけど、さほど美味しくない。味噌は味噌だけの方が美味しいと思... 続きをみる

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  • 玄関を開ければ迎ふ実千両

     千両の畝傍山へと続く道  能楽の歌舞練場や実千両 若い頃、能などちっともわからないのに歌舞練場に何度か見に行きました。きっかけはよく思い出せないのだけど、能衣装に惹かれたように思い出します。能衣装や歌舞伎の衣装に魅力を感じていたのです。 千両、万両も昔のことを思い出します。正月に訪ねた家で初めて... 続きをみる

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  • 沈む気につんつん優し冬芽かな

    細枝の風の形の冬木かな 初詣開帳したる村社 初詣鈴の音澄むや村社 いにしえの奉納額や初詣 もう色褪せています。 いつもは閉まっています。正月だけ開けてるのかもしれません。初めて見ました。 買い物にスーパーに来たおりに、一服がてら、たまに立ち寄る神社です。 神主さんもいない小さな神社です。 この日、... 続きをみる

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  • あけましておめでとうございます

    うれしくてうさぎうきうき卯槌かな まだ年賀状を書いていなくて。😂 明日、初めてプリンター印刷に挑戦します。 今は、ユーチューブで親切に教えてもらえるので助かります。 うまく出来るかな? 季語、「卯槌」とは縁起物です。実物は見たことないのですけど。厄除けのお守りのようです。 初春のカムイユーカラ絵... 続きをみる

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  • 故郷の小包届く大晦日

    ふるさとの小包届く年の暮  すっかり色づいたカボスは果汁がたっぷり出ます。夏みかんくらいある大きさです。切り干し大根は姉の手作りです。下の方に瓶に詰めた梅干しもありました♬ 気にかかる大つごもりや母のこと 平和をと心の隅に大晦日  昔に作った土の人形たちです。 あどけなさを残した顔の仏さんです。 ... 続きをみる

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  • 亡き猫の夢見て覚むる年の暮

    行く年の振り向く猫と顔の合ひ 猫亡くし猫のこと知る年の暮 留守に猫ティッシュ散らかす小晦日 年歩む猫の爪とぎ傷の壁 猫のかぬノートパソコン年流る 寝ることが猫の仕事か年の暮 行く年や猫の牙城はダンボール ちょっと飲みちょっと夜更かし小晦日  今日は猫尽くしで詠んでみました。 今朝方、飼ってた猫が近... 続きをみる

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  • シャリシャリと銀河鉄道冬林檎

    想はせる赤い宇宙や冬林檎 冬りんご猫が匂ひを嗅ぎに来る これは違いますが、「賢治りんご」という名のりんごを見ました。岩手産のりんごでしょう。 銀河鉄道のシールを貼ったら楽しいと思う♪ だいぶ前に読んだ本が出て来ました。 懐かしき絵本の中へ冬りんご 昔の絵本の絵が好きです。現代でも新鮮です♪ あれこ... 続きをみる

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